小学校を表現するもっとも一般的な言い方は、

elementary school

です。

elementaryという形容詞には、「初等の・簡単な」という意味があります。

しかし、実際それ以外にもいろいろな言い方を耳にする機会があることでしょう。

例えば、

primary school

という言い方です。

primaryという形容詞にもやはり「初等の」というelementary同様の意味がありますから、結局これも小学校のことなのです。

ただ、こちらの言い方は主にイギリスで使われる英語です。

他にアメリカで使われる言い方は、

grade school

です。

gradeには別に「初等の」という意味はありません。これは「学年」を意味する名詞です。

これを応用して、「小学校一年生」と言いたい時、

first grader

という言い方ができるんですよ。

run がrunner に変化するように、er を加えて、「~な人」という意味の名詞を作ることができるわけです。
英語ニュースで、

king of tax evasion

という表現を見ました。

kingは「王様」、taxは「税金」、evasionは少し難しいかもしれませんが、「逃れること」です。

なので、訳すなら、「脱税王」という感じです。

誰のことかと言えば、鳩山首相のことでした。首相が「脱税王」の国というのは恥ずかしいものです・・・。

このevasion ですけど、動詞形はevade です。「~を逃れる」という意味です。

これは、有名な「インベーダーゲーム」でおなじみの、インベーダー=invader と関連させて覚えることができます。

invader は、invadeする人のことで、invadeの意味は「侵略する」です。インベーダーは宇宙からの侵略者ですしね。

invadeは語源的におおよそ、in中へ向かう意味を持ち、vade進むという意味を持っています。中へ進むから、侵略という意味になるわけです。

一方、evadeの方は、e がex (外へ)の意味を持っています。vadeは同じく進む感じです。今いる場所から外に進む人は、逃げているような感じがしますよね。それゆえ、「逃れる」という意味になったわけです。
今年慶応看護の入試問題に以下のような文法問題がありました:

I often (1. address 2. ask 3. speak 4. tell) myself that I should study more, but I never do.

これを選ぶ時、多くの人はおそらく、1のaddressはいまいち使い方がピンとこないと思います。
addressに、「話をする」という意味があることを知らない人も多いでしょう。
また、その意味を知っていたとしても、それをどう使うのが正しいのかまでは自信がない、という人も多いでしょう。

なのでとりあえず2・3・4をしっかり見極めることになります。これらは基本語ですから、使い方までしっかり知らないと、日常会話ですら困ることになります。

まず2のask ですが、ask (人)(to不定詞)=「(人)に(to不定詞)するよう頼む」という使い方はあります。
また、ask (人) (疑問詞)=「(人)に(疑問詞の内容)を尋ねる」という使い方もあります。
しかし、ask (人) (that節)というパターンはありません
なので、ダメ。

3のspeak ですが、speakは後ろにいきなり「(人)」を表す名詞を取ることはしません。その際は前置詞toを使って、speak to (人) とします。なので、これもダメ。

4のtell ですが、これの基本形はやはり、tell (人) (that節)=「(人)に(that節)の内容を言う」です。tellを使えば、この問題の意味は、

私はしばしば、もっと勉強するべきだと自分に言い聞かせるんだけど、でもまったくそうしない

となり、問題がありません。

結局、address の使い方が分からなくても、4のtellでしっくり来たから4でいいや、という気分で次の問題に行くのがよいでしょう。

いちおうaddress の使い方に少し触れるなら、これは「話しかける」という意味です。後ろにすぐ、「(人)」を表す名詞を書けます。

なのでおおよそ、

address (人) =speak to (人)

です。
しかしその後ろにさらに名詞やthat節を連ねることはできないので、この問題でも正解にはなりえません。
私はアメリカに住んだことはないので、なじみはありませんが、Comcastというインターネット等を扱う大企業が名前を変えるそうですね。

その名も、

Xfinity

だそうです。

この名前がなぜニュースを騒がせるかと言うと、

なんかポルノ(porn)のような響きがあるからです(笑)。

例えば、X-rated という言葉は「成人向け」を意味します。

TIMEによると、

the blogosphere had a field day with the name
(ブログの世界ではこの名前に関して大騒ぎした)

そうですよ(笑)。
英語で小学校・中学校教育を受けたことがない普通の日本人にとっては、初歩的なかけ算・わり算でも英語で表現するのは難しいものです。

13÷4=3・・・1
(13割る4は、3余り1)

を英語で表現する時、

13 divided by 4 equals 3 with a remainder of 1.

のように言うことになるんですが、この「remainder」は要注意です。

余り」を意味しているこの単語は、高校で習う動詞"remain"と関係しています。

remainが「残る」という意味ですから、remainderという名詞も、そのニュアンスを持っているわけです。それゆえ、「余り」という意味になるわけですね。

しかし最近、他のインターネット上の英語学習系サイトで、これを

...with a reminder of 1

と説明しているものがありました。このreminder は、動詞remind(思い出させる) と関係がある名詞で、「思い出させるもの」という意味です。

remainder と綴りが似ているので混同してしまうかもしれませんが、もともとの動詞remain, remind の意味の差を考えれば、区別はつけやすくなります。
私はいまだに台北に滞在しています。中国語もけっこう進歩してきました。

最近知り合いの依頼で、台湾人の高校生に英語を教え始めました。相手には日本語は通じないので、中国語で説明することになります。

ほんとに大丈夫なのか・・・?

