大学生になったばかりの頃、受験が終わったとはいえ勉強しようという向上欲はあったので、難しい英語にチャレンジしてみよう、と思いTIME誌を年間購読したことがあります。

そう、毎週自宅に配送されてくるやつです。

結果は、まあ当然のように(?)、自室の机の上に積もりまくりました(笑)。

政治とか経済とかそもそもそんなに関心がなかった上に、TIMEの英語は当時のレベルからすればかなりタフで、構造を読み解くのも大変な場合がしばしばある上に、知らない単語もどんどん出てきますから、こうなってしまったのも自然なことだと思います。

大学生向けに特別な割引(50%ぐらいOFFだったような気がします)があって、年間購読するとなんかお得な気分なんですよね。

でも、ただ受験勉強をしてきただけの大学生レベルの場合、たとえどんなに英語が得意であっても、TIMEはかなりタフです。年間購読する必要まではないと思います。

おそらくもっと無難な選択肢は、地元の図書館にTIME誌が置かれている場合には、図書館に行ってそこから自分が比較的興味がある記事を毎週2つくらい選んで、辞書を引きまくりながら読む練習をする、というくらいだと思います。

私の地元の港区の図書館の場合、TIMEが置いてあり、かつ、最新刊以外は家に借りて帰ることもできます。地域によって事情が違うと思いますが、図書館にあるようなら、いきなり年間購読とか思いきったことをしないで、まず図書館でちょっとずつ読んでみたらいいと思いますよ。
何気なくアメリカのyahooを開いてみると、トップニュースに写真付きで表示されているのが、なんとゴルフの石川遼選手でした。

私は特にゴルフに興味があるわけではないですが、驚いたので記事を読んでみました。58というスコアがとても記録的なのだそうですね。

英語で言ったのか、日本語で言ったものの翻訳なのかわかりませんが、以下のようなコメントが書かれていました:

It hasn't really sunk in yet, but I'm sure it will after a few days.
*It=こんなすごい記録をこんなにも早く成し遂げることができたこと

ここで注目するべきなのは、sink in という熟語ですね。

will の後ろにもsink in が省略されています。同じ表現の繰り返しになるから省略されてしまったのです。

sink は「沈む」、inが「中の方へ」という副詞ですから、およそ意味を推測可能かもしれませんが、これはつまり、

自分の中にきっちり入ってきて理解ができる、実感が湧く

ということを言っています。

まだ実感が湧かないですけど、数日すればきっと湧くと思います

という趣旨ですね。
イギリスの首相ゴードン・ブラウン(Gordon Brown)の失言に関するニュースを読みました。

マイクがオンになっていることに気が付かず、労働党を支援してくれるはずの有権者との会話の後、おそらく腹が立ったのでしょう、移民問題に関して彼女の態度が「偏屈だ」と言ってしまったということです。

その意味に対応する、問題の英単語は実際何だったのでしょうか?

それは、

bigoted

という形容詞です。

偏見に満ちており、自分の意見が優位であると考え、たとえ間違いを指摘されても考えを変えることはない、そんな態度のことを指します。

移民問題が絡むsensitiveな議論だけに、捨て台詞で選挙前にそのような発言をしてしまったのは、痛いですね。
台湾にも、日本のNHKのラジオ英語講座に相当するようなものがあり、代表的なものが「空中英語教室」というものです(中国語名です)。

URLはこちら:http://www.studioclassroom.com.tw/index.php

英語名はStudio Classroom と言います。

本来は月刊誌を買い、それをテキストとして利用した上で日々(日曜以外)更新される30分ほどの放送を聞く、という形になりますが、インターネット上の放送音声は無料で、日本からでも聞けます。

初級・中級だと説明に時々中国語が登場しますが、上級だとそれはありません。英語だけです(放送の最初に少しだけ中国語でコマーシャルが入る場合がありますが)。

上級の音声を聞くためのページはこれです:
http://www.studioclassroom.com.tw/ad/ad_radio.php

上級だとレベルは英検準1~1級くらいだと感じます。時々けっこう難しい単語も出てきます。ネイティブが3・4人くらいでおしゃべりしながらいろいろ説明をしていきます。

テキストが無くてもだいたい問題ない、というレベルであれば、英語力の向上の為に便利に使えるサービスの1つだと思いますよ!

