さてと、前回の続きです
前回はこちら
具体的な試合でどうかというのを考えたのはこちら
こちらの方のブログで質問をしたことがこの記事を書こうと思った発端です
このコメントが私です
さて、テクニック面ではどうかは前回考えてみました
今回は、アピール力というところを考えてみましょう
これはたぶんほぼ全員がでアピール力はヨーロッパ勢には今のところ敵わないと思うのではないでしょうか、、、
文化の違いや国民性もあります
でも、よーく見てるとヨーロッパ勢の全員が陽気なイタリアンみたいにアピール上手ってわけではないです
やっぱり性格はそれぞれ違います
そして、アピールの話になると必ず出てくるのが評価方式の違い
これは昔、友人と話したことがあります
評価方式が集団じゃなくて個人になったらフィギアとかみたいに日本人選手ももっと勝てるようになる、と
当時の結論は評価方式が変わればもう少し戦えるようになるでした
さて、元化学屋さん(現在専業主婦)としましてはまず、そうだ、と思い込んでいるものを疑ってみようと思います
バレエのローザンヌコンクールでは集団でレッスンを受けているところも審査対象になる(予選みたいなもの?)と聞きました
これを、日本人ダンサーは突破してるわけですね
、、、とすると最初に考えていたことは崩れるわけです
バレエのみ例外、と考えることもできますが他の可能性も考えてみましょう
集団、個別、意外に勝てる競技に共通点はあるでしょうか
と考えていくうちに、一つの仮説にたどり着きました
勝てる競技の共通点は、"何をするか決められているもの"ではないのか、と
フィギアスケートも、バレエも、ブレイキンも舞台の上で、何を踊るのか、どうパフォーマンスするのかが決められています
一方競技ダンスはその場に合わせて変えないといけないという大きな違いがあります
この違いは、ダンスの性質の違いを大きく表しているんじゃないかな
社交ダンスの本質(と私が思っているもの)はやっぱりリード&フォロー
男性のリードで女性と共に音楽を表現するものだと思うんです
そのことを踏まえると集団でのパフォーマンスってのは理にかなっていると思うんです
イレギュラーなことさえ、評価対象
イレギュラーを乗り切れるかどうかも大切な技術だし、集団で踊る以上、みてもらうためのパフォーマンスも必要な技術
バレエやフラメンコ、アルゼンチンタンゴや他のダンスだって表情、アピールまで含めての技術で評価されます
バレエとかは大きなコンクールの前だとこういう細かいことまで直されて作り上げていくと聞いたことがあります
競技ダンスにおいてもこういうことを指導してテクニックと同じようにきっちり作り上げていく必要があるんではないかなというのが個人の意見です
まさか、日本が勝てないので個人でのパフォーマンスにしてくださいなんて言えないし、、、
それに、そうしても日本のパフォーマンスが良くなるとは思えない
さて、いろいろ書きましたが、まとめると
アピール力も日本は今のところヨーロッパ勢の背中を追う状態である
この記事①、②から
"技術的に日本選手の評価は不当ではない"
とわたしは結論づけます
さて、ここで終わるとケチをつけているだけな感じにもなりそうなので、
じゃあわたしならどうする、というのを次回考えてみようかと思います
スタンプで誤魔化しても堅苦しい話にお付き合いくださりありがとうございます
まだ書けてない具体的にどんな風に見えるのか ラテン、WDSF グランドスラムver.もちょいちょい書いていきます