<前回まで>
上州武尊山スカイビュートレイル完走記(1)
上州武尊山スカイビュートレイル完走記(2)
上州武尊山スカイビュートレイル完走記(3)
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(エイドA5で休憩中)
横になるも、都合よく眠れない・・・。
周りがバタバタしていることもあって、頭は起きていたような気がする。
気がつくと午後10時20分過ぎ。
40分ほど過ぎていた。
「とりあえず仮眠をとったことにしよう」
ドロップバッグから補給食の補充、トレランポールの用意などをする。
トイレを済ませて入口近くにいくと、メタさんがいた。
カレーライスを食べている。
復活していたようで良かった。
なんだかんだ1時間40分ほどの休憩をとってエイドアウト。
次のエイドA6までは10kmほど。
下って登るコースだ。
ここからはトレランポールが使える。
これは大きい。
下りも登りもだいぶ楽になる。
エイドを出てすぐに身体が強張っていることに気がついた。
長い時間、休憩したからだろう。
「ストレッチを十分にしてから休むべきだった・・・」
下りはゆっくりと走った。
ロードに出てしばらくしてからトレイルの登り返し。
「あと50kmをきった・・・」
ポールを使って淡々と登る。
エイドA6(赤倉林道分岐)に到着。
85km地点 19時間40分 (計画:22時間20分)
お粥に梅干しを入れてを食べた。
あとはパンとコーヒー。
コーヒーは眠気さましになったと思う。
ここ数日、カフェイン断ちをしていた甲斐があった。
次のエイドは21km先になる。
十分に補給をしておきたかった。
けれども胃の調子が良くない。
もうこれは仕方がないことなのだろう。
苦手なジェルでしのぐしかない。
A6からしばらくは林道の下り。
ここを走り切れば、タイムもだいぶ縮められる。
けれどもそんな選択肢は今の自分にはなく、
「このままいけば完走できる」
ことに甘んじていた。
ナイトトレイルで眠いこともある。
ロードに出てからは再び登り。
2kmほど歩いてトレイルに入る。
眠気のピークはこのあたりだった。
時刻は午前3時頃。
ふと、「眠いときは歌を歌うとイイ」という、くじらさんのアドバイスを思い出した。
口からでてきた歌は、「森のくまさん」。
(ある~日♪、森の中♪、くまさんに♪、出会った♪~)
「いやいや、くまさんに出会ったらヤバイだろう」
自分でつっこみをいれる。
(くまさんの♪、言うことにゃ♪、お嬢さん♪、お逃げなさい♪)
「くまさんが襲わなきゃ逃げる必要ないんじゃね?」
結論として、「眠いものは歌を歌っても眠い」
川場牧場の入口で、
「仮眠所ありますよ。温かいスープもあります」
という天使だか悪魔だか分からないスタッフのかけ声を受ける。
一瞬、迷いが生じたけれども空耳ということにしてスルー。
ここからの登りが思いのほかキツい。
なかなか登りが終わらない。
完全にノーマークだった。
コースマップをよく見ると標高500mほど登る区間。
気構えができていなかったので、かなり消耗した。
ようやく下りになる。
ここは重力に身を任せる感じで走った。
ウォーターエイドW3(樹恵里前)に到着。
101km地点 23時間16分 (計画:26時間35分)
「100km超えたぞ・・・」
(つづく)
たぶんあと2回(^-^)
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