Hiroのブログ -9ページ目

「官僚たちの夏」第8話を観て

現在の官僚達が新政権になり、戦々恐々としている。このドラマの風越達の様な理念と哲学をもっていれば、正々堂々と対話していけるのだが、それを望むべくも無い。


風越が池内により外局へ移動させられた為、風越一派の人達もみな冷遇されてしまった。後任の玉木により通産省は大きく方向転換してしまった。それにより産業界も苦しい経営を強いられている。


鮎川と庭野はどんな立場に追い込まれようとひたすら持論を追求し続けているが、牧は権力志向に自らの理念を置き換えてしまった。官僚の目指すものは<次官>が全てなのだろう。そしてその先に待っているのは<天下り>という天国だ。


昨日のニュースでも衆院選挙前後の<駆け込み天下り>を報じていた。平均年収1,500万円超だという。そして3~4年して3,000万円前後の退職金を貰い次の天下り先へと<渡り>をしていく。そして総額3億円近くのお金を手にして引退していく。当然そのお金は我々の税金から特殊法人に割り当てられ、その中から支払われている。


民主党はこの特殊法人や官僚機構の無駄を省く事により、2~3兆円の捻出を見込んでいる。これは是非とも最優先に実行して欲しいものだ。


玉木は国際化という美名に隠れて、産業界への心を忘れている。国内の産業界が必至に努力しているから、短期間に高度成長へと進んで行ったのだ。国際化というのは産業を自由化し、外国の技術を短絡的に導入すればいいということではない。国内の産業界のレベルアップを計り、外国に負けない製品を造るということだ。それを助ける為に政府や官僚達がいる。産業界を自分達の意に従わせる事ではない。


玉木や片山がデスクでふんぞり返っている間に、風越達が必至に産業界をまとめて新しい技術を開発させていた。これこそが本来の官僚のあるべき姿だ。玉木は池内の理念からもそれていってしまった。これでは人は誰もついて来ない。一人でやれる事には限りがある。沢山の能力を結集させてこそ、最高のものが出来上がる。流石の玉木も風越に脱帽するしかなかった。


やっと風越が次官になった。新首相と共に新しい日本を築いていくのだろうが、まだまだ激動の日が続いていくのだろう。

「任侠道ヘルパー」第9話を観て

鷲津組と隼会の抗争、だが鷲津組長は自分の子分に裏切られていた。ここでも任侠道は地に落ちている。世代交代は何処の世界でも上手く進まないものだ。だが半端者に跡目を継がせる訳にはいかない。


羽鳥の症状が悪化しているので辞任に追い込まれた。当然の結果かもしれないが、涼太にとっては良かったのかも知れない。だが卑怯な手段で乗っ取られるのでは話は別だ。


涼太が彦一にベンチで肩をたたかれた時、あまり強すぎてもう少しで転ぶところだった。草彅が役に入りすぎて加減がつかなかったのだろうが、清史郎のほうが立派に役をこなしている。


介護施設での入所者の死は少なからずあるのだろうが、家族に看取られないで逝くのは寂しいものだ。<タイヨウ>では、夏夫を多くの人達が見送ってあげたのがせめてもの救いだろう。人生の最期こそが、その人の生き様なのかもしれない。


彦一が遂に立った。この場面は高倉健の世界だった。このドラマで初めて痛快な気分を味わった。期待通り鷲津組長が出張ってきた。この流れこそが任侠道だ。やっとドラマのタイトルが映えたシーンだった。


りこが今回の不祥事のバツとしてカレーを作らされていたが、彦一の嫌いなニンジンを抜いていた。このあたりの演出は心憎い。


次週は大きく展開が変化しそうだ。後少しだが、どんな最終回を向かえるのか楽しみだ。

「救命病棟24時」第4話を観て

今回は工藤の問題を取り上げているが、救命の医師としては最低の人間だ。研修医としてしかたなく所属しているとはいえ、人命を扱う人間としてとるべき行動ではない。最期の1分1秒まで最善を尽くすのが救命医のあるべき姿だろう。結果的に救えなかったとしても、その遺族にとっては納得できるだろう。


工藤は医者になるべきではない。医者は知識や技術だけでなるべきではない。人間的な資質こそ医者としての重要な要素だ。人命を物として扱うような人間に、誰も治療はして欲しくない。


工藤は親の後を継いで美容整形をやるようだが、所詮金儲けだけの綺麗な仕事がしたいのだろう。医者ではなくただの技術者だ。最近はこんな医者が多いのかもしれない。


進藤にも苦手なものがあった。<青椒肉絲>を知らないとは、意外と可愛いところがある。チームの皆も、これで少し親しみが持てたろう。今回は救急患者が、進藤をピーマンから救ってくれた。


工藤の不用意な一言が患者の認知症の症状を悪化させた。人を人として対応しないから、人を物としてしか扱わないから、心の通った医療が出来ない。


そして案の定大きな問題を起こした。安易な判断ミスが子供を死なせるところだった。こういう事がなければ改心しないようでは、患者はたまったものではない。


工藤はもう少しで折角の<宝物>を捨てるところだった。きっとこの絵が、これからの工藤の道標になってくれることだろう。


これでやっとチーム全体がまとまった。次週からはどんな展開になっていくのか、楽しみである。