母と子どもたち -8ページ目

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08Dec
- カラーリング
  退院後、快方に向かうはずだったのに日に日に出来ることが減ってきている気がする。ベッドで寝ている時間が長くなってきた。４，５日前ぐらいからだろうか、動悸が激しいらしい。「今年いっぱい生きられるかしら・・。」と気持ちもものすごくネガティブになっている。１２月４日、日曜日の夜ベッドから降りようとしたら立てなかったと。いつもの痺れとは違って両足で立つことができなかったと言う。しばらくしたら元に戻りなんとか立つことができリビングへ歩いてきた。１０年ほど前にも、歩いていて突然足に力が入らなくなったことがあったらしい。そのとき病院で検査をしてもらっていた。「一過性○○」○○を、忘れちゃったわ、と言っていたが（肝心なところだが(-_-;)）一過性脳虚血だろうか。調べてみると片側に運動障害が起こると書いてある。両足だから違うかな？とりあえず今できることをしよう。先送りにしているとどんどん億劫になるようだ。今朝、母に聞いてみた。「今、一番何したい？」なんと「髪を染めたい」と言った。こんな状態でも女子力？が高い。しかも美容院に行くのではなく自分で染める、と。前置きが長くなったがこれが今日の一大イベント。思いついたら実行あるのみ！早速カラーリングとお風呂の準備。自分でカラー剤、ケープ、くし、鏡、クリームなど用意していた。前の方は母が自分で塗っていたがさすがに後ろは難しいので私が塗った。「今まではお父さんが後ろを塗ってくれてたのよ。」と事あるごとに父との思い出が蘇ってくる。仲良かったからね。なんとか塗り終わり２０分ぐらい休憩して今度はお風呂。自分で出来ることは手伝い過ぎない方がいいとどこかに書いてあったので呼ばれたら行こうとスタンバイしていたが自分でできたようだ。一大イベント終了。できたじゃん。そんなに考えてばかりいないでやってみると結構できるよ。午後、サークルのお友達が家に来てくれた。後で、「髪染めておいて良かったね～。染めてなかったら髪は真っ白で後ろはぺったんこ（寝てばっかりのため）いかにも病人って感じだったね」、と言って笑い合った。その友達は２０年来のお付き合いのサバサバした性格の方で「あなたはいろんなこと考えすぎ！また調べたり記録したりしてるんでしょ。そんなことばかりしてちゃだめよ！」と発破をかけてくれたそうだ。よくわかっている。その通りである。やっぱり友達っていいな。少しおしゃべりすると元気になる。家族にはない「力」がある。少々動悸がしても足の痺れがあったとしてもベッドで寝るばかりではなく休み休みでいいから楽しいことや好きなことをやってもらいたい。
01Dec
- 壁紙とフローリングタイル
  10月の水漏れ騒動の時、業者さんに来てもらい洗面台を交換してもらった。洗面所のクロスやクッションフロアも一部剥がしてあったが母が入院したため工事が中断してしまっていた。落ち着いてきたので業者さんに連絡して見積をとったところ￥79,000也う～ん、高い。これは自分でやるしかない！！クロスは一部分なので、（でも変な場所をベリっと剥がしてあったのだ(>_<)）前回洗濯機のところに貼ったダイソーの壁紙を貼ることにした。変な場所というのはタオル掛けの真ん中に三日月の形（？）で剥がしてあった↓なんとか隠せたかな。あと下の方も。遠くから見たらまあまあ綺麗に見える。このシートってドライヤーで温めると柔らかくなって粘着力が良くなるのね。(*^^)vお次は床。楽天で見つけた「置くだけフローリングタイル　接着剤不要」アジアン雑貨さん。１０枚で￥5,300（税込）これがとっても使いやすい！カッターで軽く切ってパキーンって折るだけ。細かいところがちょっと難しかったけどなんとか・・。端はコーキングして誤魔化しちゃおう。お値段の割に、素材的にはすごくいい。元のクッションフロアよりいい感じ♪コーキング剤、マスキングテープも購入し合計￥6,500ぐらいで出来ました！
29Nov
- タンスの整理
