50代の家事と暮らし、デジタル化でコンパクトな写真整理、網野千代美です。
今日は、恥ずかしかった昔の話をします。
えぐい話が苦手なかたはお気を付けください・・
さて。
アドバイザーさんの中にも、
元・片付けられない女
元・汚部屋住人
などをうたっている方もいらっしゃいますが、
それでいうなら私は
元・掃除が超できない女
だったと思います。
掃除ができない女
掃除は苦手でした。
それに嫌いでした。
もちろんヘタでした。
やらないわけではないのですが、
苦手な掃除をイヤイヤやるのでキレイになるはずもありません。
20年前、幼児の子育て期だったとはいえ、
- 部屋はモノをどけずに掃除機をかけて
- ビニール床のキッチンはほぼ水拭きせず
- お風呂の排水溝も常になにかたまってるし
- キッチンの排水溝もヌメヌメになってから泣く泣く掃除していました
ラクそうな目新しい掃除グッズを買っては
今度こそ!って思うけど
長続きしなかったり。
できない・しない・イヤになる、の負のスパイラルです。
ついでに言うと、汚れをためたあげく一気にやろうとするので労力は大きい割に成果は少ないという結果に。
あのころ家族はどう思っていたのかなあ・・
※夫は見かねて時々お風呂掃除をしていたけど・・
※怒られたり掃除しろとかは言われなかったから無意識に甘えていたのかも??
わが家の引っ越し歴
わが家は転勤族だったので、ウィークリーマンション住まいなども含めて結婚後7度の引っ越しをしています。
- 1994 広島(2LDKのマンション)
- 1998 東京(3DKの社宅)
- 2003 香港(2LDK狭小マンション)
- 2004 上海①(3LDKにお手伝いさんの部屋もついた220㎡だだ広マンション??)
- 2005 上海②(3LDK 180㎡日本人向けマンション)
- 2007 横浜 ウィークリー
- 2007 世田谷①(2DK狭小)
- 2008 世田谷②(3LDK)←いまここ!
220㎡から55㎡まで。
東京以降は家族3人での暮らしです。
一番長く住んでいるのが今のマンションです(12年目)。
↓広島のマンション ドライフラワーとか飾っていた&せまいキッチン
↓和室オンリーだった社宅。お友達がいっぱい来た日。そうじが行き届いていないキッチンの床が奥にみえる・・・
↓写真がほとんど残っていない香港の狭小。
↓これだけだとイマイチわからない上海①の超広い家。
ここもなぜか家の中の写真がほとんど残っていない。
↓↓上海②娘の誕生会で。実はここ、「掃除をした」という記憶があまりなくて・・・
↓↓世田谷①我が家史上一番ちいさな物件に住んでいたころ。
このあと、今のマンションに引っ越します。
意外なほど、家の中の写真を撮っていませんでした。
家の中を撮るという意識自体ゼロだったのかも。
メイドさんのついた物件
実は、この中で、上海①だけは、
週1回3時間、
メイドさんのお掃除がついた物件でした。
上海在住時、ウチはメイドさんは雇っていなかったのですが、この時住んでいた物件は220㎡と、あまりに広すぎたので、週一のお掃除は本当に助かりました。
※3時間かけて1人で家の中をくまなくピカピカに。
その時来てくれていた中国人の女性が本当にお掃除が上手だったので、今更ながら
- 掃除にも上手下手がある
- 同じように掃除しても仕上がりが全然違う
- 人にお願いするのも悪いことではない
など、あたりまえのことに気づいたりもしました。
勉強のためにメイドさんのお掃除を見せてもらったりもしていました。
※今思えば仕事がやりにくかっただろうな・・。
後ろのドアの向こうが超広いキッチン。※お友達と。
実は引っ越すたびに恥ずかしかった
引っ越しを繰り返す中で、
広島→東京の引っ越しと、
東京→香港の引っ越しは、
本当に掃除が行き届いていなくて、
引っ越し業者さんに申し訳なかったというか、恥ずかしい思いもしました。
広島のキッチンは独立型。
狭くて照明も暗めなので、あまり汚れがよく見えませんでした。
この時娘0歳、夫は先に赴任先の東京に行っていたので、引っ越し屋さんと私だけの作業でした。
キッチンは、主にガス台がひどい汚れで、(私に聞こえないように)業者さんがためいきをついて油汚れをキレイにしてくれました。
ああ、いま思い出しても本当に身が縮む。穴があったら入りたい。
↓そのころの心の痛みを胸に、いまはがんばって自分と向き合っている・・・・
東京→香港の引っ越しは、家具家電をほとんど日本の倉庫に預けるため、引っ越し前に預けるものを業者さんが引き取りに来ました。
北向きの和室に、当時5歳の子供と私たちのベッドをキチキチに入れていたのですが、家具を動かすのも大変だったため、特に何年も掃除していなかった大人のベッドの下がヒドイほこりに。
※ひどいところは2~3センチつもっていたかも。
キャーーーー
当時、午前中に周りの家から掃除機の音がかすかに聞こえてくると、ああ、人はちゃんと生活しているんだなあと落ち込んだり。
実は今でも、きちっとルーティンで掃除をしている人をみると、昔みたいに後ろめたい気持ちになってりもします。
人生45年めにやっと掃除に目覚めた?
