実家はとにかく物が多い。

古いものを捨てられない性格なのだろう。

ご丁寧に袋にしまって

マジックで、○○ △年購入とか書いてある。

私が来てからどれだけのゴミ袋を使ったことか・・。

 

今日は父の洋服が入っていたタンスを片付けてみた。

いったい何年前のものなのだろうか・・というような服がたくさんある。

しかもタンスにビッシリ入っている。

スウェットパンツですら、ハンガーに掛けてカバーしてあったりする。(^_^;)

箱に詰めて業者さんに引き取ってもらうつもりだ。


 

昭和チックなものを見つけた。

パラゾール(缶)は見覚えがあるけど

「大正殺虫粉剤」?

粉が入っている。

裏の説明を読むと

ノミ・ナンキンムシ・イエダニ・ゴキブリ(油虫)・ハエ・ウジ・蚊・ボウフラの駆除と書いてある。

今でいう、スプレーの殺虫剤と同じみたい。

へぇ、昔は粉だったのね。

 

古いお金もあった。

一番古いのは昭和24年の穴なし五円玉かな。

早速価値を調べてみた。

なんと、ほとんど希少価値なし。

残念!(>_<)

発行枚数が多かったらしい。

板垣退助の100円札もアルファベットからみると

おそらく後期に発行されたものだろうから額面通りだって。

あとは、記念コイン。

昭和39年の東京オリンピックの100円玉もあった。

東京オリンピックの記念コインは

100円銀貨と1000円銀貨があったらしい。

100円銀貨は8000万枚も発行されているので

あまり希少価値はないみたい。

他の記念コインも価値は同じような感じ。

 

でも何かこういうの楽しい。

価値だけじゃないんだよね。

記念コインを見ていると

この年って私○歳か。

あんなことがあったなぁ、とか

その時の自分も重ねて思い出せる。

古いもの、記念品、想い出の品・・・

50年以上も昔の物が今ここにあるなんて

歴史を感じる。

物を捨てないことって

いらないものも大多数ではあるけれど

意外といいことなのかもしれない。