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経過報告 その他

4/9 ヨコハマ快晴

やっとキレイに晴れてくれました.気温も上がってやっと春らしさを感じますね.

写真は大阪のKさんに売約が決まったRetroCity-M/WHで本日生地加工全てを終了し下地処理まで進めております.下地をヴァイオリンと同じ様にタンポ刷りと刷毛塗りで処理してあります.他のカスタム製作品達も同じ手法で下地のベースイエローに染まっています.

CCR-312はシースルーレッド、RetroCityはフェイデッド・ワインレッド、55B-5はダークブリティッシュ・グリーンがオーダーカラーですので特にそれぞれベースイエローが重要なんです.上に乗るカラーを内側から発色させる役目をしてくれますのでメーカー品のカラーリングの様に単に着色ではなく、油絵の様に下地色に重ねてカラーリングを施して行くのです.

この3本のこの後の段取りは、この下地を一旦上面を研磨して木の繊維に染込んだ部分だけを残してあらためて下地のウッドシーラーを吹き直して木の表面に均一な下地層を形成させます.その上で次に今度は吹き付けであらためてベースメントイエローに着色します.

通常のE・ギター製造工程の倍以上の手間暇が掛かりますが、こうすることでカラーリングの下地となる均一なイエローベースが出来上がるのです.
そこまで進んだら初めてオーダーのカラーリングへと着色が始められる準備が整った事になるのです.

ちなみに、現在製作中のカスタム品が5本、チューンナップ系の作業依頼が5本あります.
これらは梅雨に入る前にどこまで進行出来るかが非常に重要です.ですからもう恒例の事では有りますが、毎年4月~5月中は皆さんにtmpへのご訪問を控えて頂いております.集中したいのです.

ご協力宜しくお願い致します.m(u_u)/

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次にこんなん作りますけど 何か?

4/7 ヨコハマ晴れてはいるのですが風は冷たいし突然パラパラ雨も降ったりして.中途半端なや~つ.

写真は梅雨入り前に塗装下地まで進めておきたいが為に最優先で加工を進めているRetro Cityです.
ホンマホ材なんですがこの個体は西アフリカ産のマホに近い感じです.かなりコシが強いんです.

響き方に腰があるのは大歓迎なのですが、今回イメージしているサウンドにはマホの泥臭いブルージーな響きが強過ぎると、ちょっと違うんですね、イメージと.僅かでも音の輪郭に色艶が欲しいのです.

そうした場合、トップに薄めのメイプル貼ればいいのですが、その設定で得られるニュアンスとはちょっと違うんです.そこでワタクシの裏技のひとつなんですが、ネックの仕込みボトムにメイプルを数ミリ厚貼ってあげるんです.当然このモデルの設計上の仕込みディープをその分深く加工しておいて、そこにイタヤ材をニカワ接着してあげるわけです.2枚目の写真がソレ.
こうすると丁度、絵画で見られるモノの輪郭線を描いているのと同じ効果がサウンド面で得られるのです.輪郭線を太く描きたければ、より厚でのメイプルを貼るわけです.こうして最終的なイメージと実際の鳴り/響き方をコントロールして作り上げて行くのです.

ですから楽器は設計で基本的な鳴り方は決まりますし、更にこうした細部設定でキャラクターまで決め込んで製作する事も可能になります.作る前から最終的な出音は分かっているのです.こうした部分がtmpらしさなのだと思いますし、それが他所では真似の出来ない部分でしょうね.

この手法では、ご存知の通り、tmp楽器はデタッチャブル方式ですからネックボトムとボディの仕込みボトムの平面の密着設定がサウンドに大きく影響します.これがセットネック方式の場合ではネックの端末断面とボディの断面が接着されている為に平面での密着部分は少なく、あくまでボディの断面部から響きを伝達する要素が強い為に音はあまり広がらず指向性の強い鳴り方になるわけです.

それがデタッチャブルでは平面密着構成の為にサウンドに広がりが出せる為にコードワーク/カッティングでもある意味音楽的な味付けの振り幅が出せるメリットが出せます.
ワタクシはセットネックが嫌いと言う訳では無いのですよ.ただ基本的にアコースティックの楽器が皆そうであるようにセットネックは容積の在るボディの断面を響かせる構造なので採用しないだけです.また音が残留し易い為に音がループし易くなって音切れが良く無いのも採用しない理由ですね.

