令和の花咲爺〜人を大切にする住生活設計と感動経営

令和の花咲爺〜人を大切にする住生活設計と感動経営

花神:田口寛英

(株)田口住生活設計室 
田口感動マネジメント 
日本ほめる達人協会認定講師

お問い合わせ tjs@homedr.info
https://www.taguchijyuseikatsu.com/
https://kando.or.jp/

ショールームに行こうの3回目です

 

LIXIL 、TOTO、タカラ、クリナップ、パナソニック、など、キッチン・ユニットバス・洗面化粧台などを展示してあるメーカーショールームに行く時の注意点の最後です。

 

新築の住宅展示場に行ってアンケートに住所氏名を書くとその後に営業をかけられることがあります。

しかし、水回りショールームに行っても面倒な営業をしてくるメーカーはありません。せいぜい新商品案内やイベント案内の手紙が届くくらいですのでご安心ください。もちろん、アンケート拒否でも構いません。

 

 基本的にショールームで業者の紹介はしていません。中には紹介しているメーカーもあるようですが、少数だと思います。積極的な紹介はしなくとも、提携業者一覧表があったり、メーカーごとの協力店を組織していてその案内を置いたりしています。例えばクリナップの『水回り工房』やTOTOの『リモデルクラブ』などです。LIXILはより積極的にリフォーム店のフランチャイズ展開したりネット活用のネットワークを作ったりしています。

 このような組織に加盟していると優良な会社であるように思われますが、そうではありません。メーカーによって加盟の審査基準も組織化する目的も違いますが、メーカーによるリフォーム会社の囲い込み戦略の一つで営業的な側面が強いので、極端なことを言うと加盟料や年会費を払えば加盟できてしまいます。ですから、ショールームにパンフが置いてあったり、メーカーと提携しているからと言って優良リフォーム店だと信じるのは早計です。マイナスの事ばかり書きましたが、もちろん、素晴らしい会社さんのもたくさんあると思いまっすよ。

 

 ショールームとは関係ありませんが、いわゆる業界団体に加盟しているからと言っても、それをもって信用するのはいかがかと思います。私がリフォームのセカンドオピニオンを依頼された案件で、あり得ないほどの杜撰なリフォーム計画である事が発覚したことがあります。社名は伏せますが関西では業界のリーダー格とも言えるような有名なリフォーム会社さんでした。看板は肩書きではわかりませんね。

 

 

 

 

新聞折込のチラシを見ていたら、浴室改修が2日で終わると書いてありました。

1坪のタイルの浴室からユニットバス1616に入れ替えまで2日と明記されていますが、あり得ない!! が私の本音です。

 

初めに言いますが、工期は短いほうが工事は安く抑えられますしお風呂に入れない期間が短ければお客様の不自由さも軽減されます。しかし、家のことを考えた場合には無理な短工期が杜撰な工事につながると考えています。工期設定は業者としてのポリシーの表れで、何が正解かはお客様が決めることですが、『家守り』としては絶対にお勧めしません。

工程を考えると、①解体と発生ごみの搬出、②給水給湯や排水や追い炊きの配管、③柱や土台の腐朽部分補修、④基礎となる土間コンクリート打設、⑤柱や土台の腐朽部分補修、⑥ユニットバス組み立て、⑦洗面所側の壁や床の補修と入り口枠の設置、⑧換気扇や照明器具の配線、⑨換気扇の排気ダクト工事、⑩給水や給湯配管をユニットバスに接続、⑪掃除と点検。となります。①の解体と④の組み立てはそれぞれ6~7時間はかかりますし、8時間以上というケースもあります。

 

1日目の夕方にコンクリートを打設して翌朝にユニットバスを設置する? 一晩あれば人間が乗っても問題ない程度にコンクリートは固まりますが、ユニットバスを設置するとなると心配です。それとも、コンクリートを打設しないでブロックを土の上に置いてユニットバスを設置するのでしょうか。

 

さらに、タイルの浴室の場合は柱や土台や窓台が腐っていることが普通にありますから、工程の中に腐朽部補修を入れておかなければなりませんし、その工事だけで丸1日かかることもあります。

 

このチラシの業者さんが、何を根拠として2日間施工をうたっているのかわかりませんが、通常は4~5日の工程ですし、それくらいの余裕がなければ危険だと私は考えます。

 

床屋さんでもバリカンで10分で終わりお店もあれば、1時間以上かける床屋さんもありますので、2日間工事が良いのか悪いのかを決めるのはお客様自身です。情報を集めることは容易に出来る社会になっていますが、その情報の真偽や価値を判断する力が必要ではないでしょうか。

 

