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終了報告 ギタリスト・Sさん

6/9 ヨコハマは いかにも梅雨時間近って感じの雨降り.
今日はヨッコの誕生日だな、おめでとう.クラッカー

録音間近に控えたSさんのスケジュールに配慮して優先で作業を進めて来た手工フラメンコギターのチューンと旧CCRのLCV回路化の2本が本日無事に終了しております.いい仕上がりですよ.

お受け取りの日程のご連絡をお待ちしております.



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まとめて報告

6/8 ヨコハマ晴れ、湿度高め

今日の午前中は湿度が40%代でしたので、すかさず塗装.
カスタム品の各モデルとヴァイオリン系のニス塗りも.それからギタリスト・Sさんのフラメンコも今日はフレットファイリング仕上げだけでなくてネックもグリップファイリングを行なっておきました.

徹夜の疲れが今日の午後からドドッと出て来ました.だる~いことったらありゃしない.( ̄0 ̄)

なので今日のブログは眠いのでもうオシマイ.( ̄ρ ̄)zzzz

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あ〜眠っ!

6/7 ヨコハマ快晴

昨晩からぶっ通しで燻煙を行なっていたので、さすがに眠いしダルい.
昨日、Gさんのヴァイオリンのバスバー修正を行なってから改めて8時間ですが燻煙処理に掛けたのです.その後に連続でSさんのフラメンコギターの2セット目の燻煙を行なって終了させ、同時に剥がしたヴァイオリンの裏板を本体にニカワ接合して一段落.
そして今日の午後にそろって遠赤外線を浴びせて乾かしているのが1枚目のショット.

ここまでの作業によって全体の作業遅れは最小限に留められます.その為にした徹夜ですからね.

通常では燻煙は夜中は行ないません.過去に2度も立ち上る煙を火事と勘違いされて通報された経緯があるからです.でも今回は緊急措置で工房に明かりを灯したまま夜通しで燻煙処理を行ないました.気をつけないと最近では歩行者が携帯電話ですぐに消防に通報出来ますので見張っていなければいけないのです.

こんな苦労をしながら行なっている燻煙処理を良く知らない人はその効果を懐疑的に捉えます.
それもその方々の勝手ですが、まあ考えてみて下さいよ、
自分の人生の何日間を費やして行なっているのが t.m.p の燻煙処理です.ある種、陶芸家が焼き釜の前に腰を据えて長い時間火加減を見守るのと似てますね.
それを然程効果が出ない事に対してアナタは行ないますか? 明らかな効果が出もしないのに自分の人生の数日を費やす何て、それじゃ馬鹿げてるでしょ? ワタクシが20代後半から今日まで試行錯誤を繰り返して処理技術を磨いて来たのが t.m.pの燻煙処理です.他で燻煙処理と称して似た様な事を行なっていたとしても、ここまでの効果を出す事はそうそう出来ない筈です.

単なる材木に対して行なっているのでは無いのですからね.時には数百万円もする楽器をも処理して結果を出し続けて来た技術ですから.

でも疑う人は疑い続けるのでしょうねえ.知らないからこそ疑っている、単にそれだけのことですけどね.だからこそ今回何名かの古典弦楽器奏者の方々に燻煙処理とワタクシの設計ノウハウを詰め込んだ試奏器を用意しているのです.
彼らがそれらの楽器をどう捉えるのか、数百万の個体から人によっては数千万の楽器を所有し演奏している方に弾いて頂くのです.しかもそれらの楽器は数十万で販売予定の楽器達です.
しかもその多くが50万もしない値段で販売する予定です.

古典楽器の世界の楽器の値段はワタクシが思うところ、その多くがあまりに高過ぎます.
それだけの値段を出さなくては本当に手に入れられないサウンドなのか? 
ワタクシの答えは「No!」です.なぜ「No!」なのか、それをこれから何度も何度も皆さんに立証してお見せします.

そして若き才能ある演奏家さん達になるべく負担の低い価格で素晴らしい楽器を提供したいのです.

