当ブログは公益社団法人2025年日本国際博覧会協会より大阪・関西万博の理念継承、発展を図ることを目的とした記事に大阪・関西万博「共創デザインシステム」を使用する許諾を得ました。今後ともよろしくお願いいたします。
2025年日本国際博覧会
大阪・関西万博が開幕してから1年が経過した。
2025年4月12日朝、夜行バスで大阪駅に着く。
歩いて夢舞大橋を渡ったときにようやく見えてきた大屋根リングには圧倒されたな。
開会式にご臨席される天皇皇后両陛下をお出迎えして東ゲートへ行った。
そこから会場まで約18時間並んだ。2番目だった。
あの日は夜から雨が降ったりやんだりして寒かった。
徹夜してあまりにも寒いから夜明け前にセブンイレブンまで行って春雨スープ食べたな。
夢洲駅に到着する1番最初の電車からどれだけ降りてくるか改札の前で待機した。
まあ、そこそこ降りてきたが、半分くらいが赤青灰色のポンチョを着た人。
そう、1万人の第九を参加者だった。
開幕直前の1枚。7時半でこんなに人が来るんだと当時は思ったが、
会期の終盤になったら7時半でこれだけと思うな。
この時はまだテントもないし移動式の照明もない。
困難もあったけど乗り越えようと努力していたんだな。
石毛事務総長、横山大阪府知事、吉村大阪市長、中谷防衛大臣、ミャクミャクらが出迎え
開幕してから徐々に批判よりも称賛が上回るようになって来場者は爆発的に増えた。
話題になってから来場した人はSNSやメディアで大屋根リングの評判は耳にしていたと思う。
開幕前の神奈川は大阪ほど万博について話題が上ることはなく、
大屋根リングという木造建築物があるのは知ってたけど詳しくは知らなかった。
覚えているのは協賛競輪にミャクミャクが来てたことくらい。
だからこそ、初めて大屋根リングの下を歩いたときはそのスケール感と建築物としての美しさ
このリングの中は世界が変わるような感じ、
つい頭を上にしてくるくる回って見渡したことを覚えいている。
今や解体されて一部しか残っていないが、
一部であっても後世に残ることはうれしく思っている。
9時に開場して9時30分の英国館の予約があったので、フランス館やアメリカ館は入らなかった。
今思えば何やってんだよと思うところだが、当時は何もわからず予約が絶対だと思ってた。
英国館
予約が9時半からだったので入口へ行ってQRコードを提示した。
何度読み込ませてもエラーになるばかりだった。
なぜなら9時半より前だったから。
自分自身もそうだが、英国館のスタッフも予約時間前に読み取れないことを知らなかった。
本当にみんな手探りの状態だった。
自由入場もやっていてこっちから入ってもいいですよ
とは言われたがせっかくなら予約どおりにと予約列で9時半まで待った。
そうしたら1万人の第九、歓喜の歌がクライマックスに。
英国館はウォータープラザが目の前だったので歌を楽しみながら待っていたら最後に花火が。
9時半になり英国館のスタッフに待たせて悪かったと謝られたが、
いいものが目の前で見られて良かったといって入ったのを覚えている。
人生初のパビリオンは英国。
日本人と違った映像表現やキャラクター、言葉遣い、
外国人が作ったんだな日本人とはまるで違う。
英国館を出た後はスタンプ帳があるのに買ってないと気が付き丸善ショップへ。
その後は大屋根リングに上って会場を散策した。
パビリオンに入らずとも建築物を見ているだけでも楽しかった。
でも、これをすべて入って見るには膨大な時間が必要だとも同時に思った。
何度か行けば満足すると甘く考えていたが、
滞在数時間にしてこの半年間は万博へ通い詰めようと決心。
雨が降ったりやんだりを繰り返して、風も強くて寒いし屋内で座って休めるところは少ないし
徹夜もしてるから眠たいし荷物は重いし混んでるしところどころスムーズにいかないし、
などなど辛かったのも覚えている。
正午にブルーインパルスが万博会場上空を飛行するという情報は得ていたので
雨が降るなかエスカレーターでリングの上へ。
近くの人がYouTubeのライブ配信を見ていたので、チラ見。
どうも関空の滑走路を走行し一部は飛び立ったのは見えた。
正午を過ぎてもブルーインパルスはやってこない。
その時誰かが中止になったと周りの人に言って回った。
それはそれはすごくとてもめちゃくちゃ超ざんねんだった。
天気が悪いからなとは思っていたが、幸先が悪く思えてしまった。
今日が初日で客もスタッフもみんな始めたばっかり、今日は最悪の日だ。
でも、今日が最悪なら会期末に向けてよくなる一方なはずだと思った。
実際その通りだった。
開幕に間に合わなかったパビリオンも1か月後にはすべてそろい、
会場運営をしていたボランティアの皆様の案内も的確かつユーモアも交え楽しいものだった。
7月のブルーインパルス再飛行の日は快晴で真上をブルーインパルスが飛んでくれた時