そうじをちゃんとしよう、きれいに保つようにしよう、と思うようになったのはいまの家に引っ越してから。
ここ10年ぐらいです。
なんと40過ぎてから。
結婚して15年近くたってからです。
きっかけとしては
- 12年前今のマンション(持ち家)に住むようになった
- 10年前子どもが中学生になって自分の時間ができた
- ネットの普及でそうじの情報が得やすくなった
さらに、ここ5年は
- 4年前アドバイザーの資格を取った
- 前後してモノを整理して掃除がしやすくなった
といった要素も加わります。
※賃貸の頃も、もちろん掃除はしていましたが。賃貸なので、たぶん今以上に気を使っていたけど・・何しろ掃除が苦手でもとの状態を維持するのがやっと。
年末の大掃除が、文字通り「大掃除」でした。
クリンネス修行
アドバイザー資格の取得とほぼ同時期、家事代行の会社に登録してクリンネスの仕事もはじめます。
そのころ掃除はマシになってきていましたが、どうも仕上がりに満足できない。
一生懸命やっているけど、なぜか仕上げがあか抜けない。
上海のメイドさんが、特別な道具や洗剤をつかわずに、
なんだか空気も違う!と思えるほどキレイにしてくれたおそうじの極意とは??
そんなことも知りたかったのです。
※ちなみに「家政婦」という仕事にちょっとあこがれがありました。
その後3年ほどこの仕事をつづけていました。
※2019年まで。
よく言われることですが、
仕事でお客さんの家をキレイにしていると
比例して自分の家もキレイになっていきます。
お金をいただいているので完璧にできて普通・・という同僚がまわりに何人かいて、無駄な動きのないお掃除をまじかで見て影響された部分も大きいです。
仕事でお掃除スイッチが入ると、自宅でもモチベーションがアップする、という感じでした。
ホントにいい経験でした!
まだまだ途上
そんな感じで「今ここ」です。
元が元なので、自分では信じられないぐらい今はましになったと思っています。
それでも、今でもやる気には波があって、ふと見るとテレビ台にホコリがたまっていたりして、ハッと気づいてクイックル、みたいなこともたくさんあります。
自分の本質は
- めんどくさがり屋で
- 掃除は苦手
- 横着で
- 気を抜くとすぐ汚れがたまる
で、この部分は変わっていないと思います。
今は、習慣として
「正しい手順」とか「仕上げ」とか
「やった感」とか「ついで掃除」とか
知識や経験値があがったことで、
そこまで悲惨な状況には陥らなくなりました。
もっともっと突き詰めたほうがいいのかもしれませんが、
やっぱり家庭と仕事、それに自分の時間のバランスを考えつつ、
「無理せず維持する・労力少な目でピカピカ」
という方向をめざしたいです。
お掃除は、何歳からでもできるようになります。
性格ではなくて、正しい方法を知ることかなと思います。
私にもできたので、きっとできるようになります。
今日はここまで。
自分語りでスミマセン!
↓ハイホームのこともいつか語りたい!!!
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