「コールセンターの恋人」第2話を観て
千葉の平地で、実際に携帯電話の通じない場所は存在するのだろうか。都倉は10円玉が幾つあっても足らない。
都倉が響子に意見をしているシーンがあったが、都倉はコールセンターのド新人だ。ベテランの響子に意見するなど100年早い。都倉の設定が今一つ分かりづらい。
<なんでも屋>のシーンは唯一面白かった。キムタクがドラマの中で無茶な注文をした時の、「あるよ」というシーンを思い出した。
今回も都倉の媚諂う(こびへつらう)姿にイライラさせられた。このドラマは小泉孝太郎を、当分ダメキャラで持って行くのだろう。ミムラが主演で小泉が脇役ならそれでもいいのだが。
”通りすがり都倉”の場面には少し感動させられた。これなら無理して都倉のダメキャラを挟まなくても、良いドラマが出来そうな気がするが。
<ワケあり・ワケなし仲良しタラコ>最高の商品が出来た。確かに今の消費者が反省する点は多々ありそうだ。
「ふたつのスピカ」第4話を観て
NASAの留学生1名への戦いが始った。だが府中野は退学を申し出た。原因はアスミにあるのだが、鈍感なアスミはその心の内に気づかない。アスミの府中野への友情、府中野のアスミへの恋心、どちらも相手への深い思いがあるのだがその違いは大きい。青春の恋はせつなく、辛いものなのかもしれない。アスミもまた桐生に、淡い恋心を抱き悩んでいる。
佐野教官も自分の過去を引きずり、学校との方針の違いに思い悩んでいる。宇宙という最先端技術に挑む者も、それを実行するのは人間だ。機械でない限りそこには感情がある。思い込みもあれば、誤解もある。恋も失恋もだ。
一つの発射事故が様々な人生を翻弄している。だがそれに真剣に向き合っていけば、自ずと道は開けてくる。思い悩み立ち止まっていては、何も進まないし解決しない。桐生は真剣に悩み、そして一歩前へ進む事が出来た。
アスミもまた水ロケットと共に、一つの区切りをつけ前進しようとしている。後は佐野教官がいつ獅子号事故に区切りをつけるかだ。だがその傷は相当深く、簡単には癒えそうにもない。彼もまた大切な人を亡くしていた。そして、<夢>を失ってしまった。
佐野教官の残した言葉と、生徒たちとの別れのシーンは感動した。言葉は違っていたが、宇宙への熱い<思い>は同じだった。生徒たちはまた一つ<宇宙までの距離>が縮まった。
「任侠ヘルパー」第1話を観て
前宣伝が面白そうなので、期待して待っていた。任侠とヘルパー、およそ想像を越えた組み合わせだ。草彅剛が主演でもあるので、なお更楽しみにしていた。
草彅イコール優しい青年というイメージがあるので、いきなりの乱闘シーンでビックリした。しかしそれどころかお年寄りを騙す詐欺集団で、背中にイレズミまで入れている。任侠道どころか、最低のヤクザ者だ。
他の幹部達も集めての、跡目を決める為の研修。それが介護ヘルパーとは、無茶苦茶面白そうな設定だ。全く先が読めない。マンガチックではあるが、観る側としては気楽に楽しく観れそうだ。
黒木メイサもヤクザの幹部だが、顔だけ見ると十分似合っている。入所者とのドタバタは期待以上に面白い。だが翼の悪党ぶりはチョット不愉快な気分にさせられた。
このドラマは楽しさをメインに演出していって欲しいものだ。変にクドクしたり、社会派ぶったりしたドラマにはして欲しくない。色々なものを欲張りすぎると、中途半端なものになってしまう。
後半は色々注文付けたい所ばかりだったが、面白い部分だけを切り取ると十分楽しめた。羽鳥涼太とのからみも面白かった。
今回は全体として掴みどころのないドラマだったが、これからの方向性しだいで、楽しくも・つまらなくもなるだろう。感動ドラマにはして欲しいが、社会派ドラマにはして欲しくないものだ。