引っ越しを繰り返した人は、整理収納に目覚める人が多い・・
・・・50代の家事と暮らし、デジタル化で残す写真整理、網野千代美です。
■お片づけのモチベーションがガーンと上がるあの番組が帰ってくる!
見ているだけで、お片づけをしたくなる、そんな番組があります。
※たとえば、BS朝日の「ウチ、“断捨離”しました!」などもそうですが・・。
・・なんと今週、そんな番組の新作が放送されるとのことで、今から超楽しみにしています。
それが↓↓こちら!
11月29日(土)18:30~
スゴイ!お片付けバラエティ お家を丸ごとダイエット〜家のモノぜんぶ出す!〜
です!
家のモノを1日ですべて出し、2日目に仕分け、3日目に家に戻すという、人間業とは思えないお家ダイエットの番組です。
大勢の整理収納アドバイザーがスタッフとしてかかわって、この超タイトなスケジュールに取り組みます・・・。
本音をいうと、この日程で家まるごとって、本当は現実的ではないです。
でも、じっくり考えながらやっていたら、一生終わらないタイプのお家もあります。
カンフル剤的に
- 3日でできるところまでやってみる
- 考える時間を与えない
っていうのも、一つのやり方だなーと思います。
即断即決のトレーニングにもなると思います。
今回の番組概要は↓↓こちら。
【奥多摩の11⼈⼤家族】
家財の総重量は過去最⼤の7.25トン!?家賃8千円の魅⼒に惹かれ、千葉の7LDKから奥多摩の4LDKへ引っ越してきた11⼈⼤家族の松崎さん⼀家が、お家の丸ごとダイエットに挑戦!お⽚付けのプロも頭を抱える物量…趣味の品の思い出に浸りお⽚付けが進まない⽗…はたして、お家のスリム化は成功するのか!?
■「全出し」の効果は高い
整理収納アドバイザーの中には、多数の引っ越し経験があるという方が多い印象です。
私も、結婚後の引っ越し経験8回、結婚前も含めると13回、まあまあ多い方だと思います。
引っ越しとは、
否応なしに荷物を全出しする行為
ですね。
私も、家の中にあるすべてのモノを眺めながら、
これを箱につめて引っ越し先に持って行って
また箱をあけて元に戻すのか・・・
と思うと、
そのエネルギーと引き換えにしても、持ち続けるに値するモノなのか
と、モノの価値と向き合わざるを得ません。
結婚後8回のうち多くは転勤によるものですが、それでも何回かは、自腹で引っ越しをしています。
引っ越しは、モノが多いほどコストもかかります。
ヨレヨレのTシャツは、ずっと暮らしている住まいには居場所があり、出番がなくてもとりあえずしまったまま、ということができます。
が、引っ越しとなると
大量のヨレヨレTシャツで引っ越しの段ボールを一杯にして
コストをかけて引っ越し先に運び
また箱から出して収納を圧迫し
再びしまったままになるのです。
そんなにしてまでモノを持つなんて
なんとむなしいことか
と思ってしまうのです。
そんなわけで「家のモノぜんぶ出す!」は、引っ越し体験を再現しているような番組だなーと思います。
※あと、大人数の整理収納アドバイザーが参加するわけで、一気に片付けるを手伝ってもらえるし、めちゃくちゃ贅沢な番組でもあります。
■「家の中のモノ全部」といえば、どうしても紹介したい本があります。
地球家族―世界30か国のふつうの暮らし
「申し訳ありませんが、家の中のものを全部、家の前に出して写真を撮らせて下さい」
戦禍のサラエボからモノがあふれる日本まで、世界の平均的家族の持ち物と暮らしを写真で紹介します。(略)
物の溢れる日本に住むわたしたちが、地球の現実を知り、豊かさとは、家族とは、と改めて考えてみるための恰好のツールといえます。
ユニークな特徴として、家の中のもの(持ち物)を“すべて”家の前に出してもらい家族といっしょに撮った写真があります。さらにカメラマンは1週間、家族と生活を共にして暮らしの様子を取材しています。
発売年が1994年なので、若干昔がかった内容になっています。
それでも、紹介文にあるように
モノとは
豊かさとは
家族とは
を考えるきっかけになるはずと思います。
なんでもモノが買えることが、モノが多いことが豊かなこととは限らない・・
それは、いま多くの人が実感していると思います。
それでも家の中のモノが減らないのはどうしてなのか?
モノが多すぎることで逆に失ってしまうものが多すぎないか?
そんなことを考えてしまいます。
※番組もおすすめ!本もおすすめです!
今日はここまで。
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