「BOSS」第10話を観て
いきなり反町が出てきたのでどんな展開になるのかと思ったらそれだけ。後はいつもの面白シーン、間を空けすぎだ。面白シーンはもう少し少なめでお願いしたいものだ。
連続爆破事件のタイマーに、絵里子がプレゼントした目覚まし時計の部品が使われた。ここでやっと絵里子の彼氏の実像が明らかになったが、あまりロマンチックなものではなかった。これなら毎回のように気を持たせる程の事はなかった。
付き合っている彼氏を取り調べ、更に24時間の尾行を指示する。警察官である以上、私情に流される訳にはいかない。絵里子も辛いところだ。
40分近くたってやっと反町が出てきた。これでは当然次週へつづくのだろう。ここからがやっと本番だ。
大山警視総監・黒い月・警察内部の裏金・特別対策室・野立、あまりの急展開で付いていくのがやっとだ。これだけ中身が濃いなら、面白シーンを少なくして本番に早くは入って欲しかった。
最終回はかなり派手な展開になりそうだ。
「臨場」第9話を観て
今回の「臨場」はいつもの雰囲気と違った内容だった。女子大生の殺人事件がテーマだったが、主題はカッコウの<託卵>だった。
小松崎部長の産みの母親の死の原因は不明のままだったが、捨てた我が子への思いは森の中にあった。
好きで我が子を手放す親はいない。何らかの事情で手放さなければならなかった我が子にたいして、年老いてから後悔と共に許しを請いたいという思いがあったのだろうか。
母親に逢わずに死なれてしまった小松崎には、後悔はなかったのだろうか。定年退職をする年になっても、<許す>事は出来なかったのだろうか。
「白い春」第10話を観て
さちの手術が無事成功した。傍にいてやれなかった佐倉も、嬉しくて涙ぐんでいた。本当はお金だけでも工面したかったろうに、でもさちが助かったのならそれだけで十分だ。
栞の父親の消息が分かったが、捨てられた過去を引きずっている栞の心は複雑なのだろう。逢いたいのだろうが、年頃の娘心としては単純には割り切れないだろう。
村上達とさちの見舞いに行った佐倉だが、村上に遠慮があるので素直に感情を出す事が出来ない。村上にしてもさちに本当の事を隠しているだけに、心中は穏やかでないのだろう。この関係は、どうなって行くのがさちにとって幸せな事なのだろうか。
栞が決心して佐倉を伴って父親の写真館に行くが、そこには新しい家族が出来ていた。別れる前にプレゼントされた首飾りも、父親から気づいてもらえなかった。さぞ辛かったろう。本当は名乗って確認したかったのかも知れないが、相手の家族を思い黙って帰ってきた。見かけと違い心の優しい娘だ。
佐倉もまた新たな決意をしようとしている。今の不安定な関係が、平穏に続いていくわけがない。さちの本当の幸せを願うなら、自分から身を引くしかないのだ。
さちのアルバムを観ていた佐倉の心境を思うと、可哀そう過ぎて観ているのが辛かった。自然と涙がこみ上げてきた。さちと一緒に行きたかった海への予約を村上の名前にしてあったのを見た時は、涙が止まらなかった。
佐倉は真理子の時と同じように、さちに悪態をついて別れていった。何て不器用な人生なのだろう。皆が幸せになれる、都合のいいウルトラCは無いものだろうか。
次回あっという間の最終回だが、佐倉に不吉な事が起こらない事を願いたい。予告に嫌なシーンが含まれていた。