皆さんはたぶん漠然とセットネックだ、ボルトオンだと方式の違いだけをご存知なんだろうと思いますがセットネックの方が楽器のグレードとして上であるかのような認識だけは完全に誤りですからね.
それだけはハッキリ申し上げておきます.
もし技術屋さんでそんな事を言ってる方がいらしたら、その方はかなりの勉強不足と言わざるを得ませんね.様々な検証や様々な楽器を製作した経験値の浅い方ほどそうした過去から伝説めいたいわれを信じていたり、反対にやってはいけない設定を平気で取り入れていたりするものです.

こんな話はこれくらいにして、
さて、このRetro City はどなたからの受注が決まらない限りはツインハム設定で仕上げる予定です.
フロントハムはtmpのカバードのパフ系ハム、リヤーはリヤー専用ハムのRHRをマウントするつもりです.ボディカラーはニスイエローとワインレッドの中間的なフェイデッド・ワインレッドにしたいなと考えております.ピックガードは黒茶べっこうかな.
別案ではシャンパンゴールドのカラーリングにホワイトパールのピックガードもかっこいいですけどねえ.どーしよっかなあ.
来週から下地処理を始めますが週一杯の間であればP-90W仕様でもカラーリング・オーダーも受付可です.ご要望の方はお早めにご連絡下さいね.その折にサウンドの要望をお伝え頂ければご相談に乗ります.
基本的にこの楽器のベーシックな傾向として、ギブソンのSGのサウンドをず太くしてレスポールの音圧にかなり近い音の厚みと色艶を加えたサウンドをイメージしてください.
その上にカッティングでもコードの分離感もサスティーンもセットネックの楽器を上回っていますので音楽的な懐の深さは魅力的なものとなるでしょう.販売価格は本体のみ/税別¥393.000です.
*P-90Wの仕様では価格が¥3.000 安くなります.

@4/8 この個体はご売約となりました。これでRetoroCityの残り製作可能本数は5本となりました。

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変な天気と悪い病気

4/6 ヨコハマ晴れたり曇ったり いきなり雨が降って来たり・・へ~んな天気.

写真は晴れた合間に行なった塗装作業.スロープヘッド化のギターネック2本もまだ塗膜が足りなかったので追加で吹き付けしています.

カスタム製作中のCCR-312 2本に加え 55B-5 も本日から下地処理を進めています.
これが来月に入ったら湿度が上がって来るでしょうから55B-5も今月中になるべく中塗り工程までは終わらせたいです.毎日湿度計と睨めっこしながらの作業となるでしょうね.

それからワタクシ、また悪い病気が再発して来た様子.
たまたま某ギタリストの彼女さんがヴィオラの奏者さんだと判明し、前から気になっていた存在のヴィオラのことが気になり出して・・もう止らない.で、例によって研究の為に早速海外の業者さんにヴィオラ2本発注してしまった.金も無いのにねえ (ノ_-。) はあ~、イカンいかん また病気の再発だわ.

ヴィオラはヴァイオリンとチェロの中間に位置する楽器でチェロと同じチューニングでオクターブ上のレンジを備えた魅力的な楽器.既にチェロはこれまでに4本入手してバラして研究済みでしたが、ヴィオラはやって無かったんですね.
で、その存在が気になったままながらも今日まで発病は押えられていたのですが、近くにヴィオラ奏者の存在が在る事を知ってしまったので、う~ん・・ヴィオラをもっと知りたい!って・・
結果 見事に発病.( ̄ー ̄;

きっとまた、ヴィオラが届いたらバラっバラにして作り替えてヴィオラの設定はこれがベストであるっ、ってところまで極めたくなるに決まってるんだから.

それがどーしたの?って皆さん思うのでしょうね.
この数百年の歴史の在る古典楽器を相手にまたしても独自な設計構造で作り替えるワケですからバラしては作り直しの繰り返しで検証結論を導き出すわけです.その作業が簡単な訳ないんですわ.
それにその費用を誰かが出してくれる訳でも無いのにね.ひたすら自己資金で投資する訳です.

皆さんのオーダーやチューン作業で頂いたお代金も今ではぜ~んぶヴァイオリン作る材料代に消えて行きます.コンビニ弁当食って節約しながら木屑にまみれて格闘するわけです.この世で最高の結論が欲しいからです. ただそれだけの為にね.

そう、ワタクシの病名は「この世で最高の結論が欲しい病」 
だ~いぶ重症でっせ. (  ̄っ ̄) 知るかっ!

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個別報告 横浜市のTさん

4/5 #-2

本日2回目のブログ報告はTさんオーダー分の55B-5/TJのボディ加工中のショットです.
今日は風が強くて塗装関係が行なえなかったのですが、こうして生地加工だけは進めてあります.