例えば、写真のヴァイオリンも今回リクリエイトし終えた個体で、元は1890年イタリー製の個体を素材扱いとして全く作り替えを行なって t.m.p設定の個体に変貌させたものです.
(少々元値が高かったので作業工賃との合計で販売価格は70万となりました)
以前に某ヴァイオリニストさんの所有する1千万で入手された個体を目の前で弾いて聴かせて頂きましたが、正直少なくともワタクシにはあのヴァイオリンよりも今回完成させた写真のリクリエイト・ヴァイオリンの方が明らかに素晴らしい音色に感じます.
バランスも発音の良さも、音抜けも全てに於いて勝っていると感じました.でもこのヴァイオリンはあの1000万のヴァイオリンの1/10以下のコストで入手可能なんです.

だからワタクシは意義を感じて張り切っているのでございますよ.
ワタシはあくまで音楽家の味方なのです.(^・^)



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やっちゃった・・

6/6 ヨコハマ 少し荒れ気味の天候

太平洋上を台風が移動している様子です.僅かにそれを感じさせる今日のヨコハマの天候ですので作業は停滞気味です.遅れが出そうです.

実はそんなのんきな事を言ってる場合ではなくて、今日は名古屋弁で言うところのドエラいミスをしていた事が発覚してしまいました. (ノ_-。) し、しまったーっ・・

ヴァイオリニストのGさん試奏用の個体を今日完成させたのですが、音を出すとどーにも納得がいかないサウンドなんですね.全体的にローがもたつくんです.レスポンスも今イチだし.
こういう場合、ワタクシにしたら額から汗が滴り落ちる状況です.

だって狙った通りのサウンドに成っていないんですから.「まさか・・なんで!?」( ̄□ ̄;)

この響き方はバスバーに問題がある場合だな・・と、早速内視鏡で確認してビックリ.
「あーっ、削り修正されてないっ!」 そーなんです.この個体は初期の試作品だったので、その後の研究でバスバーのサイズや形状はこれが理想、って言う結論が反映されておらず、既存のヴァイオリンのオーソドックス形状仕様のままだったんです.

t.m.p の楽器はまず木部が燻煙処理によって同じサイズの同材より平均で25%は強度が高まっていますので、その分材厚を下げても強度は保てる上に軽量化された本体はレスポンスと音抜けが格段に良くなるのですが、反対に材強度が2割以上も上がったのに従来と同じ削り厚のままですと強度が高過ぎてレスポンスがベストにならないんです.

例えれば、太鼓の皮の厚さが厚過ぎた場合、皮の動きが鈍くなり音が重くなるのと同じです.

そんな訳で、早速この個体は裏板を剥がしてバスバーの削り修正を行ないました.この元のサイズでも通常のヴァイオリンからすると大きいワケでは無く小振りの方ですが、ワタクシの設計結論からしますとこれでは大き過ぎるんです.音が鈍く音に濁りが出る傾向にあります.
とは言え、現状でのサウンドでも通常200万程度のヴァイオリンに比べたらまだこの個体の方が鳴るくらいです.でもそれじゃあ t.m.p 製としては失格です.

この個体は元が10万代で入手可能な個体にリクリエイト作業を施したもので、予定の販売価格は30万代中盤クラスですので、一桁上のクオリティ目標ですから通常の400万クラスのヴァイオリンのサウンドを上回る事が前提です.ですからこのままじゃあダメなんです.当然バスバーは削り直しです.

そんな訳でGさんには大変申し訳ないのですが来週の引き渡しは不可能になってしまいました.
1ヶ月のずれ込み予定です.お約束を果たせずに大変申し訳ありません.
どうかお許しを.o(_ _ )o

写真は1枚目が元のバスバーの状態、2枚目が30%程サイズダウンさせて削り修正を加えているショット.3枚目が修正が終了した状態.
ちなみに t.m.p と同じサイズや形状のバスバー構造で普通にヴァイオリンを製作したら、明らかに強度不足でトップ変形が起こる可能性が高いので真似はしない方がいいですよ.

これでギター関係の作業にも遅れが出そうです.作業依頼下さっている皆さんにも、誠に申し訳ない.休み返上で頑張りますのでお許しを. m(_ _ )m

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塗装の日

6/4 ヨコハマ晴れ.当然塗装の日.

写真はカスタム製作中の2本、レッドのCCR-312が一番進み具合が早い感じで、もうすぐ中塗りが終了します.この写真の2本はまだ中塗り工程が暫く続きます.

