俺がいた会社 -2ページ目

上海は俺の命だ!

うちのバカ部長さんの話

上海とはゲームの話で、部長さんはこれが大好きで、朝から晩までやってたな(笑)大体、パソコンをじっと見ていてもわかる。仕事している奴はキーボードをカチャカチャやっている音が聞こえるけど、部長は違う。マウスのクリック音しか聞こえないんだから・・・。パソコン操作でわからないことがあって呼ばれ、部長の画面を覗き込むと必ずタスクバーには上海があったっけ。うちの部署はパソコンをろくにいじれない人が良くパソコンを故障させていたんだけど、勿論、部長もその1人。あるとき、部長のパソコンがおかしくなって、俺と赤松君で見てあげてたんだけど、それでも手に負えず、パソコン管理者を呼ばざるを得なくなった。管理者が来て、あれこれいじってはみたものの、「これはOSの再インストールをしなければダメですね」と。そうしたら、部長が真顔で「上海は俺の命だ。これがないと俺は会社に来る意味がないから、必ず使えるようにしてくれ」なんて言ったもんだから、笑っちゃったな。嘘でも良いから、「大事なデータが入っているから、それをちゃんと復活させてくれよ」ぐらいのことを言えばいいものを、ゲームを最優先なんだからさ!バカらしいったらありゃしない。しばらくして、親会社が何を思ったか、「業務に関係のないソフトはアンインストールするように」なんておバカなお達しを出した。ま、確かに会社から貸与されているパソコンを個人の所有物のようにカスタマイズするのはおかしいし、最大の理由はゲームで遊んでいる連中を締め上げるものだったみたい。当然、パソコン管理者から、うちの部長へ「うちはどうしますか?」と確認が来たんだけど、部長は真顔で「何もそこまですることはないだろ」と言ってたな。それを聞いてた俺は笑いをこらえるのが必死だったな。部長さん、そんなに上海っておもしろいかな?(笑)所詮、うちの管理職ってこんなレベルだった・・・。

マニュアル女

さぁ、ボチボチうちにいた(いる)バカ女の話を始めていこう。この女が配属される前に俺と赤松君は課長から優秀だと聞いていたから、大人気ないが熱烈歓迎というわけではなかったな。

運がいいことに俺が仕事を教えるということはなく、女性2人の下につけて教育してたんだけど、マニュアル作りだけはしっかりしてたみたい。ノートも受験勉強のサブノートみたいにびっしりと書き込まれていて、色までつけて、正直「やるねぇ」なんて感心してたっけ。ところがしばらくすると、仕事を教えてた女性2人から「あの子は物覚えがよくないし、同じことを何度も聞いてくる。自分のマニュアルに書いてあることも、調べもせずに質問してくる」なんて声が聞こえてきた。予はマニュアルを作ることだけに力を入れていて、それを覚えるという肝心なことができなかったみたいだな。マニュアルができてそれでやった気になってたみたい。これも、受験勉強の弊害なのか?なんて思っちゃったな。基本をおろそかにして、すぐ応用に入ろうとするから、仕事は間違えるし、間違えた理由も自分でわからない。挙句の果てには、先輩に後処理させて、自分が間違えたことを隠しちゃう。でも、後で質問攻めだけはする。でも、覚えない(笑)

そんな悪循環を何度も何年もやってれば教える気もなくなるし、仕事も渡せないし、自分でやらざるを得なくなる。ところが、当の本人はそんなことはおかまいなしに、仕事がない!とアピールする。こいつのせいで部内がかなりギクシャクしたな。ま、本人は私は一生懸命やってるのに周りがダメだから・・・なんてほざいていたようだけどね(笑)

