Hiroのブログ -32ページ目

「コンカツ・リカツ」第8話を観て

梨香子が離婚を決意するが、まず住居を確保しなければならない。そして仕事も決めなくてはならない。慰謝料や養育費問題がすんなり解決すればいいのだが。誰も離婚を想定して結婚はしないが、離婚もしくは離婚を真剣に考えている人の数はかなりいるのだろう。残念なことだ。


離婚で最優先される事は、何といっても子供の事だろう。養育は勿論だが、その感情の揺れに最大限心を配るべきだろう。母子・父子家庭の子供が、辛い人生を送っている例は沢山ある。子供に責任はないのだが。


七海が結婚についてやっと結論を出したが、それは少し遅すぎた。どんなものにもタイミングはある、自分が選ぶと同時に相手も選んでいる。一生の問題ではあるが、それでもタイミングの問題はある。


不倫という言葉は今時珍しくないが、現代の価値観の変化を考えれば全否定も出来ないだろう。何かの縁で結婚したがそれが間違いであった時、新たな幸せを求める事は悪でない。それが浮気では困るが、真剣ならば<不倫>という言葉で現すべきではない。


梨香子夫婦はやっと心のわだかまりのない、新たな出発の離婚が出来た。憎しみ合う離婚に本当の幸せはこない。


七海の結婚はまだ当分先だが、本当の幸せを掴むためなら遅すぎる事はない。人生今迄に出逢った人の数より、これから出逢う人の数の方が遥かに多い。その中に<一生の友>も存在し、<一生の伴侶>もいる。「待てば海路の日和あり」だ。前を向いて歩いていれば、必ず新しい出逢いがある。

「BOSS」第6話を観て

私立の高校教師が女子高生に撲殺された。当然教師に問題があったのだろう。志田未来が今までにない役を演じているが、これもなかなか面白い。頭脳対頭脳の戦いだが、志田の小生意気な言い方とそれを軽くかわす絵里子の言い方が対照的で上手く出来ていた。


由貴と絵里子の言葉の応酬はかなり見応えがあった。まずはお互いの腹の探り合いからだ。由貴は相当頭が良いが、それでも所詮は高校生だ。絵里子の敵ではない。策を聾して墓穴を掘るという事がある。


取調べのシーンは少しやり過ぎだ。わだとらしい演出は、観ていて興ざめする。このドラマはやり過ぎの演出が時々鼻につく。


絵里子の捜査の仕方は囲碁に似ている。一見関係ないところに石を打っておく。それが最終的に犯人を追い詰めていく格好の駒に成る。由貴の頭脳戦の先へ先へと手を打っておく周到さが、観ていて小気味よかった。


増岡の日記の件は極端な演出だったが、この程度の遊びなら許せる。この流れはかなり面白かった。前回が今一つだっただけに、今回は満足して観終わることが出来た。残りの回もこの調子で楽しませてもらいたい。

「臨場」第6話を観て

倉石は検視官としてだけではなく、捜査官としても一流だ。検視の見立ては勿論だが、犯罪の状況判断も的確で小気味が良い。


今回の犯罪は被害者が本来睡眠強盗の前科者であった。ややこしい事件だ。そしてその事件に小坂の知人の夫が関わっていた。その妻も共犯のようだ。ドンドン複雑になっていく。小坂の胸中は穏やかでない。


小坂は警察官であるいじょう、私情を捨てて犯罪に当たらなくてはいけない。桐岡素子は思った以上にふてぶてしい。普通の家庭の主婦なら、警察の取り調べに堂々と渡り合えるはずがない。


倉石の指示に対して小坂が不満を言いに来るのはおかしい。自分が信頼している上司が下した結論だ、何の意味もなく行動を起こすはずがない。倉石は一歩も二歩も先を読んでいる。


結局妻素子が夫を心臓発作に似せて殺害していた。だが100円ライターで人が殺せるとは驚いた。殺害理由は夫への憎しみからではなかった。娘の幸せを願うが為の、利己的な考え方からだった。それで娘が幸せになれる訳ではないのに。


犯罪には様々な理由がある。だがそのどれも犯罪を正当化する理由にはならない。ろくでなしの夫ならなお更、そんな男の為に自分を犠牲にする必要はない。それが娘の為であってもだ。


最後に疑問点が一つ。素子の殺人は計画的なものではない。突発的な問題が起こって、その中で行った殺人である。それなのにこれだけ緻密で計画的な、しかも特殊な殺人を素人の家庭の主婦が出来る訳がない。チョット無理がある演出だ。