今日はお久しぶりの話題です。
昨年から我が家の長女が超低出生体重児で生まれた時のことを
ぽつりぽつりと綴っているんですが、前回からかなり間が空きましたね。笑
そ~いや、そんな連載もあったね~と
思いだしてもらえたらうれしいです。
ここまでのことは、下のブログをご覧ください。
◆15年前 続き② 根拠のないポジティブ
◆15年前の続き③ 相方ちゃんからのプレゼント
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そうそう、まだ長女は生まれていません。
お腹の中で力尽きた相方ちゃんと長女をそのままにしておくことはできないので、
とにかくお腹から出さなくてはいけない。
私たち夫婦も生む選択をした。
だがしかし、在胎25週と1日という週数…
翌日の朝一のオペで…と話は進んでいたのだけど、
新生児科の先生と産科の主治医が相談した結果、
長女のことを考えると、少しでも早く出してあげたほうが安全ということに。
はい!これから準備出来次第、すぐオペ~!という急展開。
病院から連絡をもらって大急ぎで広島から金沢に向かってる夫…
間に合いません。
ということで、すべての同意書関係を私の父が代理でサインをしました。(たぶん)
このとき、私は何を考えていたんだろうな…。
なんていうか、自分ではもう何もできることがなくて、
いったん涙はひっこんで、だいぶ冷静になっていたと思います。
泣いてる場合じゃねえ。みたいな。
夫が来てないことも特に不安に思ってなかったと思います。笑
そんなことごちゃごちゃ言ってる場合じゃねえ。みたいな。
どうせ夫はオペ室には入れないしね。
私はまだ安静状態なので、ベッドの上にいたら、看護師さんがやってきて、
勝手に耳から血を抜いていったり(あ、実際には断りを入れてると思いますが…)、
勝手に長女の心拍を確認したり。
元気にしてるかどうか?長女の心拍はかなり頻繁に確認していた記憶があります。
そうかと思えば、車いすに乗せられて、術前検査であちこち連れていかれました。
私はぼんやりと座っていただけだけど、看護師さんは小走りの慌ただしさ。
なんか…すいません。って言うと、
こちらこそ、こんなときにバタバタとごめんね~!って言われた記憶が。
いや、こんな時だから、バタバタしてるんだよね…と心の中で思ったり。
産科の先生、新生児科の先生、麻酔科の先生が入れ代わり立ち代わり。
その合間をぬって、看護師さんが様子を伺いに来る。
先生が何か話してる間にも、看護師さんがちょいと失礼~くらいの勢いで心拍を確認しに来る。30分間隔くらいで心拍確認してたかな。
私だけ時間が止まったような状態で、ベッドの上でぼんやりとしていて、
私以外の人たちがただひたすら慌ただしくドタバタと動いて、
どんどん準備を進めていく。
そんな感じでした。
そして…
そんなこんなで、あっという間に私はオペ室に連れていかれました。
この辺の記憶はもう曖昧なんですけどね~。
ただひたすら、どうなるのかな…?
ちゃんと生きて生まれてくるのかな?
出したところで、生きられるのかな?
どうなるの?どうなるの?どうなるの?
死ぬ可能性も十分あるってことよね?
先生は、「全力を尽くします!」って言ってくれて心強かったけど、
そんな宣言をしないといけないくらい大変な状況ってことよね?
でも、お医者さんって結構大げさに話したりするよね…
なんだかんだで意外と大丈夫なのかな?
…なんて、答えの出ない???が脳内に渦巻いたまま、帝王切開が始まりました。
脳内がそんな状態なので、自分の帝王切開が怖いとか、
麻酔が痛かったらどうしよう?とか、
そんなことを考える余裕は全くなく、進んでいきました。
……長くなったので、つづく。
…ああっ!
今回も生まれなかった!!
(わざとじゃないんですよ。
もったいぶってるわけじゃなくて、ほんとになかなか辿り着かない…)