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終了報告 大田区Yさん

3/15 ヨコハマ快晴.気持ちの良い爽快なる日です.

写真は以前に製作したCCR-312のブラックパーシモン・トップ+バスウッド・バックのYさん所有品.
今回は例のリヤー専用ハンバッカーをマウント依頼で取り付けました.リヤー専用のハムですからタイトな音色ですが、倍音をしっかり拾ってますので硬いだけのサウンドではなく線が細くならず表情が付け易いんですね.Yさん、作業完了したしておりますので受け取りご希望日をご連絡下さいませ.

これは通常のハムの構造ではストラトなどのボビン(コイルを巻き付けてある部分)よりも薄い構造なのでWボビンであっても音自体の厚みは薄いんです.ですからハンバッカーをコイルタップで鳴らした場合、線の細~いサウンドにしかならないのでワタクシなんかはコイルタップ化は避けるんです.だってせっかく鳴る楽器にしたのにコイルタップで鳴らされた日にゃ~ガ~ッカリしますからね.その線の細い音に.当然アンサンブルでも埋もれてしまいますから依頼を受けてもお断りしてます.

ハンバッカーはあくまで二つのコイルでひとつの音を作り上げているノイズキャンセル構造のピックアップですから、片方だけ鳴らした場合、人間で言うなら片足だけで立ってる様な頼りない状態なんです.どうかその点をお忘れなく.意味も無くお断りしている訳じゃあないのですよ.

で、ストラトなどのシングルコイル・タイプの様に縦長にコイルを巻ける事が出来る新型の縦長ボビンでハンバッカーを構成する事で音痩せしがちな従来のリヤーポジション特有の欠点をカバーしたのが今回のRHRと名付けたリヤー専用ハムなのです.その構造から音に厚み/深みがありますから音痩せ感はありません.今回はミディアムスケールのCCR-312へのマウントですが、その特性は充分に発揮されています.

t.m.p 製である以上、弾く気にさせるサウンドである事が前提条件ですからね.リヤーがハンバッカー仕様である楽器を所有の方、それとストラトのSSH仕様には最適のリヤーPUですからね.お薦めします.

2枚目の写真は別にどうと言った意味合いは無いのですが、ヴァイオリンだけでなくCCR-312のアーチドモデルではこうした特殊な小ガンナでアーチ形状の削り出しを行ないますので、丁度手入れをし終わった時点で写真に撮っておいたものです.なんだか小さくて可愛いでしょ? (^O^)

ちなみに、ホンジュラスマホのCCR-312アーチドは売約済みとなりました.ありがとうございます.

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経過報告

3/14 ヨコハマ晴れ.今日はいつもよりは暖かい.外での作業には助かります.

まず、東池袋のNさん、いつでもTELESAの引き渡しは可能ですのでご希望日時をご連絡下さいませ.

@いきなりですが、例の完成させたリヤー専用ハムのサウンド評価メチャクチャいいですよ。
こんなハンバッカーサウンドは初めてですが実にいいですね~との反応です。嬉しく思います。

写真は大田区のYさんのt.m.p製チューンドPB をトリプルJに作り替えている途中でのショットです.
PUやコントロール・キャビティなど各加工を済ませてシールド処理まで終了しています.
後は専用のピックガードを作製してセットアップへの準備が整う事となります.お楽しみに.

CCR-312アーチトップの方は本日下地処理最後の刷毛塗りを終了しています.
この塗膜が乾いたらサンディングし、磨きを終えたらカラーリングの下準備が整った事になります.
オーダーを検討中の方はこの段階で正式にオーダーを通達して頂き、その後オーダー主のカラーリングのご要望に応じた内容で塗装工程を進めて行く流れとなります.

このまま正式なオーダーが無き場合は当初の予定であったフェイデッド・ワインレッドのカラーリングで進めて行く事にします.ご検討中の方はなるべく早めのご連絡をお願い致しますね.

@3/15 このモデルはNさんに売約となりました.

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終了報告 その他

3/13 ヨコハマ晴れ、でも寒い.

お待たせを致しました.東池袋のNさんオーダーのTELESAは本日微調整を残すのみのほぼ完成状態となりました.明日になったらピカピカに磨いてオシマイ.
笑っちゃうくらいに狙い通りの想定ドンズバ・サウンドで実によく歌うギターに仕上がっています.(^O^) あらたに作り上げたりヤー専用ハムも実にいい仕上がりとなっています.
本当に長らくお待ち下さった事に感謝します.m(u_u)m

2枚目の写真は昨日お話ししたペグロケーション変更が決定した半完成済みのヴァイオリン達.
ここに映っている以外にも在ります.ぜ~んぶペグ穴変更再仕上げ.考えるだけでウンザリしちゃいます.

