まずは、熱海市のみなさまのご無事を祈ります。
熱海市へ行ったことがありませんが、日本ドラマから熱海市=バケーションスポットというイメージが強くて勝手に親切感を覚えて、熱海市の大規模土石流という災害を聞いて悲しくてたまりません。
実際に手伝うことができませんが、台湾では「集気」という文化がありますね。
それは、「気持ちを集まる」という意味で、皆で祈ってその「気」が不思議な力になって人を助けることです。
台湾人も一緒に熱海市の皆さまのために祈ります。
では、
この前の台湾は水際対策でコロナを封じましたが、もうコロナに侵略された国にとって「いい話だけど役に立たない」ですよね。
できれば、もちろんそのままでいたいですが、コロナに侵入された限り、その経験を生かして他の国に役に立ちたいですから、ここでは台湾のコロナ経験を語りたいと思います。
まず、台湾の対策の基本については、
感染者についての調査
政府&国民たちの基本
検査についての基本
レベル3の罰金
台湾はゼロを目指しているので、今はまだまだ安心できない状態ですが、3桁→2桁になりましたから、今までの対策などが機能していると証明しましたね。
では、台湾は提供できる情報が何でしょうか?
まずは、台湾は5月15日の前にはすでに半年以上「マスク着用する人が昔より多いですが、基本的にはコロナを忘れたような日常」を送っていました。
でも、実は感染者の中に発症日がもっとも早いのは、乗務員の隔離対策を緩める4月中旬より前の4/6です。
つまり、レベル3に引き上げる前には、コロナがじわじわと台湾に侵入して1カ月以上ということですね。
そして、台湾は感染者を発見してから、接触者に抗体検査を受けさせて、感染されたことがあったけど治った感染者を探して拡大範囲を確認していますから、そこでわかったのは..........
この期間の台湾は、お祭り、コンサートなどたくさんの人の密度が高いイベンドを行っても、基本的には家族、同僚、異性の付き合い、レストランで近いところに座ったお客、同窓など「マスクを着用しないままに15分以上付き合う関係」を通して拡大したことです。
3年に1度の台南神様ナイトパーティー!!!のようなイベンドがたくさんありましたね。
実は行動履歴を見るとわかりますが、こういうお祭りを参加した感染者が何人もいましたが、5月中旬からたくさん検査しても、そこから拡大した状況が見えません。
自分の経験によっては、このようなイベンドの現場では、10分間一回のアナウンスで「マスクを着用してください」って要請したり、現場で医療用マスクを配布したりする対策で対応していましたから、個人的な感想ですが..........
イギリス変異株なら、室外&医療用マスクという条件を満たすと、感染の拡大をある程度に控えることが可能だと思います。(普通の不織布マスクでもウィルスが防止できないので、台湾人は医療用マスクを着用する人がほとんど)
もちろん、室外&医療用マスクだけで安心できるわけではありませんが、せめて「リスクの高い場所へ行くなら、絶対に医療用マスクを着用する」というルールで自分を守ることができますね。
そして、東京オリンピックの会場は広いですから、観客たちも、みんな医療用マスクを着用すると、拡大するリスクを軽減することが可能ですよね?
でも、入場する時、離れる時には出入り口に集まるので、そこなら会場からの分流対策があればもっと安心だと思います。
ただし、インド変異株なら、屏東の調査によると帰国者の50代女性は救急車に入る前に、隣人と1分間喋ったことで隣人を感染したことを判明したので、台湾のここまでの経験が通用できないかもしれません。
とにかく、コロナ禍で自分を守るキーワードの一つは「医療用マスク」ですね。
次は、台北市の状況で、行政がしっかり機能してない時に市民の努力で治まることから語りたいですが、今日はここまで。
では、マスクを着用しなくてもいい、ワクチンを毎年打たなくてもいい世界を取り戻すために、みなさんも一緒に台湾の状況を注目して「自分でもできる」、「こういう対策なら納得できる」などを考えましょう。
自分を守ること自分を通する感染経路を切断すること
拡大を止めること
世界を守ることですから、誰もみんな世界を救うヒーローになれますよ。