父が泣いた時
私の弟が試合で負けた時
「本当に良くやった」
と、言いかけるも言葉にならなかったそうな
父が泣いた時
私が傷つけられたと感じた時
私が自分のミスで怒られて
でも悪気はなかったことを信じてもらえず
「成人した人間のやることじゃない!」と責め立てられ、涙が止まらなかった
「傷ついた心は元に戻らないんだ!!」
事情を知った父が先方に電話でブチギレていて
母曰く、その時の目には涙が浮かんでいたそうな
父が大好きだからこそ
父にも傷つけられてきたとも感じていたけれど
え、なんかめちゃくちゃ愛されてるやん
どうしたらいい?←
父も自戒を込めて言ったのかもしれないし
どんな気持ちだったのかわからないけれど
父は、
子どもたちは本当に良くやっている
傷つけてはいけない大切な存在
だと、
とっくにとっくに思っていたのだと感じた
離れて暮らし始めてから、
父はどんどん丸くなって
繊細で、慎重で
献身的で、不器用で
穏やかで、よく話を聞いてくれる
小さな頃受けた印象とは全然違う父になっているように感じる
子どもを育てて自立させる、という責務を終えて
母と2人で色んなところに出かけたり
楽しく安心して生活できて
これが本当の父の姿なのかもしれないな
きっとキャパ小だし、誰よりも繊細で怖がりで
でも男として父として
ひとりで頑張らなきゃと
不器用ながら奮闘して
結果的に怒りっぽくなったり
脅してしまったりしていたのかも知れないよね
私も1人の人間として
これからも尊重しあって過ごしていきたい
そして、伝えきれない感謝を
できるだけたくさん伝えいきたい
お父さんも
子育て本当にお疲れ様♡
mizuki.