逃げるな、おいっ
バカ部長が配属になってすぐ、監督署からお呼び出しがかかった(笑)ま、労働時間に関するお伺いってことだったんだけど、一応、何かあるとヤバイので社労士の先生に同行してもらうことになった。出頭メンバーは部長、課長、俺、社労士の先生と安全管理をやっている部署の課長さん。監督署の監督官も5人で来たことに戸惑っていたようだけど、俺からすれば、部長と課長だけで行ってくれればいいのに!って。
しかし、ここで問題が発生した。向こうが用意した部屋が狭くて全員入ることができない。で、課長が俺に笑顔でこういった「俺たちは外で時間潰してるから、終わったらあとで携帯に連絡してくれ」
部長と課長はシメシメとばかりに出て行ってしまった。部長は俺に「しっかりやってくれ」なんて言っていったけど、冗談じゃねぇ!と切れる寸前だったな。人事部の責任者2名が立ち会わないってどういうことよ???
仕方なく残った3名で調査は終了したんだけど、特にお咎めはなかった(一応、指導書はもらっちゃった)
もう1人の課長さんも逃げた2名に対しては「何だあいつら!」って激怒してたな。これでもし何かあったら、すべて対応した俺らの責任ってことだろ?ふざけやがって! 俺も全く同じ気持ちだったな。
で、終わってから課長の携帯に連絡して、近くの喫茶店で報告会をやったんだけど、課長は俺に対して「どんな言い方をしたんだ?」と尋問。何だか、結局は対応がイマイチだな、みたいなことを言われてすごく自信喪失したことだけは今でもはっきり覚えてるな。
顔が悪いとダメ?
ウチの適当すぎる人事異動で思い出したことがあるので、今回はそれを書いてみよう。元々サポート部門で仕事していたA君(男性)が人減らしのあおりを受けて、営業部へ異動になった。元の部門での評価があまり良くないことは知っていたから、「ああ、出されたんだな」って思った。俺はA君のことを悪く思ってなかったこともあり、彼には「とにかく、頑張ってな」と言ってあげた。その後も社内で見かけるたびに「どうよ?」って声を掛けるようにしていたっけ。そんな彼も1年ほど経過すると、営業らしくなってきて、本人も「やっと軌道にのってきましたよ」なんて自信を持ち出してたな。ところがある日、部長が俺を呼んで「A君の過去3ヶ月間の勤怠表を見せてくれ」って言ってきた。そのまま、部長と一緒に会議室に行くと、A君の上司がいた。上司はA君が有休を取ることが気にいらないみたいなことを言ってたので、あらためて彼の勤怠表を見てみたけど、特別おかしなほどでもなかったな。その上司は「彼は休みがちで営業には向かないから異動させてくれないか?」って部長に言ったんで、「また、変な異動辞令出すのか?」ってイヤな気持ちにさせられた。ところが、さらにおかしなことを言い出したんだ。「彼は腫れぼったい顔をしてて不健康に見えるから客先に出せない」と。おいおい、1年も自分の部署で営業させておきながら、今頃そういう言い分はないんじゃない?って思ってたら、うちのバカ部長も「確かにおっしゃるとおりですね」だと。全く、アホらしかったわ。理由がくだらなさすぎるわ!それなら、イケメン男だけで固めればいいだろうに!
彼は結局、別のサポート部門へ異動させられた。自分が短期間で営業を外されたことを彼はどう思っているんだろうか?でも、「顔」で営業をクビになったことなんて当然知るよしもない。
頑張れ!頑張れ!