  実家はとにかく物が多い。古いものを捨てられない性格なのだろう。ご丁寧に袋にしまってマジックで、○○　△年購入とか書いてある。私が来てからどれだけのゴミ袋を使ったことか・・。今日は父の洋服が入っていたタンスを片付けてみた。いったい何年前のものなのだろうか・・というような服がたくさんある。しかもタンスにビッシリ入っている。スウェットパンツですら、ハンガーに掛けてカバーしてあったりする。(^_^;)箱に詰めて業者さんに引き取ってもらうつもりだ。昭和チックなものを見つけた。パラゾール（缶）は見覚えがあるけど「大正殺虫粉剤」？粉が入っている。裏の説明を読むとノミ・ナンキンムシ・イエダニ・ゴキブリ（油虫）・ハエ・ウジ・蚊・ボウフラの駆除と書いてある。今でいう、スプレーの殺虫剤と同じみたい。へぇ、昔は粉だったのね。古いお金もあった。一番古いのは昭和24年の穴なし五円玉かな。早速価値を調べてみた。なんと、ほとんど希少価値なし。残念！(>_<)発行枚数が多かったらしい。板垣退助の１００円札もアルファベットからみるとおそらく後期に発行されたものだろうから額面通りだって。あとは、記念コイン。昭和39年の東京オリンピックの100円玉もあった。東京オリンピックの記念コインは１００円銀貨と１０００円銀貨があったらしい。１００円銀貨は８０００万枚も発行されているのであまり希少価値はないみたい。他の記念コインも価値は同じような感じ。でも何かこういうの楽しい。価値だけじゃないんだよね。記念コインを見ているとこの年って私○歳か。あんなことがあったなぁ、とかその時の自分も重ねて思い出せる。古いもの、記念品、想い出の品・・・５０年以上も昔の物が今ここにあるなんて歴史を感じる。物を捨てないことっていらないものも大多数ではあるけれど意外といいことなのかもしれない。
18Nov
- 買い物
  靴を買いに行った。母はすぐ足が冷え、冷えると痺れてくる。そのため常に、靴下を2～3枚履いている。少し大きめのしっかり包み込むような靴が欲しいらしい。車で10分程のショッピングモールにＡＢＣマートがあるので行って見た。着いてから「もしかして高齢者に合う靴はないかも」と思ったが種類こそ少なかったが条件に合う靴が見つかった。良かった(#^.^#)履き心地も良さそうだ。こういう靴も売ってるんだなぁ。ショッピングモールへは車で行ったが、敷地が広いので少し歩けるようにカートも持って行った。このカートは先月新しく購入した。以前は引っ張るタイプのカートだったが整形の先生に、少し前かがみになるように歩いたほうがいい、と言われベビーカーのような形状で押して歩くタイプだ。そして疲れたら座れる。スーパーのカゴも載せることができる。「あら、楽でいいわぁ。」と久しぶりの買い物を楽しんでいた。家に着いて昇降機で上がってみた。重い荷物も楽々である。本来車いす用ではあるが、カートを持ち上げるのは大変なのでとても便利だ。長い時間は歩けないが、少しずつ外に出て歩く機会を増やしていこうと思う。
16Nov
- 生活のリズム
  実家に泊まることになって20日間が過ぎた。と言っても、ずっとではなく週末は兄夫婦が来てくれるので私は家に帰っている。（土曜日の朝帰って日曜の夜には戻るが）実家と家は車で４０分ぐらい。家には大学生の男子が二人。料理や洗濯は出来るほうだと思う。それでも、気が向いたときに自分の分を作るぐらいなので仕事で帰りが遅くなったりしたときはたまには作ってくれてもいいのに～、なんて思っていたがこうして長い期間家を開けるようになると今までそんなに手の込んだ料理を作っていたわけではないが作ってあげられないことが申し訳なく思えてくる。それにやっぱり食生活が心配になる。幸い母は食事やトイレなどは自分でできるので昼間数時間は一人でも大丈夫そうだ。私も少しずつ自分の生活を取り戻そうと思う。週に一度、平日に昼間家に戻って食事や洗濯や片づけをし一度は辞めようと思っていたホットヨガも再開しよう。さらに実家の近所で英語を習おうと無料体験の予約をした。今は充電期間と思い時間を有効に使おう。母は1月にはサークルに復帰したいと思っている。６０歳から続けているサークルだ。仲間もたくさんいて楽しいらしい。だけど今の生活をしていたらとても復帰できそうにない。正直なところ、今後体調がすごく良くなるとは思えない。寝てる時間が長いと、却って体力や筋力がなくなる。ちょっと厳しい言い方かもしれないが自分でやる気を出さないとサークルに行けないよ、と言った。内科の先生にも整形外科の先生にもそれらしきことは言われている。もう少し体力や筋力をつけよう。まずは「散歩」明日から実行！お互い毎日の生活のリズムを作って行こう。