最後の古そーなヴァイオリンは1800年後期イタリアで製作された個体で、これも2カ所はペグロケーション変更予定.勿論 t.m.p 仕様に変更しますので、いずれ一旦バラバラにして削り修正やCF設定のラウンド貼り指板仕様に作り替えて現役でバリバリに歌いまくるヴァイオリンにします.
作り替えも言葉にすると簡単に聞こえますが、実際には燻煙を含むトータルで20万を軽く越える工賃総額になる作業を行うのです.
この様なt.m.p のリクリエイト・ヴァイオリンは元のベースとなった楽器本体の仕入れ価格に個別に掛かったトータル作業工賃と駒やフィッティング・パーツ一式の代金合計に販売利益が加算されて販売価格が決まります.50万程度の楽器でも1千万クラスに対抗出来るサウンドクオリティを備えさせます.
絶対にそれを成し遂げるつもりです.

だからペグロケーションの設定は欠かせない作業エレメントですので面倒でもやらなくちゃいけません.ギターも同じくですが、鳴り設定自体が出来ていない楽器は永久に鳴りませんからね.世の中にはそうした楽器で溢れかえっています.

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ギターと同じ問題

3/12 ヨコハマ晴れましたが寒かったです.

今日は塗装や研磨などの屋外作業がキツかったですねえ.身体がすっかり冷えてしまって.

昨日はあの大震災から1年が経った日でした.TVではあの凄まじい津波の映像が再び流されていました.あの映像は何度見ても辛いですね.丁度頸椎と腰椎の手術後の事で被災地復旧の手伝いに駆けつけられなかったのですが、息子がボランティアとして現地で頑張って来てくれたので少し気持ちが楽になったのを覚えています.

今日はスロープヘッド化作業を2本同時に進めていました.共にヘッド裏にイタヤ材を接いでいるショットです.所有するクランプの殆どを使っての接ぎ作業です.

NさんのTELESAもピックアップ・マウントまでが終了し、後はナット整形と弦を張っての調整作業のみです. まあ、結構この先も神経を遣いますので気は抜けませんけどね.

今日は身体を冷やした事もあるのでしょうけど、とても疲れました.と言うのも、休日やその日の作業を終えた後にヴァイオリン設定の最後の詰めで、ペグロケーション設定の追い込みを続けていたのですが、やはりギターと同じで追い込み尽くすまでが難しいんですね.

一旦これがベスト設定だと結論が出てしまえば、後はその設定通りに製作したり、リクリエイト作業であれば作り替えればいいのですが、数百年間数多くの製作家から研究され尽くしている筈のヴァイオリンなのにワタクシの所有する1800年後期から1900年初期、そして現代のヴァイオリン含め総数10数本全てがペグロケーションが異なるのです.
その大抵がストラディバリとグアルネリのコピーモデルなので本来であるのなら全て設定は同じか、かなり近いものの筈なのですが、ネック仕込み設定もペグロケーションも、ぜんぜんそうではないのですよ.

各弦には定められた音程にチューニングされる訳ですからその音程に於けるベストなロケーションが必ず存在する訳ですが、それが実際にはパッと見は同じには見えても違うんですね~バラバラです.

まあ、コピー元の楽器だって年代で設定が異なっていたり後世になって変更されていたりといろいろ有るのも事実ですが、設計を突き詰めたら差異は少なく、かなり近い設定になる筈なんですが、あまりに異なっているんですね.
それでこうなったら自分で見出すしか無いので時間がある時に奏者にとってポピュラーなヴァイオリン弦を張って実際にチェックを重ねて来たのです.そうしましたら多くのヴァイオリンが音程に対する実音のコア位置(定位)がズレちゃってるんですね.
これは例えばG線ならGの響きの中心位置にミッド核が定位してなくちゃいけないのに、それがローにズレているための音がボケていたり、反対にハイにズレている為に音が硬くてピーキーで耳障りになったりしているんです.
要するにコアがズレた設定では音像が甘くなったりローカットされたサウンドになってしまっている為に、各弦の倍音特性がそれぞれの音程を中心核としたバランスした倍音構成になっていないのです.
そうした場合、音楽的に深く表現力に富む響きには決してならないんです.