最後に、当社でタイル浴室からユニットバスにする場合の工程を書いておきます

1日目 既存解体。  

2日目 配管と土間コンクリート打設

3日目 解体後に出てきた木材腐朽部分の補修とコンクリート養生、電気工事

4日目 ユニットバス組み立て

5日目 入り口枠取付、洗面所側壁補修、電気接続、配管接続

 

解体後の状況によっては、3日目は工事なしの予備日になりますが、これくらいの余裕を持った工程を組まないと何かあった時には対応できません。

 

既存がユニットバスからユニットバスへの工事でしたら、解体が半日程度で完了しますので、1日の短縮が可能です。

 



 

 

 

 

 

 

前回の続きで、キッチンやユニットバスや洗面化粧台などのショールームに行こう!! という話です。

水廻りメーカーはたくさんありますが、一般的にはクリナップ、タカラ、TOTO、リクシル、パナソニックといったところです。

 

①事前の準備~商品のグレードを知っておこう。

各メーカーとも、キッチンでもお風呂でもラインナップがあります。TOTOの浴室ですとサザナとシンラですね。

ショールームに入って一番目立つところには最高級キッチンが置かれ、奥まった日陰の存在に安いキッチンが展示されていたりします。
何の情報も持たずに行くと、高級品ばかり見てしまい夢だけがどんどん膨らみ予算が全然合わなかったりします。

トヨタのディーラーに行くときに、カローラもクラウンも知らないで行くようなものです。

 

②事前の準備~今使っているキッチンのサイズを測っていこう。

ショールームに行くと、見栄えのいいキッチンや浴室が並んでいますが、実際に皆さんのお宅に入るの? と考えてしまうケースが多くあります。

シンクの大きさや調理スペースの幅などを調べていくことで、具体的にイメージすることができます。

調べるのは写真にあるような箇所です。全体の幅とそれぞれの幅、カウンターの高さ、吊戸棚の高さ、カウンターの奥行、レンジフードの幅などです。

これくらい調べていくと、アドバイザーに『今お使いのキッチンは幅何センチですか?』と質問されても答えられます。

写真にとって書き込んでも良いですし、簡単な絵でも構いませんよ。

浴室の場合は、全体のサイズと窓の位置だけは確認してください。サイズはざっくりと1600×1600か1600×1300のどちらかになるはずです。

 

③事前の準備~電化製品とゴミ箱の大きさを測って行こう

これは具体的にプランニングする段階で構わないのですが、電子レンジや炊飯器をどこに置こうとかゴミをどこにまとめるの?とかの課題が出てきます。キッチンリフォームの場合、キッチン本体よりも家電品などを機能的に収納できるかどうかがリフォームの成否に繋がります。写真のような家電収納庫もあります。

 

 

④持ち物は?

特にこれと言って必要なものはありませんが、アドバイザーを頼まないのであれば小さいもので構わないのでメジャー、愛用のスリッパ、磁石。スリッパは靴を脱いだ時のカウンター高さを体感するためです。メジャーはショールームで貸してくれますし、スリッパもショールーム用意してあることがほとんどです。磁石はステンレスの性能を見分けるためで、代表的なのは磁石が付く304と付かない430で、430が高級とされています。304がダメというわけではないですが、ここで価格を落としているのですね。

 

⑤アドバイザーとの付き合い方

ショールームに行くと明るく笑顔の女性スタッフが出迎えてくれます。

アドバイザーの仕事は商品を案内し、自社の良いところを説明し、最終的には成約につなげることです。

前回も書きましたが、高額商品で成約させることが評価につながるメーカーもありますので、場合によっては良い商品を熱心に進める場合もあります。

これですね、メーカーによって違いますし、同じメーカーでもショールームごとにアドバイザーの接客が変わります。

ですから一概に言えないのですが、間違いないのはアドバイザーは自社の良いところしかいいません(当たり前ですね)。

大切なのは、自分の目を肥やすことではないでしょうか。

そのために各ショールームを回ってみるというのが良いと思います。

 

⑥展示価格について

ショールームに行くと、展示商品の定価が表示されています。

こいつが曲者で、タカラ以外のメーカーはラインナップで掛け率が違いますので単純に定価比較は出来ません。

高級品ほど掛け率が高め、安いほど値引き率が大きくなっていますので、定価に大した差がないから高級品で検討すると、実はお客様の購入価格が倍くらい違うことになってしまいます。

タカラだけは定価設定に一貫したポリシーがあり、原則的に消費者にお届けするのは定価になるような卸値設定にしてあります。他メーカーに比べて定価設定は格段に低いのですが割引率が少ないメーカーです。

個人的にはタカラの考え方は評価しています。

 

さて、今回も長くなってしまいました。

補足したいことがあったら、また追加していきます。

 

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京都ではなくて、ショールームに行こうと言うお話。

 

システムキッチンやユニットバス(システムバス)のリフォームをお考えの方。

まずはメーカーのショールームに行ってみませんか?