そのカッコよさに涙が出るほどうれしかったのを覚えている。
万博は成長してどんどん良くなっていくイベントなんだ。
ポルトガル館
日本語がちょっと変。
人が翻訳しなくてもよい時代だが、微妙なニュアンスはまだ機械には無理そう。
そこは未来社会のデザインを掲げる万博、未来はもっと良くなると希望が持てた。
言葉の壁はじきに無くなるだろう。そうしたらもっと未来は良くなるのか。
その後は会場内をうろつく。
昼ぐらいに雨脚が強くなり帰る人も増えて夢洲駅が軽くパンクしてたな。
夕方、いのち動的平衡館
光の粒が密集して立体的な像を形成していのちについて
考えさせる展示にどうやって作ったんだと思う。
建物の中も外も直線的なところがなく人工的な建物と感じさせない。
日も暮れてハンガリー館
この時はどこのパビリオンが完全予約制でどこが自由入場なのか全くわかってなかった。
たまたま通りかかったハンガリー館。
覗いてみると並べばすぐに入れそうとのことで勇気を出す。
ハンガリーなんて名前くらいしか知らない国でどうしようか迷っていた。
結果的には万博で学んだことはなんでもやってみること。
面白くなさそうとか後でいいやとか思わずとにかくやってみる。
展示内容の情報なんて全く知らずに入って、きれいなガラスを見た後ステージへ。
何が始まるんだろうと待っていたら真ん中の人形が動き出した。
途中までアンドロイドか何かが動いているんだと思っていた。
なぜなら未来の技術を展示するのが万博だと思っていたから。
いい歌うたうななんて思っていたときよーく見てみると生身の人間だった。
そのとき万博って技術を競って展示するイベントではないんだと思った。
わざわざハンガリーから日本へ来て一日何度も公演が行われているということのすごさ。
現代の技術は目覚ましく、後に行ったNTTパビリオンは録画されたはずなのに
目の前にパフュームが歌って踊っているかと思うほどのステージもすごかった。
でも、人間が遠い異国で自分たちの民謡を自分たちで見せてくれる。
なんて贅沢なのだろうか。外人のコンサートが日本で開かれることはないこともないが、
一日で何か国も見るのは不可能だ。
万博ならそれが叶う。万博って思ってたイベントとは違う。
なんてすばらしいものなんだと。インターネットがあるから会場や建物を用意して
展示会みたいなイベントを開くのは無駄だという声もあったそうだが、そうではない。
実物をいろんな物やコトを見て触れて感じることによって、
今後の人生を大きく変える転換点を作ってくれるのが万博だ。
万博は成功したと思っているが、その成功がより感じられるのはもっと先だと思う。
未来は確実に良いものになると思わせてくれた万博だった。
夜になってより人が減ったコモンズ見放題、スタンプ押し放題。
ブルガリアもシンガポールも並ばずに入れた。
歩き疲れ足が痛くて座って休みたいけど好奇心が勝っていろいろ見て回った。
このときは花火が打ちあがるとは知らずベンチで休んでいた。
爆発音が聞こえて急いで大屋根リングに上がるときれいな花火が。
もっと早く教えてよ。
ドローンショー?そんなのやってたの?
というくらい初日は何も分からないまま終わっていった。
西ゲートから帰る途中夜の9時過ぎ。
営業時間内なのにガンダムの前に人がいない。
というよりも9時にはパビリオンはほとんど閉まって多くの人はすでに帰宅していた。
ミャクミャクも撮り放題。
夜の12時半に大阪駅を出発する夜行寝台特急サンライズ号を予約していたので、
会場には10時ギリギリまで滞在できた。
足は限界。でもひとつだけやり残したことがあった。
開幕前に突如発表された4~5月に来場した人に配布される通期パスの割引券をゲットすること。
西ゲートの係員に聞いてみる。
Q「割引券はどこでもらえますか?」
A「東ゲートだけです」
この時点で時刻は9時半過ぎ。歩くのもやっとの状態でこれから東ゲートまで行くのは無理。
諦めるしかないのか。
西ゲートを出ると案内所があるので、いちおう聞いてみる。
すぐに割引券が出てきた。
なんだあるじゃないか、あの係員うそを教えやがってと思った。
しかし今日が初日。みんな分からないことだらけ。
万博は自らが行動を起こしやってみる場だと学んでいたので無事に割引券を得ることができた。
ニコニコで桜島駅行きシャトルバスに乗り込む。
1台に乗客は数人程度。乗客を乗せていないバスもあったと記憶している。
このときは10時でも予約なしで乗車できた。
輸送力が過剰だとも思った。
数か月後には乗りたくても乗れなくなる日が来ることをこの時はまだ知らなかった。
終わり




































































































































