「NUMBERS」第10話を観て
「数学を使えばどんな問題でも解決できる」と言っているが、このドラマを観ているとなるほどと思う。事件のあらゆる分析に、数学が利用され問題が解決されていく。
今回は核廃棄物の盗難だが、輸送が簡単に行われている事の方に驚かされた。汚染爆弾等に利用されるかも知れないのに、安易な輸送方法では盗まれても当たり前だ。
チャーリーが犯人から攻撃される場所の特定を算出しているいが、今回は父親の知識が生かされ的中した。チャーリーとドンと父親、最強のチームだ。だが犯人もかなり計算しつくした計画を練っていた。
犯人の意思決定の方法に<ゲーム理論>を使って、盗まれた核廃棄物のありかを探った。チャーリーにかかれば訳の分からない数式も、犯人達には心理的な揺さぶりをかけていく。結局自白に追い込んでいった。
数学は場所の特定だけでなく、犯行の自白にまで利用できるとは驚きだ。確かにどんな問題も解決できる。
「MR.BRAIN」第5話を 観て
ド・ミ・ラ・レが<ハ・ホ・イ・ニ>そして八木仁だとは、何か無理やり持っていったような気がする。記憶がなくなるから符合で残したという事だが、ここで神経衰弱とは無茶苦茶な展開だ。
神経衰弱が八木を引っ掛ける為の小道具とは、よく出来た演出だ。先週全く訳が分からない展開だったが、数分であっという間に説明されてしまった。
それから続く姉の純の話は悲惨なものだ。悪党のせいで二人静かに生きていた姉弟が、その後現れたもう一人の悪党(八木)と重複して苦しめられていった。ボタンを掛け違えていなければ、もっと違った人生があったろうに。
ここで仲間由紀恵の登場、どういう事。先の話とどういう繋がりがあるのだろう。その後のシーンも意味不明だ。
和音のトイレの流れは腹を抱えて笑った。こういうシーンがたまに出てくるからこのドラマは面白い。綾瀬はるかならではだ。
記憶傷害の次が多重人格、これで繋がりを持たせたのだろうか。ムリカラの繋がりだが、これからも複数の事件を絡めていくのだろうか。あまり感心できない演出だ。観ていてややこしくなる。
どうせならスッキリした展開で観て行きたい。内容はとても良いのだから、あえて凝った演出で<きをてらう>必要はないように思うが。
「ふたつのスピカ」第1話を観て
宇宙飛行士になる為の学校のドラマだが、夢のある題材で楽しめそうだ。
アスミが入学して早々教官の佐野から、「実らない努力がある事を肝に銘じておけ」と言われてしまった。だが私は叶わない”夢”はないと思っている。願っても叶わない”夢”があるとしたら、それは自分が途中で諦めたからである。
自分の命に代えてでも実現したいと思える”夢”に出逢えたなら、その夢が実現するまで諦めないはずだ。それが5年かかろうと10年かかろうと、夢を諦めさえしなければ、”夢”は必ず実現する。
という事はまず、命に代えても実現したいと思える”夢”を見つけることだ。中途半端な夢を描くから、チョットしたつまづきで夢を諦めてしまうのだ。諦められるような夢は”夢”ではない。ただの願望だ。
宇宙飛行士になる為には知識は当然だが、なんといっても体力が必要だ。それに人間関係も大変そうだ。ドラマを描くさい必ず嫌な人間関係が登場するが、出来るだけ本筋で明るい展開を期待したい。
チームでの訓練を行ったが、確かに5人それぞれの個性と特徴があり、見応えがあった。短時間でそれぞれの持ち味が把握できた。当事者たちも他人を知ると共に、自分のポジションもおのずと分かってくる。
ドラマだからどうしても極端に描かれてしまうが、もう少し現実に即して演出してもらいたい。観ていて、感動するよりも不愉快な感情が先行してしまう。
最後に<スピカ>が出てきた。チョット感動した。アスミの宇宙好きがチームの仲間の心も動かした。後は万里香がいつ心を開いてくれるかだ。
佐野教官の嫌味な人間性も、いずれは変わるのだろうか。