萬日記 ガラクタ部屋とも云う -23ページ目

ジークフリートの質問7(ミクシー内転載記事01)

三幕第三場

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眠れる森の美女を起こす王子さまのシーンなんですが、是がまた微妙に長い・・・(-_-;)

↓気分的には惟↓
http://www.youtube.com/watch?v=l0E6Cmw-Nlk&search=Soramimi

ブリュンヒルデにしてみれば待ち望んだ結果でもある意味息子と近親相姦する母の立場ですから拒否するのは当たり前です。

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ヴォータンの槍の力で廻らした炎を越える事が出来るという事は、神の力を無効に出来る存在であるあるため、どちらにせよ迎え入れなければならないことは彼女自身も分ってはいますが、やはり戸惑いがあります。

ジークフリートにしてみれば一瞬母親かと思い(対等な相手、仲間では無くそれを越えた存在)一寸沈んだけれど、自分を愛してると言いながら何を訳分らない事を言って拒否ってんの?という感じです。

テキスト的に読みつけると
鎧をノートゥングで切り開き、また此処でジークフリート自身がブリュンヒルデの心を優しく開く二重構造になっていて、一つ一つの言葉の手順が理に適っていて欠かせないのですが・・・
ヤッパリ長い緩慢だよーと思ってしまいます。

心理学的に解釈してみると、抜き身の剣は寄ると触ると他人ばかりではなく自分をも傷つけます。それはジークフリートそのもの姿のようなものです。

(まあ、もっともジークフリートは其れを自覚できないのですけれど(爆)

 そして鞘の存在があってこそ剣は安定し、力を発揮し得るものと考えます。
 鞘も女陰の象徴でもあるのですから、ブリュンヒルデが在ってこそのジークフリートと。
そう考えるとジークフリートとは、単なる単純馬鹿の竜退治ではなくなってきます。


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ブリュンヒルデとの出会いによって人間が完成された(欠けていた人間的感情の覚醒)成長物語と捉えると意味深いです。

もっとも「畏れ」というものが「恋の空騒ぎ」というのがアレなんですが。


ジークフリートの質問6-1追記(ミクシー内転載記事01)

追記

意外と見落としがちなジークフリートの小鳥の消失について。



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劇場では殆ど活躍しない小鳥ですが、わたしはこの小鳥を母親の霊が乗り移った、もしくは支配していると考えます。


メルヘン調で考えればお節介焼き(親切ともいう?)の存在として極有り勝ちなお話しですが、小鳥のミーメに対する殺人教唆とか、我子の行く末を考えてのお節介と考えれば合点が行くのではないでしょうか?

つまり小鳥にとってはミーメとは何の関わりが無いく、ただジークフリートが危ないという事を考慮に入れ、ジークリンデがミーメの都合によって殺された(これは私見ですが)と考える事とリンクすると極めてすんなり理解できると思います。


ミーメの殺害がジークリンデ(母親)の願い(もしくは復讐)であり、彼がジークフリートによって殺されたことを大いに喜ぶ歌を歌い上げる小鳥の存在によって、この殺人がどうしても必要で、ジークフリートがこれに関し後悔の念が起きる前に「大丈夫、貴方は正しい事をしたの。後悔しないでね」という女性らしい、母親らしい心使いが見える気がします。

尤もジークフリート第一幕第二場でミーメの命は無くなっている運命が既に決定されているのですけれども。


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だからこそ死者の命を刈る鴉の存在によって小鳥は消えていくわけです。


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炎の洗礼儀式前には余計なものを一切禊祓うということで考えると、ここで母離れということも考えられます。



ジークフリートの質問6(ミクシー内転載記事01)

第三幕第二場


ある意味指環四部作の中で最大のシーンかも・・・
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どちらかというとワーグナーを研究している方々はオイディプス王の話の類似性を挙げ、このシーンはラーイコス王((オイディプスの実の父親、その時点ではオイディプスはコリントス領主のポリュボス王の息子思っていた)と道を譲る、譲らないで、喧嘩となり、ラーイコスを殺してしまう。)とヴォータンを重ねていますが、


ここではあえて異論を唱えたいと思います。

少年から男、そして自立という手順に於いて親殺しはすでに終わっています。

此処は魔物との対峙、つまりスフィンクス(超自然的なもの)との対決と位置付けたいと。
(じゃファフナー何だったんだ?という突っ込みに対しては気分的には単なる通過点で、指環の正常な(!)譲渡シーンではなかろうかと・・・)


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ジークフリートは神と対決し、神を降してしまいます。

嘗ては砕かれた剣がジークフリートの肉体と指環の力の後押しで世界契約の槍を砕いてしまいます。
ジークフリートに神々の遺産を渡したいが、かといって神の矜持を棄て、其の侭譲る訳には往かないヴォータンの胸の内とジークフリートの怒りが噛みあった結果です。

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世界契約が切れ新たな新秩序としてジークフリートの誕生のシーンです。
 かくて神々の存在はジークフリート次第で追従してしまう一族と化してしまいます。

北欧神話のオーディンの冥界への降下

ある日、オーディンの息子である光の神バルドルが、自らの死を予告する不吉な夢に魘されて目を覚まします。
それを聞いたオーディンは心配になり、事の詳細を知ろうとし、すぐさま八本脚の馬スレイプニルに乗ると死者の国ニヴルヘイムに向かいます。
彼は冥界に着くとすぐ、「三人の巨人の母」という名の予言を司る巫女の墓を探し出し、魔術を使って彼女を死の淵の眠りから呼び起します。
彼女の語る言葉は
「バルドルは盲目の弟ホズの手によって殺され、そのホズも末弟であるヴァーリと相討ちになる運命なり。
 ロキの戒めが解けるとき、神々の終末(ラグナロク)が訪れるであろう」
であり、オーディンの肝を寒からしめる事を聞き出してしまいます。
 意気消沈したオーディンはヴァルハラに帰ると来るべき神々の終末に備え人間の勇者の魂(エインヘイヤル)を神々の軍に加える計画を立てたのです。

ジークフリートの質問5(ミクシー内転載記事01)

第三幕第一場


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この前奏曲が物凄くカッコ良くてステキ!
ライトモチーフ的は騎行、エルダ、神々の黄昏、魔の眠り、槍、が
夫々畳み掛けていて(・∀・)イイ!
ぴっぽお師匠様のページから拝借します。
http://www3.pinky.ne.jp/~pippo/midi/index.html


Nutria様のページからもどうぞ。
http://mitleid.cool.ne.jp/siegfried3-1_arr2.htm
http://mitleid.cool.ne.jp/siegfried3-1.htm

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