Hiroのブログ -19ページ目

「官僚達の夏」第2話を観て

このドラマは戦後の時代背景を勉強するのに最適だ。先週は車で今回はテレビが題材になっている。確かにテレビは他の2種(冷蔵庫・洗濯機)と違って、時代を大きく変えた。それにしてもテレビ製造に80社も名乗りを上げるとは、戦後復興の最たるものだ。その中にこんな戦いがあったとは、全く想像もしなかった。


日本が後発ながら外国に勝ってきたのは、全て低価格のおかげだ。そこには並大抵ではない苦労があったのだろう。ここでも官僚達の働きは目覚しいものがあったのだろう。だがその裏で今の官僚機構の悪しき体制の基が出来たのも事実だ。


大蔵省と通産省の綱引きや縄張り争いのように、省庁間の駆け引きも凄かったのだろう。当然そこに政治家の果たす役割も大きかったはずだ。勿論外圧に対する外務省の役割も大きかった。当時のアメリカの圧力は、敗戦国日本にとって、ひたすら耐えるしかなかったのかもしれない。


アメリカの圧力に真っ向から戦わずに、ひたすら頭を下げながら<実>を取っていく。そして国内においては徹底した保護主義を引いていく。これが当時の日本のやり方だ。


それにしても時代物のドラマを観ると、大道具さん・小道具さんの苦労が目に浮かぶ。細かいものの一つ一つまでよく検証されて設置されている。映る時間がほんの少しの時間でも、それは用意されなければならない。


税収の問題は今も昔も全く変わらない。安くして量販し、結果的にトータルで税収を上げていく。それが理想的な形なのかもしれない。


ここで描かれた業種転換も、同じように長年あらゆる企業で行われてきた。NECがコンピュータで大成功したのは誰もが知るところだ。だがその過渡期においてのトップの決断は、相当な苦慮があったろう。どんな局面においても大切なのはリーダーシップだ。今の日本に一番欠けているものだ。


風越と池内の駆け引きは凄まじいものがあった。政治家と官僚はこのような戦いがあってしかるべきだ。アメリカとの関係の為に戦略を練る池内と、日本の企業の為に必至に抵抗する風越、どちらが正しいかはそう単純ではないが、そこに各々の理念・哲学がある。

「MR.BRAIN」最終話を観て

結局木下優樹菜の出番は最後まで鬱陶しいだけだった。何の為に出演させたのだろう。ただ人気に便乗しただけだろうか。


骨髄移植を受けていればDNAは一致するとは初めて知った。それが事実ならこれからのミステリーで何度か目にする事だろう。今回そのDNAの鑑定結果が犯行の理由になっている。これは正に<足利事件>をモチーフにしている。<足利事件>のDNA再鑑定がこれからも使われていくのだろう。


武井の実像が中々見えてこない。前回からの飴玉の前フリがクドかったが、結局たいした使われ方ではなかった。


2週続けての大掛かりな事件なので展開を期待して観ていたが、単純な復讐劇だった。武井の役回りも訳が分からずじまいだった。


スタートは中々面白いドラマだったので期待して観続けたが、最終回は何の感動もなかった。お決まりの笑える部分もほとんど無かった。


全体を通していい時と悪い時が極端なドラマだった。光る部分が沢山あったドラマなのに、何故こんな終わり方になってしまったのだろう。もう少しやりようがあったはずだ。勿体ない。


最後の香取の出現でチョットだけ挽回したが。

「NUMBERS」第12話を観て

UAEという言葉を初めて聞いた。UFOとは別の事象のようだ。未確認の物体でなく、未確認現象という事だ。だが人間の目で目視出来て専門のシステムで捉えられないとはおかしな話だ。スピードもさほど速くなかった。おまけに物体はライトで光っていた。


スクワッシュプログラム、また新しい用語だ。数学の計算方法で、UAEの飛行パターンを割り出すらしい。多くの優秀な専門家が解析しても答えが出ない、相手はそれ以上に優秀だという事か。


およその形状が割り出された。あとはその物体の素材と推進力だ。レーダーに捕捉されないのは何故か、垂直離陸が出来るのか。だがそれが解かれば製作者も特定できる。優秀な学者はそう沢山はいない。


優秀な学者は時として人間性に問題がある場合がある。飛行物体の製作者は分かったが、人間的に問題があった。資金の裏づけもとれた。


数学の計算方法に、「玄関から入れないなら窓から入れ」というのがあるとは面白い。視点を変えろという事らしい。レーダーの探知方法も金属以外の別の物質を対照にして探知する事が出来た。


前段でゴルフのシーンがあったが、それが前フリになっているとは思わなかった。1時間ドラマの中では、無駄なシーンは余りない。今回もそれが物体の捜索のヒントになった。


チャーリーに初めて色気のある話が出た。優秀な数学者であるが、それと同時に青春真っ只中の青年でもある。チョット安心した。恋に発展するにはまだまだ時間が掛かりそうだが。


今回の事件は考えさせられるものがあった。飛行物体を作った家族もチャーリーの家族と同様優秀な親子だった。だが父親の人間性に問題があった。そういう意味では、チャーリーは優しい父親や兄に恵まれていて幸せだと言える。