またギタリスト・Sさんは出来立てのストラトにご満悦の様子でしたし、新たにスペインで入手された手工フラメンコギターをチューンナップ希望で持ち込まれてます.早速今日から早くも1セット目の燻煙処理中.

このまま晴れが続いてくれるといいですね.今年の梅雨などんな具合なのか見当が付きませんね.
長梅雨で長引くのか、それとも空梅雨なのか、さーっぱり分かりません.

まあ、晴れたら塗装と燻煙処理に集中します.

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完了報告 ギタリスト・Sさん

6/2 ヨコハマ晴れ

写真は本日無事完成させたSさん用のストラトです.t.m.p ストラトらしさが生きている1本に仕上がっております.
Sさんの音楽性を考慮してブロックサドルを少し肉抜きして軽量化させて、通常の仕様よりナチュラルなトーンを得ています.写真2

このストラトを今日中に仕上げたのには理由があります.明日はワールドカップ/オマーン戦があるからです.試合前は落ち着かなくなるんですよね~ 自分が出る訳じゃないのにね.(^O^)

古くからこのブログを読まれている方々にはお馴染みの事ですが、ワタクシ、オリンピックと世界陸上、そしてサッカーのワールドカップ開催時には仕事を出来ればしたく無いんですよね.
観戦してないと気になって作業に集中出来ないからなんです.

しょーがねえ~オヤジだなあ~とおっしゃる方、ごもっとも! その通り.
でもね、そう言われても無理なんですもん.どーしても観たい.\( ̄ー ̄)ムリ

以前請け負っていた全国ツアー規模のメジャーバンドさん達の仕事を一切受けなくなったのも、彼らのスケジュールに合わせて作業しなくちゃいけないのが嫌だったからです.正直、プロの連中の仕事はこちらのスケジュールにゆとりが無くなるケースがままあるので、ちょっとね~
それに修理やメンテナンス作業は若い技術屋さんに経験積ませた方がいいですしね.だからパス!

とにかく ガンバレ ニッポン!メラメラメラメラ


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個別報告2件

6/1 いよいよ6月、天気はぐずついてますが、ここまでいい集中力を維持出来ています.
何て書いてる今、地震で揺れてますねえ~ やっぱり来たか.

写真は月曜日に引き渡し予定のギターのSさんのストラトのネックで本日仕上げ完成まで出来ました.明日からセットアップ作業に移行出来ます.

ヴァイオリンはGさん用の個体で今日中に完成出来るかな?と思ったのですが、ギターの作業と平行して行なっていましたがちょっと無理でしたね.
魂柱の削り出しから内部取り付けは非常に神経を遣います.ある種これでこの個体のキャラが大きく左右されてしまう重要なパーツですからね.作業自体はチョイチョイと済ませる事も出来ますが、そうれじゃあ楽器から目一杯のポテンシャルを引き出せませんからね.

トップ板とバック板の湾曲した間を橋渡しして弦振動を隈無く全体に響き渡らせる、それこそ魂の柱と書いて「魂柱」ですから、3次元の削り精度をコンマ1ミリ単位で仕込みます.
tmpでは個体毎に魂柱の素材もヨーロッパ・スプルース材、南ドイツのクリスマスツリー材、カナダの栂材から切り出して燻煙処理したものを丸棒状に削り出し、そこから更に燻煙処理を施して作り上げたお手製の魂柱材からセレクトして仕込んでいます.

この魂柱も高価なものはイタリア北部の渓谷で採取され100~200年程寝かされ続けた素材、と言ってもちっちゃなエンピツくらいの丸棒(長さ5センチちょっと)が1本コロッと封筒に入って届くだけで3万円請求が来ます.( ̄□ ̄;)

だったら同じクオリティの魂柱を自分で作っちゃおうと燻煙処理を含めていろいろ研究した結果、3種類の素材の魂柱を用意出来る様になったのでした.無いものは作れ!(^O^)

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2本完成 まだまだ続く

5/31 5月も終わりですね~ ヨコハマは曇ったり晴れたりしてました.

写真はヴァイオリニスト・KHさん試奏用とHYさんセレクト用の個体で、やっとこの2本を完成させる事が出来ました.これで取り敢えずあと残り5本仕上げればヴァイオリン系は一段落.