どこの会社にも心の病で休職中もしくは休みがちな社員を抱えていると思う。ウチにもそういう人達がいた。俺はそういう病気に対し偏見をもっていた時期があったが、外部のセミナーとかでいろいろ聞いているうちにある程度理解できてきたし、また自分もストレスでそれに近い状態になった経験もある。
ある出先で仕事のプレッシャーでそういう病気になってしまった社員がいた。仕事を変えてあげたり、勤務地を変えてあげたりして様子を見ていたようだけど、それでも長続きせず、1ヶ月ぐらいポンと休んでしまう。そこで、彼の扱いに困った所属長がウチの部長へ泣きつきに来た。で、結局は人事部付けにして、出社後に少し仕事をやって(リハビリ?)また、現場に出てもらうってことにした。
普段は部下の面倒なんて見やしない課長が一生懸命仕事を教えているのを見て、「?」だったけど、俺は静観してた。何日かすると、彼にも笑顔が見え出し、本人もまた営業に出てみたいって言い出したので、再度チャンスを与えることにした。しかし、最後の日の夜、ウチのバカ部長さんが、彼を呼んでタイトルにある言葉を本人に言ってしまったから、あきれたな。部長はそういう病気の人にかけてはいけない言葉ってことを何も知らず、勢い込んでガンガン言ってしまったみたい。言われた後の本人の顔が青ざめてたのは言うまでもない。後で、赤松君に聞いた話だと、社長も同じことを言ってたらしい。
社長はまだしも、人事部長さんがこれだから、手に負えない・・・。彼がその後どうなったかは俺は知らない・・・。
機密事項
人事というのは個人情報だけでなく、機密事項も数多い。本来であれば、それに関する資料の管理には細心の注意を払わなきゃいけないんだろうけど、うちはそうでもなかったな。課長からしてそういう意識がなくて、部長なんかはさらに酷かった。帰る時には自分の机の鍵はかけないし、自分の打ち合わせノートなんかは机の上に置いたまま。それでも人事部が個室になっていて外部の人間が立ち入ることができないならまだしも、うちは違うんだから酷いもんだ。いつでも誰でも見てください!って言っているようなもんだ。こんないい加減な人に「人事からいろいろな情報が漏れるのは非常に問題だから気をつけるように」なんて真顔で言うんだからやってられなかったな。人事異動の件にしても、自分が酒の席で すすんでしゃべってる(というか関係部門と調整してる)んだからもうメチャクチャだったな。
危機管理って?
企業にとっての危機管理体制っていろいろあると思うけど、今回は総務人事に絡む危機管理について思い出したことがあるのでそれを書いてみようと思う。
総務であれば、最近多発している自然災害(地震・台風など)や現場作業にかかる安全管理、人事で言えば社員の健康管理の問題(過労死などの労基署対策など)なんかがあると思う。
何年か前にある場所で結構大きな地震があり、ちょうどその日は休日出勤をしていた時で、その出先の所長さんから電話があって「事務所の天井の一部が落ちたが、社員にケガはなし、社員の家族などにも被害はありません」とのことだった。俺は部長や課長などに連絡を取ったが誰も出やしない。携帯に連絡入れても留守電になっちゃうから、メッセージを入れても反応なしだった。全く、役に立たなかったな。ここ最近の新潟や九州での大きな地震にしても、とてもテキパキと状況把握をしてるような雰囲気はなかったな。出先からの連絡待ちみたいな感じで、それを社長に報告してるだけ。あとになって社長から、管理職の緊急連絡網を作るべきでは?なんて言われて作ってたぐらいかな。それも小中学校のクラスで作るような連絡表だったっけ(笑)
安全についても、せっかく優秀なコンサルの先生を入れて、教育しても単純なことを守らないから事故を起こしたりしてたな。会社として安全に関しては取り組んでいますよ!という姿勢はすごく大事なことなのに、コストダウンということで、社員教育のための費用やコンサルの先生への支払いを値切ったりと、おかしなことばかりやってたな。
社員の健康管理にしても、社労士の先生からしつこく言われているにもかかわらず、部長も課長もやる気なし。一担当である俺が出先に対して時間外労働の適正な管理をして、社員の健康管理をしっかりしましょう!なんて通達を出していたっけ。当然、出先からは人が減っても補充はなく、おまけに売上げだけは上げなきゃいけないのに無理に決まってるだろ?と逆ギレ。それを上に言っても、取り合わない。結局、こんなことの繰り返しで、会社としてどうしなければならないか?なんて全然やっていなかったな。どこの会社も同じですかね?