エルボーカットもバックコンターも超アナログ手加工処理です.他の人がどんな手法でこうした加工をしているのか興味も無いし知らないのですが、昔からワタクシはこうして手加工しています.

時々「いつも興味深くブログを拝見させて頂いております.ネットで調べても得られない情報が満載で大変参考になっております」と言った内容のメールを頂いたりするのですが、ワタクシ本人と致しましては少々気になったりもします.
「あ~、この人もギター作ってる人なのかな」と思うのと同時に、ネットで情報を得ている ってのが、どーも引っかかる・・楽器は誰かに教わりながら作るモンって訳じゃないのにねえ~、と.

ワタクシがラッキーだったなあ、と思う事はワタクシがこの仕事に入って35年程になりますが、当時はエレキなんてそれらしい形に成ってりゃいいのよ、みたいな感じで、なんちゃってギブソンやフェンダーのコピー品が全盛期を迎える直前の時代.
誰も、どうしてこういう構造になっているのか、どういう段取りで製作すればいいのかなど、成熟したノウハウが無いままに様々な偽造品めいたギターが製造されていたので、本物の楽器を作る為のノウハウ自体知ってる人なんて居ないも同然の時代でした.

でもそれが良かったんですねえワタクシには.現代みたいにネットで調べるなんて事も詳しい専門書も無かった環境だからこそ、全て構造も作り方も独学で研究しながら試行錯誤の繰り返しでしたから、それが今の独自のスタイルを構築する為のスタートになったんですね.

キャリアも実績も何も無い 実はそれは宝物なんですね.
目の前に道がなかったら、道を探すのではなく自分が歩んで道を作ればいいのです.

今年、新社会人になった若者達は一見すると大変な時代に社会人としてスタートする羽目になったなと思われがちですが、正直ワタクシはちーっともそうは思わないんですね.

いいじゃない、どのみち荒野に繰り出すんだから逞しく成長して行くにはいい時代だよ、って.(^O^)/


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終了報告&お見積もり

4/5 ヨコハマ晴れ.しかし風強し.

せっかく晴れたのですがねえ~ 風が強過ぎて塗装が行なえません.
急遽メンテナンス系の作業を優先して進める事に致しました.

写真が川崎市のIさんのtmpストラトのブロックサドルへの交換作業とオーバーホール.TELESA-EAは東池袋のNさんのメンテナンス.このTELESAはボリュームポットにガリが出たとの事でしたが接点復活材で問題なく使用出来ましたのでメンテナンスだけ行なってそのまま返送致します.
共に明日の午前中着予定です.お待たせを致しました.

もう1本はさいたま市のMさんからチューン希望でのお見積もり品.国内の某工房製のFRT仕様のSHH・ストラトです.よくあるタイプのギターですが、残念ながらこのままでは音の腰が軽くてアンサンブルで抜けないでしょうね.まあ、それだから何とかして欲しいと言う事なんですけど、トップがソフトメイプルでバックがかなり軽めのアッシュ.ネックはボルトオン・タイプなのですが、ネックのヒールが削り込まれたネックプレート無しのダイレクトスクリューマウント方式.この組み合わせでは音に重さが出せないんですね.限界が見えてます.
その他ではSSHのリヤーハムのマウント位置も気になります.美味しいリヤーハムの設定ポイントから手前にズレて設定されています.仮にこのロケーションを変更する場合は一旦現状のリヤーPUキャビティの埋木加工を行なって再加工の必要があります.塗装修正も加わりますのでけっこうなコストになってしまいます.

う~ん正直、こうしたインプレッションは見積もりだからと言っても持ち主に申し上げにくいのですが、言わないと話が先に進みませんしね.
早い話、この個体を大満足の1本に作り替えるにはかなり大掛かりな変更になってしまいます.
一番手っ取り早いのはボディ交換です.この個体そのものが軽くふくよかな鳴りが主体ですからゴリッとした腰の据わったダイナミクス感は出ては来ないです.バック材がマホでしたらまだ何とか出来るんですけどね.トップもバックも軽い材のコンビネーションですから軽い音しか出て来ないんです.

勿論、燻煙処理の必要性とネック仕込み設定にも問題がありますので、そのベーシックな部分に手を加えて現状からランク上のダイナミクスが得られる様に作り替える事は可能なんですが、それでご本人が満足出来るかどうかなんですね.
それで宜しければ、その他現状のままの作業として¥95.000プラスTAX程で可能です.

取り敢えず、以上がこの個体に対するアドバイスとお受け取り下さいませ.後は作業行なうか否かはご連絡待ちとさせて頂きます.

