ELIでは、まずガイダンスから始まりました。
パスポートを確認したり、書類にサインしたりと事務作業がメインでした。その間の説明を、聞き逃すまいと集中して耳を傾けるのですが、想像していた以上に早く感じたのが第一印象でした。
単語は聞き取れる。でも理解するには時間がかかりました。まだ英語を英語で理解する頭が出来ていなかったのでこれは苦労しました。
その時、つくづく感じました。
「聞けて話せなければ、使える英語には程遠い」
授業は当然全て英語で説明されるので、まずは話した事が理解出来ないと何も始まりません。やはり、語学は耳から始まるものだと改めて実感しました。
私は中学3年間、英会話教室に通っていた事もあり、少しは聞けるだろうと思っていたのですが、本当に少しだけでした(苦笑)。日本では聞き慣れたい表現を聞いた瞬間に戸惑い、戸惑っている間に話がどんどん進んでいく。この繰り返しで、最初はほんとうにしんどかったです。
こうして英語を勉強した後で、じゃあ日本で出来る勉強法は?と考えた時に、アメリカのテレビドラマを観て注意深く聴く事が日常会話の英語を身につけるにはいい方法かな、と今は感じています。
特に、「フレンズ」などの日常をテーマにしたものであれば、より日常的な英語を耳にする事が出来ます。
逆に、アカデミックな英語を聴きたいのであれば、ウェブサイトのTED.comがオススメです。故スティーブ ジョブズ氏のスタンフォード大学でのプレゼンテーションをはじめ、各方面の専門家のプレゼンテーションがタダで聴けます。字幕も入れる事が出来るので、英語慣れしていない方は英語字幕をつけて聴いてみるといいと思います。
ここでひとつ、私自身がリスニング力がグッと増したと感じたリスニングの勉強法を紹介します。
これを学んだきっかけは、TOEFLのリスニングが伸び悩んでいた時にELIの先生にリスニングの勉強法を相談した事がきっかけでした。
やり方はシンプルで、リスニング教材(TOEFLなど)を目を閉じて聴きます。ただし、メモは一切取らずに全神経を耳に集中させるようにして聴いて理解するようにします。
聴き終わった後に、聴いた問題についての要約を書いていきます。そして、質問を答えていきます。要約で全体像をつかみ、問題で詳細を理解出来ているかどうかを確認していきます。
もし、ネイティブスピーカーと一緒にやれたら、その人にも一緒に聴いてもらいその人から質問をしてもらうのも有効です(初めてやった時、私は先生から質問を出してもらいました)
この練習の一番の目的は、「英語が自然と聴けるようにする」ことです。目を閉じる理由は、視覚からの情報をシャットアウトして耳に集中を向けるためです。
とにかく、耳を慣らすこと。それを繰り返して、日本語を聴くような感覚に近づいてきたら少しずつメモを取って、より正確に理解した上で質問に臨むようにします。
リスニングはとにかく時間がかかります。逆に、意識的に聴いて時間をかければ、必ず耳が開けて聴けるようになると、私は感じています。特に、日本人は学校教育でリスニングをする機会が少ないので、ここがひとつ大きな壁になるでしょう。
しかし、聴けるようになりさえすれば、読める単語も自然と増えますし、話せる言葉も増えていきます。聞いた話ですと、英単語の7割は発音のルールに乗っ取って綴られているとのこと。発音が正しく出来れば自然と読めるようになります。発音は、聴いた音をマネするように発音する事で、ネイティブに近い発音が出来るようになります。
「語学は耳から」
まずは、耳から練習してみましょう。