個体毎に音程に対するコア位置がバラバラで各弦それぞれにズレを生じているものですから参考にならない。結果的に自らジャストな設定を見い出せた事は良かったのですが、所有するヴァイオリンの殆どが元のペグ穴を埋木してから再度ロケーション変更した位置に加工し直しを行なわなくてはいけない事が判明したのです.

うわ~っ・・これじゃあギターと同じじゃない・・と、ド~ッと疲れてしまったのです.
エレキギターは誕生から歴史も浅いので完成度が未熟なものが多いのは分かり切っていますが、まさか
ヴァイオリンよ、お前もか!って感じです.
実際誰がどう作っても音は出ます。しかし最良の響きはほんの限られた設定でしか得られないのが現実です。それ以外は意味が無いんですね。

ヘッド部のニスを剥がしてから元穴を埋木して再度新たにペグ穴の開け直し、そしてもう一度ニス塗りを10数本も行なわなくてはいけないので、さすがのワタクシも「ヘビーな話だな~」と.

こんなにも古典楽器のヴァイオリンに張力設定差があるとはね~ 正直 驚きであります.( ̄0 ̄;ノ

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経過報告 NさんのTELESA

3/10 ヨコハマ寒い一日でした.

今日は朝から夜まで来客が続いた為に作業時間は1時間程しか有りませんでしたので写真のTELESAのセットアップも途中までが精一杯でした.ブリッジプレートと偏芯サドル作製とブリッジのボディマウントまでが限界でした.Nさんごめんなさいね.来週頑張りますのでお許しを.

確定申告の帳簿処理の結果、会計事務所の指摘で2本の楽器の作業代金が未入金のままと分かり.本日も何度確かめてもその様子なんです.困惑してしまいます.心苦しいのですがご本人に確認させて頂くしか無いです.
完成度の高い作業を行うだけで実質精一杯なので会計処理までを確実に行なうゆとりがワタシには欠けている様です.しっかりやらないと皆さんにまでご迷惑をお掛けするので反省しなくちゃいけませんね.

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まとめ報告

3/9 ヨコハマ小雨日.寒いですねえ.

写真はスロープヘッド化依頼で作業がスタートしたHさんとAさんのネックです.
本日は元穴に埋木処理を施すところまで進んでおります.

なんだかここ数日は雨降りが続くそうなので晴れましたら塗装工程に進められる様に生地加工を進める予定です.

その他ではNさんのTELESA用のブリッジ切断作業が本日終了しています.しかし明日は来客が3名程いらっしゃいますので作業はほぼ出来ない可能性が高い為に残りの作業は来週からとなる見込みです.もう暫くお待ち下さいませ.

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オーロラ見た事あります?

3/8 先日ワタクシの息子がカナダにオーロラ見に行ってくるわ、と言って出かけました。
確定申告の為の棚卸しを手伝って貰おうと思っていたら、丁度その次期にオーロラ見学に旅立ってしまったのであります。親不孝モンめ。
で、無事に帰国。「カナダ最高だったわ」と言ってお土産はこのオーロラの写真一枚。(息子の撮影)
実に幻想的な風景であります。 他にはお土産は無い様子。トナカイの角とか持って来んか~い v(^-^)v

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終了報告 その他

3/8 ヨコハマ肌寒い曇り空.

このまま春になってくれるのかと思いきや、今日は結構肌寒いです.

品川のIさんご依頼のD-28のチューンナップは本日無事に終了致しております.長らくお待たせをしてしまって申し訳ないです.弾き辛さを全く感じさせない楽器に仕上っています.
光触媒燻煙処理、ペグ変更、ブリッジ台座段差加工及びボールエンド位置修正+グランドアース落とし、そしてピックアップマウント作業が主な内容です.
グランドアース処理を行なっておりますのでノイズもギラギラ感も無く、ナチュラルなサウンドそのものに仕上がっております.
更には、マーティンらしさを失う事無く、ローアクションでありながらサスティーンも音の腰もしっかりバランスしていながらエレキギターに準ずるベンディングが可能です.
トータルでt.m.p 設定でならではの弾き心地とサウンドを備えています.

その他今日は少々湿度が高めでしたが塗装には問題が無い状態でしたので恵比寿のHさんの55B-4とCCR-312アーチドモデルの塗装処理を進めました.