と自分でも疑問に思いつつ、初回の面接で、

「だいたいの説明はできると思いますけど、完璧な中国語は話せないので、きれいな中国語に訳すことは僕にはできませんよ。それでもいいですか?」

と正直にあちらのお母様にお伝えしたところ、それでもよいとのこと。むむむ。断られると思ったのに(笑)。

とにかく文法を何とかしたい」ということなので、基礎的な文法演習を行っているのですが、やってみたら、意外と簡単に教えられてびっくりです。

文法用語はけっこう同じなんですよ。例えば、動詞・名詞・形容詞・副詞なんかも中国語で同じ言い方ですし、関係代名詞・to不定詞・分詞・動名詞もそのままでOKです!

台湾の英語教育事情に関しては詳しくないので、「5文型とか教えちゃっていいのかな・・・」と思いつつも、結局遠慮なくばっちり教えてしまっています。

教科書をのぞかせてもらった限り、SVOCといった記号は散見されたので、まあOKでしょう。

ちなみに、前置詞と接続詞はそのまま言っても通じませんでした。

中国語では前置詞は「介系詞」、接続詞は「連接詞」と言うそうです。
「連接詞」は分かりますけど、「介系詞」は日本人にとっては何の事だか分りませんね(笑)。

美容のために通う「エステ」ですが、これは英語では何と言えばいいのでしょうか?

エステが外来語だということは明らかですから、それを国語辞典で調べてみると、

エステティック

と書いてあります。

確かに、テレビのCMなどでも、「エステティック」という言葉は聞いたことがあります。

英語で書けば、esthetic または aesthetic です。この単語は確かに英語にあります。

じゃあ、「これを使えばいいか?」といえば、これだけではうまくいきません。

この単語、基本的に形容詞ですから、後ろにもう別の名詞を付けたいところです。

一つの言い方は、

esthetic clinic

という言い方です。日本語でもおなじみの「クリニック(clinic)」を後ろに付け加えるわけです。

もう1つの言い方としては、発想を変えて、「エステ」と同様の意味だけれども、違う外来語を思い出してみることです。

ビューティーサロン

です。この外来語は、意外にもそのまま英語にしても通じます。

beauty salon

です。





テレビゲームの名作の1つである、ファイナルファンタジー1の英語版をプレーする機会がありました。

日本語版の用語が、英語版でどのように変化しているのか、興味深かったので少し紹介します。

(やったことがない人にとっては意味不明でしょうけれども・・・)

まず、シリーズで重要な役割を果たす「クリスタル」が、orb になっていました。

むしろ、crystal と呼ばれているのは、「マトーヤの眼」でした。

また、土・火・水・風のカオスたちは、chaos ではなく、fiend (悪魔) という英語で呼ばれていました。

火のカオスであれば、the fiend of fire といった具合です。

最終ボスはchaos でしたけどね。
前回も書いた、9月から高校生になる台湾の学生と、英語で話す機会がしばしばあります

学校教材に限らず、幅広く英語に触れているようで、前一度、

Have you ever been to an orphanage?
(孤児院に行ったことある?)

と、質問されました。

私が、けっこう子供は好きだ、という趣旨の話をした後のことです。

日本の高校生の受験勉強を指導してきた経験から、日本の高校1年生がこんな単語を知っていることはまずありえないということが分かっているので、驚きました。

帰国子女でもなく、留学の経験があるわけでもなく、せいぜい子供のころ英会話学校に通い、そして今はふつうの塾に通っている、という程度なのに、これだけ英語に強い関心を持っているというのはビックリです。

このorphanage という単語は、orphan (孤児) が元になっています。
ふとした縁で、台湾人の16歳の女の子に英語を教えることになりました。
中学は卒業したものの、まだ高校の授業は始まっていません(台湾は二期制)。

何語で教えるの?

と疑問に思われるかもしれませんが、私の中国語はまだまだですし、彼女は日本語はできません。

なので当然、英語で英語を教えることになります。

教える、と言っても、気軽におしゃべりしながら、分からない語彙とか表現とかがあったら意味を教えてあげる、という程度なんですけどね。

16歳というと、恋愛などに好奇心旺盛な年頃ですから、恋愛関係の話も当然します。

そこで彼女が、片思いの経験に関して、

carry a torch for (人)

という表現を使いました。

私はそれを聞いて、

いったいどこでそんな表現習ったの?日本のふつうの高校生はそんなの知らないよ?

と驚いてたずねました。

すると、

科見(英会話学校の名前)の恋愛関係の話題の授業で習った

との返事が。なるほど、やりますねえ・・・。

carry a torch for (人)

というのは、

(人)に密かに思いを寄せる(片思いのことも多い)

という意味です。

とはいえ、Longman によればold-fashioned ということですけれども(笑)。