立夏(りっか)・鼃始鳴-かわずはじめてなく-☆ | 桃李、門満

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今日は、二十四節気の【立夏】であり、七十二候の第19候【鼃始鳴(かわずはじめてなく)】です。


夏の季語でもある 「立夏」 。


ゴールデンウィークが終わり、突き抜けるような空と爽やかな風に、夏の到来を感じる季節です。


この頃から、夏支度を始める人も多かったようです。


現代の衣替えとずれるのは、旧暦のせいでしょうか。


また、七十二候では、カエルが鳴き始める時季をいいます。


この鳴き声は、カエルが冬眠から覚めて鳴き始めるというより、


春になって、雄のカエルが雌のカエルを呼んで、やかましく鳴くことをいいます。


この時季のカエルは、昼夜の別なく鳴き続けます。


よほどやかましいと思われていたのですね。


日本人は、カエルの鳴声を聴くのを好みます。


江戸時代にはカエルの中でもとくに声がよいカジカガエルを飼育して、その鳴声を楽しみました。

日本人のカエル好きは、稲作栽培とつながりがあり、カエルは降雨を予報する生物ということが大きかったようです。


カエルは害虫を食べるので、水田の保持にも役だちました。


そのため、カエルは田の神の使いと考えられ、信仰の対象になっている地域もあるのです。



カエルの鳴き声を聞きながら、そろそろ衣替えをしましょうか。


冬ものを、一気にお洗濯する日々でございます。


*牡丹華-ぼたんはなさく-☆

*霜止出苗-しもやんでなえいずる-☆

*穀雨・葭始生-あしはじめてしょうず-☆

*虹始見-にじはじめてあらわる-☆
*鴻雁北-こうがんかえる-☆