14Nov
- デコボコのテラス
  うちは石貼りのテラスである。50年前、出来た当初はきっとおしゃれだったんだろう。最初は平らに作ったんだろうけど、今気付くとデコボコ。そんなに気にしていなかったが母は何度も躓いているらしい。写真ではわかりづらいかもしれないが場所によっては２～３㎝差はありそうだ。ネットで調べたら『インスタントセメント』いう便利なものがあった。早速ケーヨーＤ２へ。テラスは1.8m×16mぐらい。どのくらい必要なんだろう。まずは試しに１0㎏入りを3袋買ってみた。半分ずつやってみる。意外と簡単。水を入れて練るだけ。だけど腕や腰が・・ものすごく痛む・・。(T_T)結局、10㎏入りを７袋使用。2日間かかって完成。というか終了。最後が一番きれいに出来た感じ。最初とは色が違っちゃった。(>_<)水の量が違ったからなのかなぁ。なので、上に人工芝を敷こうか思案中。まあ、とりあえずデコボコはなくなったので良しとしよう。
11Nov
- 化粧品と美容院
  朝食の時、「今日は午前中に化粧品を買いに行ってそのあと美容院に行きたいわ」と言っていた、がふと窓の外を見ると「あら雨なのね・・。ずいぶん降ってるし今日は寒そうね。」私は明け方から雨の音で目を覚ましていたが母は耳が悪く雨の音は聞こえない。外を見てガッカリしたようだ。そろそろ出かようと支度をしていたら母はどこかに電話をしている。どうしたの？と聞くと「化粧品は配達してもらうことにしたわ。美容院も行く気力がなくなったから今日はやめておく」あら、そう・・。朝はあんなに意気込んでたのに残念。雨を恨むわ・・。昼前に戸棚の片づけをしていたら「明日、美容院に連れて行ってくれる？」と言う。やっぱり行きたい気持ちには変わりないらしい。「あー、明日は朝から出かけちゃうからダメだわ。今日行こうよ。」と言うわけで急遽美容院に行くことになった。最初2回の洗髪、そしてカットその後また洗髪１回。そうだよね。なにせ退院後2週間ちょっと経つが、その間1回しか洗っていなかったのだ。入院当時から美容院に行きたい、と言っていたので1か月遅れでやっと行くことができた。先生（母はこう呼ぶ）は、カラーリングとパーマは次回にしましょうね、と言いながらカーラーで巻いてふんわり綺麗にセットしてくれた。髪も艶がでてきたようだ。とても寝たり起きたりの人とは思えない。先生は技術もさる事ながら話術も素晴らしい。１時間ほどの間ずっとおしゃべりに花が咲いていた。車の中で興奮気味に言った。「思い切って行って良かったわ。」そういえば入院中もベッドの横に化粧水や鏡を置いていた。女子力？綺麗になろうとする意識ってすごい力を持っているようだ。
04Nov
- 季節の花
  母は日頃からベッドで休んでいる時、いろんなことを考えている、と言っていた。昔の事を思い出したり、起きたらやろうと思っていることなど。やりたいことはいっぱいあるらしい。でもいざ起きると、歩くのも覚束なくて足もすぐジンジン痛くなる。少し動くと動悸もするので気持ちが萎えてしまう。しかし今日は「ちょっと前向きになろうと思うの」と言ってきた。先日、私が小さな花壇を作り、パンジー・ビオラ・ストックを植え母は昨日それを窓から覗いて見た。「昨日、あなたが作った花壇を見てそういえば毎月庭の花を写真に撮っていたことを思い出したのよ。写真を撮ろうと思うの。」と言って、ストールを羽織りデジカメを持って庭に出た。花壇の花ハナミズキの実紫式部の実少し歩いて他の庭木も眺めていると山茶花や椿の蕾もたくさんある。春に向けて庭も華やかに色づく。来月はどんな花木の写真を撮るのだろう。少しずつゆっくり元の生活をなぞれたら。
02Nov
- 懐かしの整理ダンス