ラジオと違い、インターネット上に音声ファイルが置いてあるので、自由に好きな時間にアクセスして聞けるのも魅力だと思います。
今回のアイスランドでの火山の噴火の影響で、イギリスの寿司屋でネタを仕入れることができなくなっている、という記事がTIME誌にありました。

"He's already run out of sea urchin, monkfish liver and scallops" ということです。もうすでにネタが切れてしまっているんですね。

寿司ネタはなかなか英語で呼び慣れないものですが、実際英語圏にも寿司屋はたくさんありますから、当然英語名もあるわけですよね。

ここに出てきたのは、

sea urchin=「ウニ」

monkfish liver=「アンキモ」

scallop=「ホタテガイ」

です。

日本に来た外国人を英語で案内する必要があった際には、こういった単語も役に立つかもしれませんね。
誰もが知る、中国の「万里の長城」は、英語では

Great Wall of China

と呼ばれています。

しかし、英語記事を読んでいると、

Great Firewall

という、Great Wall をもじったようなものも中国に存在していることが分かります。

firewall は、パソコンを使っている人なら分かるかと思いますが、ウィルスなど有害なものをブロックしパソコンを守る壁、です。

中国では、インターネット使用時、政府が有害と定める情報にアクセスできないよう、アクセスが制限されていますけれども、その制限をかけて来る壁が、この

Great Firewall

なんですね。

万里の長城」を連想させるこの言い方、面白いですね。
ピーナッツアレルギーと言うのは、どうも100人に1人くらいはいるみたいですね。TIMEにそのようなことが書いてありました。

実は私自身もピーナッツアレルギーで、1粒でも間違って食べてしまうと相当のダメージを負います。

それに関して、以下のような英文がありました:

For little understood reasons, it's on the rise.
直訳:ほとんど理解されていない理由で、それは上昇中だ

この前半の部分の言い方はなかなか興味深いと思いました。これはつまり、「なぜなのかはほとんどわかっていないが」ということを言いたいのです。

ピーナッツアレルギーの人は増えているけれども、その理由はよく分からないわけですね。そういう話です。

それを英語では、「ほとんど理解されていない理由で」=「For little understood reasons」と書けてしまうのわけです。

理由が分からない、ということを言いたい場合、ふつうwe don't know the reasons とかwe don't know why くらいの言い方しか、思いつかないですからね。

littleが「ほとんど~ない」という副詞で、understoodを形容しています。understoodは、understandの過去分詞形で、受身の意味になっています。
TIMEの記事に、Top 10 Most Dangerous Foods というものがありました。危険な食べ物トップ10ですね。

1位に輝いていたのは、なんとHot Dog でした。

私は知りませんでしたが、子供が食べた場合、けっこうのどに詰まってしまう場合があるそうです。

food-related asphyxiations
(食べ物関連の窒息)

のうちの17%がホットドッグなのだとか。asphyxiation はかなりごつい単語ですね、「窒息」を意味します。

類義語にはsuffocation やchoke などがあり、これらの方が見たことがある人は多いでしょうね。

そして2位は、我らが日本の食材、ふぐでした。

Fugu

と、英語でもそのまま表現することができます。

でも知らない人もいるので、かっこして、blowfish と書いてありましたが。
スーパー等で買い物をすると日本では通常店員さんが商品をビニール袋に入れてくれます。

日本語では「ビニール袋」という言い方をしますが、それを英語で表現しようとした時、

vinyl bag
*vinylの発音は要注意です。カタカナで示すなら「ヴァイナル」に近い発音で、「ビニール」ではありません。

と言いたくなりませんか?

しかし英語では、ビニール袋ではなくて、「プラスチック袋」という発想をしています。

なので、

plastic bag

という表現を使いますよ!
マクドナルドのメニューについてのTIMEの英文記事を読んでいて、その中の肉の量が多い一つのハンバーガーに関して、以下のような表現が使われていました:

"...just as tasty as the triple-the-price burgers at T.G.I. Friday's"
(TGIフライデーズで売っている3倍の価格のバーガーと同じくらいおいしい)

ここで注目すべきは、

the triple-the-price burgers

という部分の書き方です。

ここにthe が2回登場しています!珍しいことですよね~。

最初のthe は、burgers にくっついている冠詞です。

2つ目のtheはprice にくっついているものなわけですが、

triple the price (3倍の値段)

という表現が、後ろのburgersという名詞を説明する形容詞の役割を果たしていますよね。

複数の語が1つになって形容詞的に働いている場合、「-(ハイフン」で連結しますから、

triple-the-price

という形になったわけです。

これは、中にtheを含んでいるとはいえ、全体で1つの形容詞になったわけで、決して冠詞扱いはされません

なので、後ろのburgersにはまだ冠詞がついてないことになります。

なので、この例文のようにさらにthe を付けることができるわけですね!