北欧神話のオーディンの冥界への降下 | 萬日記 ガラクタ部屋とも云う

北欧神話のオーディンの冥界への降下

ある日、オーディンの息子である光の神バルドルが、自らの死を予告する不吉な夢に魘されて目を覚まします。
それを聞いたオーディンは心配になり、事の詳細を知ろうとし、すぐさま八本脚の馬スレイプニルに乗ると死者の国ニヴルヘイムに向かいます。
彼は冥界に着くとすぐ、「三人の巨人の母」という名の予言を司る巫女の墓を探し出し、魔術を使って彼女を死の淵の眠りから呼び起します。
彼女の語る言葉は
「バルドルは盲目の弟ホズの手によって殺され、そのホズも末弟であるヴァーリと相討ちになる運命なり。
 ロキの戒めが解けるとき、神々の終末(ラグナロク)が訪れるであろう」
であり、オーディンの肝を寒からしめる事を聞き出してしまいます。
 意気消沈したオーディンはヴァルハラに帰ると来るべき神々の終末に備え人間の勇者の魂(エインヘイヤル)を神々の軍に加える計画を立てたのです。