  この整理ダンス私が子供のころから使っていたもの。汚れてきたので３０数年前にペンキで塗ったのだ。その時は、引き出しの前板はピンク（写真のまま）で本体は白だった。あっ、今気が付いたけど下のステッカー「LACUSITE」ずっとLACOSTE（ラコステ）だと思っていた。良く見たら「ラクシテ　fromfrance bed」だわ。で、本体の白がまたもや剥げてきたのでペインティング今回は家にあったチョコレート色のペンキう～ん、やっぱり前板も塗ろうかなぁ。ステッカーをうまく剥がせるといいんだけど・・。５段目の引き出しが開かないなぁ、と思ったらなんと底板が抜けていた。早速ダイソーで板を買ってきて作ってみた。レールのないタイプだったので箱を作っただけ。この整理ダンスもちょっと生まれ変わったのでもう少し頑張ってもらいましょ。ついでに窓枠もペインティング古い家なので元々はサッシではなくガラス窓だった。今はサッシに変えてあるが木の枠はそのまま残っている。実はこの枠も３０数年前にピンクに塗っていた。これも同じチョコレート色のペンキで。タンスの上に鉢植えを置くのでテーブルセンターも新しくした。これもダイソー。昔私の部屋だった場所。だんだんすっきりしてきた。
01Nov
- トイレの手すり
  病院のトイレには便座の横に手すりが有ったのよねぇ。みいさんにそう言ったそうだ。家のトイレにはない。立ち上がる時にどこかにつかまりたいらしい。家に戻ってから足の痛みも復活してきてしまったからだ。早速、みいさんとネットで探してみたところサイズと価格で、ちょうど良さそうなのを見つけた。これ↓　山善トイレ用アーム（トイレサポート）トイレに設置したところ写真を載せるのは狭くて汚くてお恥ずかしいがこんな感じで設置した。母が使用後、あの手すりいいわぁ、と喜んでくれた。組み立ても簡単だった。それにお安い！通販商品は、よくネジとネジ穴が合わなかったり出来上がってもちょっとぐらつきがあったりということもよくある。これはしっかり安定している。とてもいい買い物だった。
31Oct
- 塀の工事
  ２週間ほど前から塀の工事を行っていた。家の塀は大谷石でできていて５０年ほど経っているので風化が激しい。ちょっと触るとボロボロ落ちてくる。万が一、地震で崩れたら大変、とのことでリフォームすることになった。こちらは私の手には負えないのでプロの方のリフォームである。今日完成した。塀の工事と共に「昇降機」を設置した。というのも道路から階段６段ほど上がってさらに玄関ポーチに段差がある。母が一人で買い物に行き荷物を持ち階段を上がるのが辛くなってきたからだ。【玄関正面】beforeafter1（昇降機上がったところ）after2（昇降機降りたところ）【右側】beforeafterとても奇麗に仕上がった。工事関係の皆様、ありがとうございました。出かけるのが楽しみです。
29Oct
- 父の一周忌
  早いものでもう一年になる。今日は父の一周忌。準備が気になっているようで母はずいぶん早くから目を覚ましていた。「久しぶりにお化粧したわ」と言って私の前に現れた母はきれいにファンデーションを塗り口紅もうっすらつけている。カラーリングが間に合わなかった白髪は「白髪かくし」を塗りパーマもかけられなかったがきれいにカーラーで巻いていて早々に身支度を終わらせていた。そこへシンガポールに赴任している娘も到着し１０ヶ月ぶりの再会だったので楽しそうにおしゃべりが始まる。一周忌法要は無事終わり外を歩くこともでき、少し自信になったようだ。そして家に戻ってみんなでご飯を食べた。５人の孫たちに久しぶりに会えて嬉しくて気が張っているのかとても元気そう。この疲れが明日に響かなければいいが・・。
28Oct
- ちょっとリフォーム