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キレてんの?

4/4 ヨコハマ快晴.

いや~昨日の嵐から一変して今日はホッカホカの快晴日です.
頻発する地震といい、激し過ぎる春一番といい、空を見上げ「ねえ、キレてんの?」と聞きたくなりますねえ.人間界にとっての丁度いい感じってのが自然界では難しいのでしょうねえ.

地球もデッカイ磁石ですが地軸の極点と磁場の極点は一致してないんですってね.磁場の極点は毎年40kmもウロウロと移動してるそうです.月だって毎年4センチ遠ざかってる為に地球の回転だって地軸のブレが徐々に強まってるそうだし.偏西風の蛇行はそのせいじゃないのかな?
我々の住む地球は一時たりと同じ環境は有り得ないんだって事をあらためて思い知らされますね.だから我々も絶えず変わる環境に対応して行かなくちゃいけないわけですわ.特にニッポンは世界中の活火山の10%もがある火山列島国ですからね.地球環境の変化に影響を受け易いのも宿命ですね.

写真は横浜市のIさんオーダーの55b-5/TJ の外周切り出し加工から細部加工の途中でのショット.明日からエルボーカットとバックコンターの加工を済ませて早々に下地処理へと移行する予定です.
もう1枚は同じく横浜市のTさんに決まったCCR-312/P-90Wで下地処理の続きです.
隣の312のアーチドはまだまだ中塗りの途中です.
このモデルもあと数本しか製作出来なくなってしまいました.ちょっと寂しい気もしますねえ.

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経過報告 数件

4/2 昨日のエイプリルフールは嘘ひとつつかず過ごしました.(^O^)

今日は春らしく快晴ですので当然塗装の日.カスタム製作中のCCR-312や55B-4の塗装やヴァイオリンのニスの刷毛塗りも順調に進める事が出来ました.

また、オーダーが決まったヨコハマのIさんのCCR-312/MM-P-90Wも下地処理を本日からスタートさせております.実際にはお申込金の半金のお支払いは現時点でまだ頂いていないのですが、来月から梅雨入りの事を考えて段取っていかなくてはいけないので特別処理で出来る限り塗装工程を進める為に早めの進行を掛けております.

5月中旬から6月そして7月の中旬までの期間は毎年悩ましいウエットシーズンですからね.今年も苦労はさせられるでしょうね.覚悟してかかります.

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春の嵐?

3/31 3月最後の一日はまるで春の嵐みたいです.雨風が吹き荒れてます.

写真は恵比寿のHさんの55B-4 で、本日は塗膜表面の水磨ぎ研磨を行なっております.艶だし研磨は次の工程ですので現状では艶無し状態.マッドに映っているのはそのせいです.
同時にネックのフレットファイリングも進行させていますが、最後のコーティングがこんな天候じゃ出来そうに有りませんねえ.穏やかな小春日とは程遠いですもんね.まあ、春らしい日を待ちましょう.

明日から4月ですもんね.ますます元気に頑張りましょうね.笑う門には福来るですわ.(^ー^)ノ

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春一番なのかな?

3/30 ヨコハマ晴れ.風強し.

春一番なのでしょうかねえ? 外は突風が吹き捲くってますので塗装は無理.
写真は前回お見せした新しく製作している個体のCCR-312のトップとバック材の接合でニカワが乾きましたので本日は生地仕上げとベーシックな部分の加工を済ませました.
後はオーダーに合わせてPUキャビティ加工を済ませるだけの状態で寝かして置きます.

こうした強風の日の外での生地磨き作業時には舞い上がる木屑や木の埃が風で勝手にすっ飛んで行ってくれるので木の粉まみれにならなくていいので助かりもします.それでも唾をペッと吐き出せば木の粉が唾液に混じってますから吸っている事には変わりないですけどね.

今月は晴れてはいても気温が低かったりして外での作業は身体が冷えて疲れが溜まってしまった様です.でも本日は整体治療の日ですのでI先生に身体をいい状態に戻して貰えるので大丈夫.

ちなみに、CCR-312やTELESAのホロウモデルの製作行程を報告したりしてますと、質問で「内部の座グリ構造はやはり見せたく無いから紹介されないのですか?」とおっしゃる方が居たりします.

