長女の相方の心拍停止が確認されてから、その後3～４時間で、
ドタバタドタバタと大急ぎで帝王切開に向けての準備が進められていきました。
ここまでの話は、
をご覧ください。
当然、お昼になれば、お昼ご飯が運ばれてきます。
このときはまだ、翌日の朝一でオペをするって話だったので、
しっかり食べてね～。
オペ前とオペ後はしばらく食べれなくなるから、今のうちに頑張って食べれるだけでも食べてね。
って、看護師さんはやさしく声をかけてくれたのだけど…
こんな時に食べる気せんわ…ってベッドの上でめそめそしておりました。
そしたら、産科の主治医が現れて…
なんやらかんやら話した後（記憶なし）、
「ご飯も今のうちに食べておかないと。
お母さんが元気出さないと、赤ちゃんの元気もなくなる。
うまくいくこともうまくいかなくなるから。」
って、クールな感じで言い放って去りました。
今思うと、鬼だな！って思うけど、
その時の私はすごく素直に、
確かに。一人亡くなったけど、一人は必死で生きてる。
めそめそしてる場合じゃない。と、思い直しました。
ご飯。食べなきゃ。と、
食べ始めたんです。
そのご飯が思いのほか美味しくて。
食べたくない。とか言ってたくせに、パクパク食べられたのです。
そのとき、ぼんやりと、
こんな時でもご飯美味しく食べられるんだな。
ご飯をおいしいと感じることができるんだな。って。
こんな時にご飯を美味しく食べられる私って、
すごく健全なんじゃないかって思えてきて。
こんな時にご飯おいしい♡って思えるって、
もしかして、いろいろと大丈夫なんじゃないだろうか。
うん。きっと大丈夫。って思ったんです。
えーと…なんの根拠もないですよ？
この頃から、根拠のないポジティブは健在だったんですね。笑
ははは。
もちろん、根拠があるポジティブのほうがいいんですよ。
でも、こういうピンチの時、
どうしよう…と思っても、自分で何か手が打てるわけでもなく、
すがるところもなく、どうしようもないとき、
きっとだめだ。うまくいくわけない。
って思うより、
きっと大丈夫。
って思えるほうがずっといい思いません？
実際は、大丈夫と思えたからと言って、
結果的にすべて本当にうまくいくか？というと、それはまた別の話。
過去に、大丈夫！いいんじゃな～～い？って思ったのに、
あ、うまくいかなかった
あ、ごめん、失敗って経験もあるので(笑)、
大丈夫って思えれば、必ずうまくいくよ。っていう話ではなくて。
本当にどうなるかなんてわからないけど、
大丈夫。って思えると、
よし、がんばろう！って気持ちもわいてくるし、
周りの人を信頼して任せよう。って気持ちにもなるし、
そのとき自分にできることをしよう。って気持ちになれる。
だからこそ、もりもりとご飯も食べれたんだろうと思うんです。
……まあ、大丈夫！と思った・け・れ・ど・も、
この後、何でもスムーズに順調に行ったわけではないですしね。実際は。
えーと、長女がなかなか生まれてきませんね(笑)。
こんな感じで、だらだら続きそうです。
ぼちぼちおつきあいくださいね♡
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