  大好きなホテル食パン今朝はなんとか食べられたようだ。フルーツも毎朝必ず食べている。今はリンゴ、キウイ、バナナ。私は家でほとんどフルーツを食べない。皮を剥くのが面倒だし(ものぐさである)フルーツは高い。ここで食べられるのはラッキーだ。ぼちぼち家のリフォームをしていこうと思っている。何せ古い家なのであちこちガタガタである。実は何ヵ月か前から洗面所辺りで水漏れしている。結構ヤバイ状態。外壁からも確認できるほどだ。おそらく洗濯機の水道管ではないかと調べていたが先日やっと水漏れ箇所を発見できた。洗濯機用の蛇口からだった。兄がタイルを割り蛇口を付け直して応急処置。というかきっとこのままだろう。なので、このタイルが割れてボッコリ空いた穴をどうするか。ダイソーで見つけたセメントで補修してみることにした。蛇口の廻りには、ダイソーのガラスタイル。タイルが汚かったのでシートも貼りこんな感じになりました。
27Oct
- 退院
  今日は退院の日。みいさんとお昼を食べながら「きっと今頃ルンルンだね」「着替えて待ってたりして」なんて冗談を言ってたが全くそんな様子ではなくベッドで寝ていた。このまま退院して大丈夫なのだろうか。先生は「ご老人の場合はチャンスを逃すと帰れなくなる可能性がある」とおっしゃっていた。その時は「えっ!?、家の母は大丈夫でしょ」と思っていたがやはり２週間の入院はかなりのダメージである。数値的には良くなってもずっと寝たきりだったので少し歩くと疲れてしまうようだ。家に着くとすぐ「横になるわ」と言って寝室に入った。夜の食事は、タラのホイル蒸しと大根のそぼろあんかけ。ご飯は一口。お粥ではないが少し軟らかめのご飯。タラは全部食べられたようだ。少し話をしたが８時頃には薬をのみベッドに入ってしまった。「明日の朝はパンがいいわ」と言っていた。大好きなホテル食パンが食べられますように。
25Oct
- 最終検査
  午前中に検査をし、午後先生からのお話があるというのでみいさん（兄嫁）と病院へ向かった。先生がお忙しくちょっと時間があったので母のところに行ってみた。開口一番「一周忌出られないかもしれないわね～」今週の土曜日は父の一周忌なのだ。つい２，３日前には退院後の話や、一周忌は何着ようかしら？なんて言ってたのに・・。急に弱気になり入院生活がまだまだ続くんじゃないかと不安になっているようだ。少しして先生とお話をしたところ「容態も安定してきているのでご家族の都合のいいときに退院して大丈夫です」とのこと。それを伝えると「ほんと！？よかったわ～❤」と無邪気に喜んでいた。みいさんと相談して木曜日の午後に決めた。まずは受入れ態勢を整えないといけない。実家はとにかく寒い。病院の帰りにホットカーペットを買いテーブルの下に敷き石油ファンヒーターを出し、トイレにも小型のヒーターを置きベッドには毛布を掛けておいた。あとは食事だ。今、病院ではお粥に刻みのおかず。それに減塩。勉強しなくては・・(^_^;)仕事もついに辞める時期がきた。さぁ、これから母との生活が始まります。
23Oct
- 入院生活
  入院10日目。ずいぶん良くなってきたようだ。酸素ﾁｭｰﾌﾞも点滴も外れて容態は安定してきた。ただ食欲がないという。動かないから～と言っていたが胃も痛いらしい。動けないストレスか・・？お粥と味の薄い刻みのおかずでは物足りなくなってきたのだろうか。今まで減塩なんてしたことなかったから・・。これを機会に薄味に慣れてもらわなくちゃ。ここ２～３日は鏡やクリームを持ってきてとか髪の毛を染めたいとかパーマかけなくちゃとか言っていた。86歳にしてなかなかの女子力である。毎週かかさずやっている読売新聞日曜版のクロスワードパズルも持って行った。書きとめるのが好きで今、入院日記を書いているらしい。退院はもう間近かもしれない。
14Oct
- 母の入院
  母が風邪を引いていて「呼吸がいつもの半分ぐらいしかできない」と言う。病院へ連れて行ったら、いろいろ検査をし入院となった。担当の先生は最初に「最悪の場合」の話なんかするから私は頭が真っ白になってその後の話が全然入ってこない。カルテを見たら、「肺炎・心不全の疑い」と書いてあった。点滴や酸素ﾁｭｰﾌﾞを付けられた姿を見たらこのまま死んじゃうんじゃないか、と不安がよぎる。86歳、一人暮らしはやっぱり心配。今回の風邪も急激に悪くなったようだ。退院後どうするか・・。そばにいてあげられるのは私しかいない。仕事を辞めよう。何の迷いもなく決心した。月曜日上司に伝えよう。

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