<前回まで>
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午前5時、上州武尊山スカイビュートレイルがスタートした。
ロードを数km走ったあと林道、トレイルに入る。
ポジションはほぼ真ん中。
先は長いので、ゆっくりしたJOGペースで進む。
それでもキロ6分は切っていたと思う。
ヒルが多くいるとの情報があった。
幸いヒルに絡まれることなくトレイルを進む。
ほどよいペースで全体が進む感じ。なので渋滞はない。
徐々に夜が明けてくる。
ヘッドライトのスイッチを切る。
この大会は1kmごとに距離表示がある。
ウルトラトレイルレースとしては珍しい。
距離表示は「進んだ距離」ではなく、「残りの距離」が示されている。
なのでしばらくは、
「128」、「127」、「126」といった数字を見る。
「まだまだ100km以上あるのか」
おそらくみんなそう思ったと思う。
最初のエイドA1までは登り基調。
12kmの距離で標高約600mほど登る。
ただ、細かいアップダウンはある。
「青い空が見える。今日は晴れそうだ」
ここのところ週末の天気はあまり良くなかった。
なので今日のこの天気は嬉しい。
それだけでも足取りも軽くなる。
実際、身体の調子は悪くない。
休養も十分にとれている。
早朝ということもあり、走っていて気持ちがよかった。
思いのほか走れるトレイルも多い。
それもあって、想定よりもだいぶ早くエイドA1(川場スキー場駐車場)に到着した。
12km地点 1時間49分 (計画:2時間20分)
さっそくエイドの食べ物を物色する(^-^)
まだレースの序盤だというのに「おにぎり」がある。
ありがたく、漬物と一緒にいただく。
特に美味しかったのが川場産のブドウ。
もう何粒でも食べられそうだった。
ひとりで沢山食べるのも申し訳なく思い、3粒だけいただいた。
5分ほどでエイドアウト。
エイドを出ると本格的なトレイルに入る。
「さあ、剣ケ峰を目指しましょうか」
意気揚々と進んだ。
A1から剣ケ峰を目指す。
登りのキツさは高低図から一目瞭然。
6kmちょいで標高900mほど登る。
もちろん走れるような登山道ではない。
ロープを手でつかんで登ったりする。
気持ち的には、
「さあ、ここからが自分のセクション」
という感じだった。
途中でひと息いれることもなく、淡々と進む。
ときおりGPS時計で標高を確認する。
「あと300mアップ」
「あと200mアップ」
そして稜線に出た。
「うぉ~、イイ景色」
思わず声に出た。
しばらくすると岩場で休んでいるメタさんと会う。
脚が攣ってしかも調子が悪いとのこと。
狭い稜線なので道をふさぐこともできず、二言三言話しをして先へと進んだ。
目の前には剣ケ峰。
振返ると沼田方面が一望できる。
そして登ってくる選手の姿。
そこから時間もかからず剣ケ峰に到着。
写真を撮ってすぐに先へと進んだ。
(つづく)
すっかり秋の気温
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