昇給といっても・・・

世間はGW中です。俺も在職中はこの頃は赤松君と一緒に会社へ出て、昇給作業をやっていたな。

GW中に出るのは抵抗があったけど、逆に電話もなく、バカな上司も出て来ないので仕事に集中できた時でもあったな。昇給に関しては親会社の動向を見て、それに合わせながらという感じだったんだけど、ここ数年間の親会社の業績不振により、いろいろ大変だったな。バカ部長は実務を知らないくせに、ちょくちょく親会社へ行っては情報をつかみに行ってたようだけど、逆に俺ら(子会社)としては知られたくないことまで、情報漏えいしてたみたいでもうメチャクチャだった。うちのプロパーのデータなんかもすべて渡しちゃってたみたいで、いろいろチェックされてチクチク言われたな。大体、親会社なんて勝手なことばかり言って、自分らが業績の良かった頃は、「子会社のくせにそんなに昇給させるな」で、業績が悪くなると、「グループ会社として足並みを揃えなきゃいけない」だもんな。そんなこと言うんなら、すべて親会社で計算してくれればいいのにそれは絶対にやろうとしなかったな。部長の勝手気ままな行動とは裏腹に課長は「俺知らねぇ」ってほとんど関知しようとせず、俺らが作ったデータを見せても「これでいいんじゃない」なんてロクにチェックもしない。ところが、役員や部長からつっこみが入ると、「おかしいんじゃねぇか?」と言って、騒ぎを大きくし、挙句の果てに「こいつら何やってるかわからないですから」なんて言い出す始末。毎年、こんな感じでやってたな。

改ざんするな!

社長が親会社に対し、今期末には従業員○○○名にします!なんてカッコつけちゃったもんだから、そのバカ犬の部長が俺らに対して、人員表を作れ!と言い出した。その人員表とは単純なもので、入社と退社の名簿を書いて、その日その日の人員数を把握するものだったんだけど、それがまたバカらしかった。普通、従業員数のカウントには正社員、嘱託、パートは入れて、派遣社員は入れないというやり方だと思うんだけど、その目標数字に到達させるために、パートは外せ!だの、嘱託は入れるな!だとか、もう滅茶苦茶で、退職者も数ヶ月先(それも退職の意思表示だけ)の人間まで強引にカウントさせて、数字を作らされてたな。それをみて自己満足してる社長と部長って本当にバカに見えた。ある時、そのデータに間違いが発見されて、俺が部長にやんわりと指摘したら、「バカ野郎!俺は社長にこの数字で報告しちゃってるんだ。それを直したら改ざんじゃないか!そんなことはできるわけない」と逆ギレ!こっちは、改ざんじゃなくて、正しい数字にしておくほうがいいですよ、と指摘してあげたにもかかわらずだ。でも、自分が間違いに気がつくと、俺らには「うん、これ直しておいてくれ」と涼しい顔して言うんだから、たまらなかったな。おいおい、それも改ざんなんじゃないのか?部長さんよ!!!

暇な社長様

新しい社長は相当暇だったらしく、社内にいるときは各フロアをウロウロしたり、植木を眺めていたりしたもんだ。大体、社長自ら、各部署の行動予定表(ホワイトボード)をチェックして回るなんてどういうことよ?

いやらしいったらありゃしない!俺も社会保険の手続きで社会保険事務所やハローワークへ行く機会が多く、目をつけられていたみたい。従業員が1000名近くいれば、毎月のように何らかの処理があるわけで、そのために外へ出ているのに「何しに行ってるのか?」と部長へクレームが来たらしいんだ。俺は部長へ「仕事ですよ」と言っても、部長は社長へは何も言えないから、結局行く回数を減らすか、社長がいないときに行くしかなかったな。悪いことしてるわけじゃないのに、コソコソ仕事をしなきゃいけないなんて本当に最悪だったな。植木もレンタルで入れてたんだけど、葉っぱが少し黄色くなってくれば、それをむしったり、水が足りないと思ったら、自分であげたりしてたな。それをまた部長が見ると、あわてまくるわけ。ただでさえ、仕事でバタバタしてるのに、こんな余計なことで神経をつかわなきゃいけなかったんだよな。社長は社長らしく、どっしりと構えてればよかったのに!