現在はこんな時代ですから開発依頼で仕事を受ける事も需要自体も無くなりましたが、それでも楽器製作に最も重要なのが設計ノウハウであり、それこそが最も大切な財産ですから自分でブランドを所持して製作している以上はノウハウは簡単には明かせませんね.片やお金を頂いて設計して片や無料で公開してなんて、それじゃあ筋が通らないですしね。

通常ですとこうした内部構造を知りたい場合の手段としては、まずその楽器を入手して非破壊検査に出すのです.まあ言ってみればレントゲン撮影するって事です.
ネックなら10万弱(トラスロッドの埋め込みカーブ設定確認etc)ボディなら20万弱でバラさずともレントゲン撮影で内部構造まで確認する事が可能です.後でその楽器は売っぱらってしまえば購入コストの部分回収も可能ですしね.
実はワタクシの設計開発料金もその点から設定しているのです.
例えば、完成したら40万で販売する楽器ならその1本分の料金プラス、全てのレントゲン撮影コストの30万程を加算したコストがベーシック料金として頂きます.それ以外にも必要な設計部分は別料金となります.
これは設計料など払いたく無い場合でもその楽器を入手して検査すれば分かってしまうからです。ですからその代金をベースとしているわけなのです.
*以前の話ですが、某メーカーではドンズバのレスポールを作る為に実際に50'sのオールド・レスポールを購入してヘッドからボディを真ん中でまっぷたつに切断してデータ取ったそーですよ.
各ギターもベースもラインナップ・モデル全てそーしてデータとったらしい.お~ノウ!(ノ゚ο゚)ノ

でもそんなことして設定を真似ても開発能力やノウハウなどの実力は付かないですからね。真似は永遠に真似でしかないのです。

そんな事よりも、このブログ読者さんには製作家を目指している読者さんもおられますから、その方々の為を思えば「そこは自分で検証実験を重ねて独自のノウハウを構築しなさいね」って思いですね.
相手の将来を思うなら説明しない/明かさないのも愛情ですから.
「こうだよ」て見せたら、どうしてこうなったかを分からぬまま影響を受けてしまうかも知れませんでしょ? それはある意味で相手を潰してる様なモンです.だってアナタがマラソンのコーチだったら選手が苦しんでるからってアナタが選手の替わりに走たって何~の意味も無いでしょ? 本人が自分で乗り越える力を付ける事こそが重要ですからね.基本すべて自分でやるべきです.誰かに頼らない事が重要.せいぜいアドバイス程度に留めるのが愛情ってもんですワ.

ましてや何でもかんでもネット情報や聞きかじり情報を集めるばかりで実際の葛藤や苦労も無く体験値ゼロでは何~の役にも立たない頭でっかち人間に成り下がりますからね.人としてそれは危険です.

自分が何ものにも代え難い経験を積み重ねてこそのキャリアです.自在にイメージした楽器を製作出来る様に成れたとしても、それで世間から正当な評価を得られるかは別問題ですしね.

今日はもう仕事をせずに治療時間まで休んでいるつもりです.

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@3/31 この個体は売約済みとなりました。

作っておきたいモデル

3/29 ヨコハマ快晴.今日は暖かいです.いいね.

写真はオーダー有る無し関係なく作っておきたかったCCR-312/MM-CH/WHです.写真1はまだ接合前のトップ&バック材.
トップはあえて薄厚のカーリーのイタヤ材でバックはホンジュラスマホ.このモデルはクローズドホロウと呼んでいる設定のモデルでしてホロウ設定でのエアールームスペースを掘り下げていない浅いホロウ設定です.別な言い方をするなら広範囲のチェンバー設定とも言えるでしょう.
f ホールの設定では無く、クローズド(密閉)ボディ設定なのです.これはこれで実にいい味が出せるんですよ.

基本的にこのモデルの製作にあたってのイメージはレスポールと335の中間設定よりややレスポール寄りのサウンドとトーン設定という事になります.かなりの厚さのホンマホ材で浅いホロウルーム設定と言うバック材にイタヤカエデの薄め設定のトップ板をニカワ接着していているのが写真2枚目.

この設定は重厚なホンマホの響きを主体にしてその輪郭をメイプルで彩る為の設定です.マホの重厚なブルージーさに色艶とピッキングアタック反応の良さをフューチャーした設定とでも言ったらいいのかな?まあ
そんなイメージですね.そりゃもう、よ~く泣き歌うギターでございますよ.

カールトンやロベンフォードスタイルのプレイヤーで表現力で勝負出来る腕の持ち主であれば最高の相棒になるでしょうね.
例によって、ファッションで手にする楽器ではございませんので、音楽活動をしていることが前提での販売品です.本体のみ43万+TAXで現段階であればP-90W仕様での製作も可ですし、カラーリングのオーダーも受け付けられますのでご希望の方はお早めに.

しかし、これでまたCCR-312の受注本数が減っちゃいましたねえ.



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