早川琢也のブログ "Road to The Sport Psychologist " -6ページ目

早川琢也のブログ "Road to The Sport Psychologist "

スポーツ心理学の事、留学の事、スポーツの事について、アメリカより発信していきます。

少し更新期間が空いてしまいました。その間、フロリダのゲインズビルからテネシーのノックスビルへの大引っ越しがあり、バタバタしてしまいました。また、時間をみて更新していきますので、お付き合い下さい。



さて、本題へ。今回は、ELIでの勉強をして半年後くらいの様子を振り返ります。


半年過ぎて、ELIも2セメスター目に突入しました。2セメスター目にもなると、大体次ぎに起こる事が予想出来るので、スケジューリングの面では結構余裕をもって組めた気がします。いわゆる、「慣れ」が徐々に出て来た時期でもありました。

この慣れとの向き合い方が半年以降はひとつのポイントになりそうです。

まず、いい面での慣れです。
地理感が掴めて、行動範囲が広がりはじめたのもこの時期でした。友達の助けを借りたり自分の足で出かけたりして、交友関係もそれに比例して広がりました。
授業に関しては、1セメスター目と比べるとそこまで肩に力を入れずに話が聞けるようになったように思います。少しだけ日本語を聞く感覚に近づいた感じでした。


一方で悪い面での慣れです。
総じて言えるのは、海外といえども慣れが出てくれば「だれ」やすくなるのは同じのように感じます。生活面でも学業面でも同様です。私の場合も、甘えようとする気持ちや楽な方を選ぶ気持ちが徐々に湧いてきました。宿題を少しやらなかったり、甘い見立てを立てて予習に抜かりが出たりもしました。こういった自分と向き合う事は、日本でもありましたが海外にいるせいか、日本よりも自分と向き合う機会が多い気がしています。


こういった生活への慣れや適応に対する変化は日本でも同様ですが、身近に自分に関心を向けてくれる人が日本ほど多くない事を考えると、ある程度自分と向き合って頑張るべき時に自分で頑張る事をする努力が求められると思います。


また、別の面では慣れてくることで人との関わりを減らす事も出来てしまいます。特に英語を喋る人との関わりを減らす事は、日本人に限らず多くの留学生(アジア、中東、南米に限らず)がやりがちです。
個人的には、これは一番やるべきではないと感じています。海外に来る一番のメリットは、ネイティブスピーカーの人と関わりやすい事と現地の文化を肌で感じられる事にある、という事が私の意見です。その関わりを断ってしまっては、日本にいる事と何ら変わりのない生活になってしまいます。


人と、自分と積極的に関わる事が出来ているかどうか。これが、アメリカで意義のある生活が出来ているかどうかを測る、私のバロメーターです。


この記事の更新をしているのは、ノックスビルに引っ越して間もない時期なのですが、新しい土地に来た私にとっても当てはまる事と言えます。気持ちを新たに、新天地での生活を楽しもうと思います。
前回の流れを引き継いで、今回の話は展開していきます。


アメリカに来てから最初の3ヶ月間から半年が、今振り返るとしんどい時期でした。
英語の説明を理解しつつ、授業の内容も理解する必要があり、勉強する事が2倍に増えた気分でした。宿題をこなしつつも授業で言っていた事を振り返っていたら、あっという間に一日が終わっていました。


当時苦労した要因は、単語でした。とにかく、知ってる単語が少なかった事がスムーズに理解する上で足を引っ張っていました。知ってる単語が耳に入った時と、知らない単語が混じる時では理解度が全然違いました。この事を実感してからは、意識して単語を覚えるようにしました。


当時のリーディング&ライティングのクラスでは、教科書を読む宿題が多く出された上に、定期的に単語テストもありました。やっている間は確かに大変だと思いましたが、その一方で単語の練習の量がこなせた事は嬉しい事でもありました。
もうひとつありがたいと思える事が、その単語テストの出題形式でした。日本の単語テストは、意味を日本語で答えたり、文章の並び替え問題がよくある形式だと思います。私も単語テストはそのような物だと思っていました。
しかし、リーディング&ライティングの先生の出題形式は、これまでと全く違う方法でしたが、単語を覚える上では大変理に適った方法でした。この方法を3ヶ月間授業で勉強してことで、ある程度の基礎を作り上げる事が出来たと感じています。


では、簡単にその方法を紹介していこうと思います。



まず、予め出題される単語が予告されます(約1週間前)