やっと昨日確定申告の資料を会計事務所に提出する事が出来ました.実質ワタクシは大した作業はしてないのですが、事務処理自体が恐ろしく苦手なワタクシにとりましては「よーく頑張った!」と自分を褒めてあげたいです.がはは(^ε^)♪

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予定変更

3/6 ヨコハマ久々の晴れ.しかも暖かい.もう冬はいいよね.

今日はチューンナップ関係を進める予定でしたが、晴れてくれましたのでここは塗装を進めるしかないっしょ、と言うワケで予定を変更して塗装関係の作業を進めました.

生地仕上げが済んだCCR-312HMアーチトップモデルを下地処理の初期段階の作業を進めました.
このモデルは人気モンの様子で問い合わせが相次いでいます.購入検討中の方も数名.

それはいいんですが、今年もとうとう確定申告の時期が来てしまいました.今週はその処理で時間を割かれそうです.
実はワタクシ何が苦手って、この世で事務処理程苦手なものは無いかもしれない人なんです.
お金全般の事も苦手ですね.まるで海が荒れてるのに船酔いする人が船旅に出航するみたいな感じ.
考えるだけで具合が悪くなっちゃいます.
ですから事務処理をサクサクこなせる人には感心しちゃいますね。スバラシイ。

こういった時期だけ弟子がいるといいのにな~と思ったりします.
「なっ、これも修行だ.申告しっかりやっておくんだぞ」とか言ってワタシは旅に出てしまう.(^ε^)

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個別報告 品川のIさん

3/5 ヨコハマは冷たい雨が降り続いています.さっむい.

写真はIさんのマーティンD-28です.既に燻煙処理を終え、現在はブリッジ台座の段差加工を終了してボールエンド位置修正の為に裏面に接ぎ木をしている段階でのショット.
Iさん長らくお待たせ致して申し訳ない.ペグも既に交換済みですから今週中には全ての作業を完了させる予定です.もう暫くお待ち下さいませ.

皆さんにお願いがひとつ.現在スロープヘッド化の作業依頼だけでも5本楽器が届いておりまして、またしても楽器が工房内に溢れかえってしまっています.そこで作業依頼ご希望の方は一旦、そのまま送らずに置いてい頂けますでしょうか?現在の作業が終了次第に告知をさせて頂きますので、それまでお待ち下さいませ.宜しくお願い致します.

CCR-312アーチトップモデルは先日荒削りまで進み、今日の予定作業が終了した時点から作業を再開して裏面の加工やトップアーチ削りの中仕上げまで進めました.こうしてハンドシェイプで作製する事の手間暇を皆さんにもお分かり頂ければ幸いですね.
仮にギブソン・レスポールをこうして職人が1本1本ハンドシェイプ加工していたらレスポールはこれまでの数倍の価格で販売するモデルになっていたでしょうね.最初から機械加工での量産品であるからこそ、皆さんが手が届く価格設定が可能だったという訳です.
でもそうしてみますと、同じ加工方法で製作されているCS製のレスポールが中には80万だ90万の値段が付いているのはちょっとどーかと思ったりもしますねえ.

このCCR-312もいつも通りオーバーエッジ構造で作成中ですが、トップがメイプル仕様ではありませんので、いつもより両サイドのオーバーエッジを大きめに設定しています.
ラミネート仕様じゃないのにオーバーエッジ構造の効果は出るんでしょうか?って質問が来そうなので先に答えておきますと、特にソリッド構造の楽器では高域はボディの表面を伝わって外周エッジ部分に伝搬していきます.ボディの中央部分で響くのがミッドレンジ、そしてボディ内部に向かって響くのがローレンジです.

ですからオーバーエッジ構造にしてトップ部分の外周エッジを突き出して下の材部分から解放してあげて細かなハイレンジのサスティーンを得ているのです.見た目がカッコいいとかオシャレですね、ってよく言われるんですが、あくまでサウンド特性の為にやっている事ですからね.
エレキギターをこの構造で製作しているのは以前からワタクシだけの様子ですが、量産品でこの設定で製作するのはコストが嵩む為に難しいでしょうね.

でももうバコバコ量産品みたいに楽器を生産する時代じゃあないでしょう.原点に還ればいいんじゃないでしょうかね?  量産品は中国やインド、そしてアフリカの方々にお任せして.(^ ^)

いい楽器は量産出来ない.作れる人も少ない.だから価値があるんだって.それが楽器でしょ?

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