HYさん用に仕上げた個体は1900年初頭と思われるイタリア製でこの個体は素材がいいんです.
派手な木目ではなくどちらかと言えば大人しい感じ.でもこの個体を弾くといかに素材の善し悪しが音に出るかがよく分かります.

とは言え、ワタクシの今一番の悩みはヴァイオリンが弾けない事.そもそも中途半端に弾けてもダメなんです.チェックするなら正確にはプロ並みでもホントはダメ.一流じゃなくちゃ.

近所にヴァイオリン弾き居ないかなあ~ と、実際には近場にプロはいらっしゃるんですが、当然ながら腕利きの方は仕事で忙しいので「弾きにきて!」って頼めないんですね現実には.
弱ったね.腕利きのヴァイオリン弾きの女性と再婚するのが手っ取り早いか、と言ってもワタクシ男子からの人気は抜群なんですが、女子からの人気は・・・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。

そー言えば、作業が終わって空を見上げて背伸びをしてたら地震雲が出てましたね.
近いうち(今夜かも)ひと揺れ来そうです.まあそんなにデカイのは来ないでしょう.



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本当の難しさ

5/30 ヨコハマ晴れ 割と涼しげ. 
が、工房内は相変わらずヒーター使用の為30度超 ( ̄_ ̄ i)

写真は平松加奈さん試奏用に用意しているヴァイオリン個体.この個体にはその他の個体と異なる重要な検証テーマが2つあります.
t.m.p製のヴァイオリン共通のスペックとして燻煙処理を別として、理想的な張力設定化したペグロケーション、そして均一な指板厚設定のWラディアス指板仕様、最小サイズのバスバー形状、限界近くまで追い込んだボディ内部削り込み設定、加えて木部の表面研磨精度などがそれですが、この個体にはあえてボディ内部の削り込みとバスバーの削り込みを行なっていないのです.また内部の表面仕上げも既存程度の粗さにしたままです。(ツルツルに研磨していないと言う意味)

丁度ワタクシの作業での内部仕上がりを100とした場合、殆どの既存ヴァイオリンの内部仕上げは70以下です.バスバー・サイズも無駄に大きなものも多いです.
しかしながら、楽器の設計/製作に於ける難しさのひとつとして、精度が高くしっかりした鳴りを示す楽器程、いい楽器/いい音だ、と判断されるとは限らないと言う点が上げられます.

長い間エレキ関係の仕事で楽器の開発のみならず、同時にアーティスト・リレーションとして数多くのプレイヤーと接して分かった事のひとつに先ほどの点と同じ事が上げられるのです.

分かり易い例として、フェンダー・ベースの70's仕様のJB/PBを好んで演奏するプレイヤーが存在しますが[例:美久月氏や松原(秀)氏など]彼らの楽器をよりクオリティを上げようとするのは安易に行なえないんです.
これはフェンダー社は70'Sから社の経営陣が変わり60'Sのフェンダー社とは別会社かと思われる程、製品の生産量や工程内容が変化しました.早い話が完全に量産メーカーに移行したわけです.

その結果、フェンダー社の70'sの楽器はよりネック仕込み調整が簡略化出来る様にネックプレートも3点留めが採用されたり、従来より生地研磨工程が減り、その分塗装の塗膜厚でカバーした為に塗装の厚さがぐっと増していきました.
そして塗膜が厚くなった為にネックとボディの接合部もゆとりでネックをボディに仕込める様に大きな座グリ加工が施される様になりました.
その結果、楽器がどう変化したかと申しますと、分かり易く言えば鳴りが大雑把になったんです.

そりゃそうですネックとボディの仕込み精度が落ち塗装も厚いんですからね.60'Sのp楽器の様なしっかりした鳴り方では無くなったんです.じゃあ、プレイヤーにそっぽを向かれたかと言えば、けっしてそうばかりと言えなかったんです.
基本的にネックの仕込み精度を大ざっぱに仕上げるとそこに生まれた隙間が音の重さとロングサスティーンを奪います.出にくくなっちゃうワケですね.