問題は、単語を使って文章を作る(ただし、単語の意味が文章から判断出来るようなものであること)

単語の品詞(動詞、名詞、形容詞など)を答える

出題されている単語の別の品詞を答える(例: finance(名詞)→ finacial(形容詞) といった具合です)

単語と意味をマッチさせる選択問題



このような形式でした。
理に適っている理由として、
1.ひとつの単語に対して別の品詞の単語を聞かれるので、関連する単語が覚えられる。
2.正確に意味を理解する必要がある。(理解出来ていなと、例文が作れない)
3.品詞を覚えることで、文章の中で適切な場面で使用出来る。例えば、Funは名詞、Funnyは形容詞です。一見、Funnyは名詞にも思えますが、形容詞と覚えておけば、I took a fun picutre.と書いた時に、I took a funny picutre. が正しい事に気づけます。

の3つが挙げられます。



ただ闇雲に覚えるだけだとどうしてもすぐに忘れがちですが、このように色んな事と関連づけることで頭に残りやすい覚え方が出来ます。現に、この方法で単語練習を続けた事で覚えている単語は闇雲に覚えている時よりも増やしやすい実感を得られました。


もし、単語練習で行き詰まっているようでしたら、一度試してみて下さい。確かに、ひとつひとつに時間は多少かかりますが、長く覚えていられることを考えれば効率はいい方法だと私は思っています。
ELIでは、まずガイダンスから始まりました。
パスポートを確認したり、書類にサインしたりと事務作業がメインでした。その間の説明を、聞き逃すまいと集中して耳を傾けるのですが、想像していた以上に早く感じたのが第一印象でした。

単語は聞き取れる。でも理解するには時間がかかりました。まだ英語を英語で理解する頭が出来ていなかったのでこれは苦労しました。


その時、つくづく感じました。
「聞けて話せなければ、使える英語には程遠い」



授業は当然全て英語で説明されるので、まずは話した事が理解出来ないと何も始まりません。やはり、語学は耳から始まるものだと改めて実感しました。

私は中学3年間、英会話教室に通っていた事もあり、少しは聞けるだろうと思っていたのですが、本当に少しだけでした(苦笑)。日本では聞き慣れたい表現を聞いた瞬間に戸惑い、戸惑っている間に話がどんどん進んでいく。この繰り返しで、最初はほんとうにしんどかったです。



こうして英語を勉強した後で、じゃあ日本で出来る勉強法は?と考えた時に、アメリカのテレビドラマを観て注意深く聴く事が日常会話の英語を身につけるにはいい方法かな、と今は感じています。
特に、「フレンズ」などの日常をテーマにしたものであれば、より日常的な英語を耳にする事が出来ます。

逆に、アカデミックな英語を聴きたいのであれば、ウェブサイトのTED.comがオススメです。故スティーブ ジョブズ氏のスタンフォード大学でのプレゼンテーションをはじめ、各方面の専門家のプレゼンテーションがタダで聴けます。字幕も入れる事が出来るので、英語慣れしていない方は英語字幕をつけて聴いてみるといいと思います。





ここでひとつ、私自身がリスニング力がグッと増したと感じたリスニングの勉強法を紹介します。
これを学んだきっかけは、TOEFLのリスニングが伸び悩んでいた時にELIの先生にリスニングの勉強法を相談した事がきっかけでした。


やり方はシンプルで、リスニング教材(TOEFLなど)を目を閉じて聴きます。ただし、メモは一切取らずに全神経を耳に集中させるようにして聴いて理解するようにします。

聴き終わった後に、聴いた問題についての要約を書いていきます。そして、質問を答えていきます。要約で全体像をつかみ、問題で詳細を理解出来ているかどうかを確認していきます。

もし、ネイティブスピーカーと一緒にやれたら、その人にも一緒に聴いてもらいその人から質問をしてもらうのも有効です(初めてやった時、私は先生から質問を出してもらいました)


この練習の一番の目的は、「英語が自然と聴けるようにする」ことです。目を閉じる理由は、視覚からの情報をシャットアウトして耳に集中を向けるためです。
とにかく、耳を慣らすこと。それを繰り返して、日本語を聴くような感覚に近づいてきたら少しずつメモを取って、より正確に理解した上で質問に臨むようにします。



リスニングはとにかく時間がかかります。逆に、意識的に聴いて時間をかければ、必ず耳が開けて聴けるようになると、私は感じています。特に、日本人は学校教育でリスニングをする機会が少ないので、ここがひとつ大きな壁になるでしょう。

