由緒ある家の出ということもなく
着物が大好き・・ということでもなく
・・・50代の暮らしとキャリア、デジタル化で写真整理、網野千代美です。
■紋付着物を3枚持っています
生まれてからこれまで、着物を着た回数は本当に数えるほど。
持っている着物は4枚で、
うち2枚はまだ袖を通したことがありません(驚)⁉
※作ってくれた親が泣く・・
なのに4枚のうち3枚が紋付という・・。
その内訳は・・
①一つ紋の紋付色無地
成人式は、一つ紋の紋付色無地に紺袴で出席しました。
※周りが振袖を着るので、袴が履いてみたかったというあまのじゃく??な理由から・・
そして、この時作った色無地、今でも持っています。
写真で見るより落ち着いた色合いなので、
成人式から13年後、お花の流派の新年会でも袋帯を合わせて着ています。
※今はさすがに、色的に厳しいかな・・
②③喪服(冬用・夏用)
残る2枚は喪服(冬用・夏用)です。
親が仕立てて一式準備してくれたんですけど、
実は一度も袖を通していません。
これまで着る機会もなくて。
※葬儀は普通の喪服で参列しています・・・
ということで、
- 色無地1
- 喪服2
に家紋がついています。
ちなみに。
残りの1枚は独身の時に自分で買った訪問着です。
袋帯と一緒に誂えました。
一生に1枚だけ?自分で買った着物です・・
これもまた、4回ぐらいしか着ていません・・
※最近では娘の成人式の前撮りの時に着ましたけどね!
■着物の紋は何を入れるのか
さて、本題の家紋について。
私の母は若い頃、着物卸の会社に勤めていたので、多少は着物の知識があったようです。
娘2人に夏冬の喪服を仕立てたのもたぶんそんなことから。
で、私の着物に入っている紋なのですが。
私は母から「女性の着物は母方の紋を入れる」と聞いていたので、それが一般的かと思っていました。
でも、改めて調べてみると
『東は父方の紋、西は母方の紋』など、地域によっても習わしが異なるようです・・。
母方の紋を入れることは『おんな紋』と呼ぶこともあるようですね。
自分の着物に入っている紋について、若い頃に何度か母に聞いてはいたのですが、肝心の紋の名前をすっかり忘れてしまい・・
最近になって改めて母に確認したら
「三つ割り桔梗に梅」というのだそうです。
※正確には、三つ割り桔梗に八重梅
そうそう、こんなのが着物に入っているわー。
■紋は娘に受け継いでもらうのか?
「おんな紋」がいいなと思う点は、娘が仮にどこかに嫁いでも、私の着物をそのまま着れること。
嫁ぎ先の紋を入れなくてもいいからね。
喪服は全く着ていないので、この先もし娘に必要があるなら、娘が着てくれちゃってもいいなーと思っています。
色無地も同様。
※とはいえ、私ですら着る機会が全くなかったので、娘ならなお機会は来ないかもしれないんですけど・・。
まあ、もしもということで。
家紋なんて、使う機会も知る機会も、その存在自体も今はほとんど意味をなしていないのかもしれないけど、自分の家紋が何であるか、知っておくのは悪いことではないと思います。
↓家紋入り袱紗ぐらいは作ってみたいかなー。
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