でも一部のプレイヤーにはその「ドーン」と言う音の重さと長さを伴う鳴りでは無く「ドンッ!」と言うアタマ鳴り主体のサウンドキャラクターが好まれたんです.例えば、「ベチッ!」といったスラップ音が出てアタマだけが前に出て余韻はすぐに減衰して消えてくれますから音に間が生まれるんです.またコンプが掛かった様な鳴り方ですので、そこにもまた魅力的に感じるプレイヤーも多いですね.加えて言うなら重すぎないサウンドであることも好まれた理由でしょう.
そんなサウンドを好む彼らの楽器を「仕込みが隙間だらけだから、塗装が厚過ぎるから」と言って直してしまったり、またしっかりした作りの楽器を彼らに与えても「何か違うんだよね」と捉えられる可能性が非常に高いんですね.この様にある種のルーズさを魅力、と感じるプレイヤーは特にロック系には多いですからね.
この様に、しっかり作り込んだ楽器がプレイヤー全員が好むとは限らないという事が事実としてあるんですね.この点が楽器作りの難しい点でもあるんです.
特にワタクシはしっかり音を作り込んで製作していくタイプの製作家ですので、あえてルーズに作れって言われても馴染め切れない感覚を正直抱きます.

今回の写真のヴァイオリンも、あえて検証の為にしっかり作り込まない既存のヴァイオリンに近いt.m.p としては異例なラフな内部の作りにしてあるのです.このラフな響きが魅力、って捉えられる可能性があるからです.
もうひとつは、このヴァイオリンのネックグリップは通常よりも2回り近く細いのです.指板自体の幅も通常の規格幅からすると左右幅で1.5ミリほど狭めてあります.

これは小柄な日本人女性が奏者の場合、従来のヴァイオリンのネックグリップや指板幅設定を変えなくていいのか?と言う点の確認の為に演奏に支障を来さない範疇で最少のコンパクトなネック仕様に仕上げてあるのです.
加奈さんも小柄と言える体格の女性奏者ですので、このヴァイオリンを弾いて「ずっとプレイがし易い」と感じるのか「あえてここまで細くする必要は無い」と感じるのか、これは実際に形にして検証するべきだと考えて、わざわざその内容設定で仕上げた個体なのです.
これらの細かなスペックに関してはご本人には殆ど知らせていません.あまり事前に情報を与えすぎると賢い試奏者がこちらに配慮した大人のコメントになる可能性があるからです.検証はあくまでシビアーでなくては意味が無いのです.

このヴァイオリンのその他の仕様はt.m.p 規格通り、Wラディアス指板/ペグロケーション/CF設定を与えています.それらの点を彼女が感覚的にどう受け止めるのか、それも確認したい点であることは勿論です.スケジュールがタイトな加奈さんですからご自宅にお送りして、暇を見てじっくり確かめて頂こうと思っています.


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経過報告 ヴァイオリニスト・Yさん、ビオラニスト・Sさん

5/29 ヨコハマ晴れ.小夏日みたいな感じ.

でも工房内はニスを乾かす為にヒーターをかけっぱなしですので30度オーバー ( ̄_ ̄ i) 
1枚目の写真 手前がヒーターです.
首振ってますんで作業中に背中に熱風が・・いかに夏男のワタクシとは言え、時々たまらず外に避難. 屋外の日差しの中の方がぜんぜん涼しい.(;^_^A

ヴァイオリン2本に挟まれたビオラがSさん用、左右の古~いヴァイオリンは6月にヴァイオリニストのYさんに数本のリクリエイト・ヴァイオリンの中から1本選んで頂く為に仕上げを急いでいる個体達です.
左が1920年イタリー製で右側が1890年のこれまたイタリー製、もう1本1900年ドイツ製と参考までにt.m.p製のベーシック・ヴァイオリンを1本、合計で4本持ち込む予定です.
もしいずれかをご購入頂けたら嬉しいですねえ.

リクリエイトの楽器達は元の楽器の入手値+リクリエイト工賃の合計が販売価格ですので、最も高価な1890年製の個体でも75万程度です.Yさんご本人は名器ガダニーニを所有されている方で、サブとして所有されているヴァイオリンですらウン千万するらしいです.ヽ(*'0'*)ツ
サブの楽器ですら t.m.p のリクリエイト・ヴァイオリンとは2桁も価格が違います.

でもいいのです.楽器の価格なんて音の評価そのものじゃあ無いですからね。純粋に楽器のサウンド・クオリティで勝負します.

で、結果やっぱり負けたら ハイボールがぶ飲みするぞ. p( ̄0 ̄)/おかわりーっ

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