しかし、聴けるようになりさえすれば、読める単語も自然と増えますし、話せる言葉も増えていきます。聞いた話ですと、英単語の7割は発音のルールに乗っ取って綴られているとのこと。発音が正しく出来れば自然と読めるようになります。発音は、聴いた音をマネするように発音する事で、ネイティブに近い発音が出来るようになります。


「語学は耳から」
まずは、耳から練習してみましょう。
今回は、私が過ごしたアメリカ(フロリダ州ゲインズビル)での生活の様子を紹介します。



まず、私はアメリカに移り住んでからはルームシェアをしながら生活をしていました。私の最初のルームメイトは、韓国人とタイ人2人のアジアンな部屋でした。と言っても、3人ともアメリカ生活が長い様子でしたので、生活の全面に自国の文化を持ち出す事はしませんでした。むしろ、アメリカ人のような生活スタイルだったので、私としてはありがたかったです。


特に、韓国人とひとりのタイ人のルームメイトは気さくで、買い物に誘ってくれたり彼らの友達を紹介してくれたりと、私がアメリカで生活しやすいよういろいろと手伝ってくれました。私はすごく最初のルームメイトに恵まれたおかげで、いいスタートが切れました。
心がけた事としては、こちらから積極的に話そうとしたことくらいでした。シェアしているリビングに出ては些細な事を話したり、自分の部屋のドアは基本開いておいて声をかけてもらいやすい環境も作りました。それだけ彼らは信頼がおけたというのもありますが。
その後のルームメイトにも恵まれ、次に入ってきたアメリカ人、パキスタン人、韓国人のルームメイトとも楽しくやれました。特にパキスタン人のルームメイトは人懐っこいやつで、「ジムに行こう」、「バスケしよう」と私をよく誘ってくれてよく遊びました。それだけでなく、新しい単語も色々教えてくれて、私の勉強の手助けもしてくれましした。



食事ですが、部屋がアジアンで構成されていたので特別気を遣う事はありませんでした。自分が作りたい物を作って、時にはお互いにシェアしたりもしました。私はよくパスタを作っていたので、和風パスタを作ってルームメイトや友達に振る舞ったりもしました。


近隣のレストランも、探せば中国料理やベトナム料理もありました。もちろん、アメリカンなステーキハウスはそこら中にありました。日本料理屋もありましたが、オーナーが日本人でないお店はアメリカナイズされた日本料理でした。最初に、海鮮丼にアボカドが添えられていた物を見たときは、さすがに衝撃的でした。




特筆すべきは、運動しやすい環境にある事です。アパートの敷地には大概テニスコート、バスケットボールコート、プール、ジムがあります。基本的にタダで使えるので、気兼ねなくスポーツを楽しめます。私自身も、ルームメイトとバスケをしたりトレーニングをよくしました。お陰で、程よく体も締まって体系も日本にいた頃よりも良くなった、と思います。
どうあれ、運動が好きな人にとっては快適な環境と言えます。

また、フロリダ大学のジムは室内コート6面、大量の有酸素マシン、広く機械も充実したウエイトルームがある日本ではお目にかかれないような施設がありました。日本でこれほどの施設を使うと、結構な額の会員費を払って使うようなスケールです。それが、フロリダ大学の学生はタダ、語学学校の学生も3ヶ月$100程払うと利用出来ます。

生活が慣れた頃に、私も利用費を払って頻繁にジムに通いました。特に好んでやったのは、バスケットボールのピックアップゲームです。集まった人でチームを組み、ひたすら5対5の勝ち残りゲームをしていました。レベルも様々で、私がいい勝負に持ち込める相手もいれば規格外に凄い身体能力をもった人も時には参加していました。フロリダを一時離れる頃最後に参加したゲームでは、アリウープを普通にやっている相手とマッチアップしました。それを見て失笑し、成す術がありませんでした。。。



学校外で友達と遊ぶときは、スポーツをするか誰かの部屋に遊びに行って話すかしていました。ゲインズビルは小さな田舎町なので、カラオケもなければアミューズメントパークも皆無に等しい場所でした。そういった場所でやる事を探すとなると、飲んで騒ぐ事が自然と増えるわけです。
友達によっては、バーやクラブに行く事が好きな友達もいて、週末になるとしょっちゅう足を運んでは大騒ぎしていました。さすがに私はほとんど行きませんでしたが。。。
その代わりに、友達の家で騒ぐときは極力足を運ぶ様にしました。そこに行くと、大概は新しい友達がいて新しい交流を持てる様になるチャンスがあったのが大きな理由でした。日本人もいれば、アメリカ人もいて、日本じゃ関われないような人とも関われて充実していました。