①多くの方が、業者の薦めるキッチンやユニットバスを選んでいる。

  信頼できる業者でしたら、薦めるものを採用でも問題ありません。

  しかし、まずは自分の目で確かめて、情報を持った上で業者と話をしませんか?

 

②相見積もりを取るときに、各社バラバラのメーカーを提案して来て比較できますか?

  これも多くの方が誤解しています。

  いろんな提案を聞いて参考にしたいからと、リフォーム業者に対して『あなたのオススメのキッチンを提案して』と言います

  これ、やめた方が良いですよ。

  なぜって、リフォーム業者は会社ごとに売りたいメーカーがあったりします。

  値引き率の大きな商品をすすめるとか、利益率の高いメーカーをすすめるとか、あるいは、仲のいい営業の成績に貢献してあげようとか、時には、競合相手を見て勝てる商品を選ぶとか。

  そんなことですから、まずは自分で調べてから業者の提案を聞くのは賢明な手順です。

 

③ショールームは、意外と敷居が低い

  メーカーのショールームの所在地はホームページで調べればすぐにわかります。

  業者と同行で行くところ? と思っている方もいるようですけど、そんなことはありません。

  お客様だけで行くのも構いませんし、キッズコーナーを設けてあるところがほとんどです。

  工事するかどうかも決まってないけど、ちょっと勉強させて程度でも歓迎してくれます。

  

④そもそもショールームって何をするところ?

  キッチンとかユニットバスの現物が展示してあって自由にさわれます。

  靴を脱いでバスタブに入ってサイズ感を体験してみたり、浴室暖房機が作動している浴室に入って暖かさを実感したり、キッチンの収納を開けると、鍋釜、調理用品、食材が閉まってあって、実際の収納がわかったり、各ショールームで工夫して生活感と、夢を描けるような展示をしてあります。

  そして、希望があればお客様に合わせてプラン=見積書を作ってくれます。

  実は、プラン作りがショールームの1番の仕事かもしれませんね。

 

④予約する? いきなり来店でもいいの?

  アドバイザーに案内をして欲しい時は予約した方が良いです。

  ほとんどのメーカーは、土日は混雑していて予約しないとアドバイザーが付きません。  

  いろいろ説明されるのは嫌だと思う方は、いきなり行くのも構いませんし、来店してから、アドバイザー不要だとハッキリ言うことで放し飼いにしてくれます。

 

⑤プランは作らないとダメなの?

  具体的にリフォーム計画があるとか、予算感を知りたい時にはお願いすればいいし

  そこまで、考えてないなら、作る必要はないですよ。

  ただし、アドバイザーの女性はプラン作りをすすめるはずです。

  メーカーによっては作ったプランの数とその後の成約率がアドバイザーの成績として評価されます。

 

さて、ちょっと長くなりました。

続編は後日ということで。

 

ありがとうございました。

 

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『一寸の虫にも五分の魂』

『一寸先は闇』

ことわざでも使われる寸(スン)とか分(ブ)って何?

高校球児の五分刈りって?


木造住宅で使われる尺とか坪って何? 

そんな話です。

 

よろしければこちらもご覧ください

https://youtu.be/O3os4wEqkm0

 

里=1/10部≒0.3ミリ

分=1/10寸≒3ミリ

寸=30,3ミリ≒30ミリ

尺=303ミリ≒300ミリ

間=6尺=303×6=1818≒1820ミリ

 

これが基本ですが、

厳密にいうと1尺は10/33メートルですので、0.3030303030…mになってしまうすから、303ミリとしています。

 

1尺は303ミリとしても、6尺、9尺となると数字が細かくなっていくので

利便性を考えて、3尺=909ミリ≒910ミリ、6尺=1818ミリ≒1820ミリとすることがほとんどです。

ベニヤ板のサイズはサブロク=3尺×6尺なので、910×1820ミリになります。

 

ちなみに坪は広さの単位ですが、ざっくりいうと畳2枚分

坪は6尺×6尺の広さで、通常は3.3㎡で通りますが、

建築士などは、3.3124㎡(1.82×1.82m)で計算します。

 

私の場合は、3.3㎡と3.3124㎡は使い分けています。

 

なんと面倒な!! と思われるかもしれませんが、ゴルフはヤードですし

それぞれに合った単位だと思ってください

 

写真は大工が使っている曲尺です

 

柱の太さを3寸5分とか4寸と言いますよね

『うちは檜の4寸柱で家を建てた』とか

家の広さにしても、『35坪の家』ですね。

 

建築図面はミリで書かれているんです。

ただ、現場は尺ですし、材木や建材類は尺寸法や坪の梱包が今でも主流です

一般的なフローリングは1尺×6尺で1ケース1坪入り とかですね。