こういった交友関係に恵まれた事もあり、この1年半は充実したオフキャンパスライフを過ごせました。
私は、2011年1月からフロリダ大学の語学学校(English Lanugae Institute)(以下ELI)で英語の勉強をしていました。目的は、
①博士課程の出願に必要なTOEFLとGREの勉強の為、
②博士課程に進学後に必要な語学力を身につける為、
という2点です。



①についてですが、正直のところ、これは日本でも充分可能性があります。語学学校で学ぶ文法は、日本の一般的な高校で学べるレベルです。日本の文法書で詳細まで理解出来る程勉強すれば問題はないでしょう。

リーディングとライティングについても勉強可能です。リーディングは、いかに頭の中で日本語に訳さずに読めるかがポイントになると感じています。読みながらいちいち変換してしまうとどうしても時間がかかりがちです。その為、効果的なのは意味を調べるときは英英辞書を活用する事です。英語は英語で理解してはじめて実用的になります。

ライティングについては、文章の構成の仕方が日本語の文章構成と異なる点があるので、気をつけましょう。TOEFLでは、この英語の文章で用いられる構成で書かれているかどうかが重要だという話をよく聞きますので、この点について勉強するといいでしょう。

個人機には、リスニングに力を入れると、点数や実力向上につながると実感しています。TOEFLでは、ライティング、スピーキングでもリスニングの要素が入っていますので、リスニング力の向上は他のセクションの得点にも影響が出ると考えられます。

日本にいて練習する上で厄介なのが、スピーキングです。ですが、スピーキングも喋っている内容が構成されているかどうかがまず一番大事であるという話をよく聞きました。(実際、構成されている文章を喋れた回の点数は高めでした。)ライティング同様、文章の構成については学ぶ必要があるでしょう。

具体的な勉強方法は、別の記事に改めて書きますので、この辺で。



このように、「英語を学ぶ」という観点では、日本でもある程度の勉強は可能です。しかし、「使える英語を学ぶ」となると、少し話が変わってきます。



そこで②についてです。語学学校で学んでいて一番有意義に感じた事は、ネイティブの先生の英語の使い方についてです。「この場面ではこういう言い回しをするのか」といった、日本では学びにくい「生きた英語」を毎日の様に話の中から聞いて学ぶ事ができました。


この違いを強く感じる事が出来た経験が、一緒に学んでいる学生やクラスメイト達との会話です。語学学校には、スペイン語圏、アラブ圏、アジア圏と様々な国から学生が来ています。すると、各国に喋る文章の特徴がある事が分かります。

例えば、アジア圏の学生はとにかく「Because」をよく使います。しかし、ネイティブの日常会話にはほとんど出てきません。Becauseは少し固い印象があるようで、日常的にはあまり使われません。However, Therefore等も同様です。もちろん、意図して使う分には構わないと思いますが、印象としてはそのように捉えられます。

また、ネイティブの学生は、Phrasal Verb(句動詞)をよく使います。例えば、up to, rely on, hold on, といったものです。これらを理解出来るようになると、理解出来る英語の幅が広がってきます。使われる動詞自体はシンプルですが、句動詞になった途端意味がガラッと変わるものがたくさんあります。これら句動詞が実際の生活の中で学べる事も、現地で英語を学ぶ上でのメリットだと思います。


さて、結論から言いますと、TOEFLとGREの為の英語を学ぶのであれば、日本で対策本を駆使しつつリスニングとスピーキングにこだわれば、点数を取る事は出来ると思います。
しかし、それらの点数を取得した後、修士や博士に進んで勉強するのであれば、ある程度の期間現は現地の語学学校で英語を学ぶ事も有意義な準備期間になる、というのが私の意見です。


語学学校は決して安い学費ではありませんので、ご自分の予算とその後の計画に応じてどの程度通うのか、もしくは通わないのかは判断する事をお勧めします。
また、各大学によってもプログラムも学費も多少異なります。調べられる範囲で調べてみると、より自身に適したプログラムが見つかると思いますので、語学学校を行く方針に固めた後は学校検索を少しこだわってみるといいと思います。