「ブザー・ビート」第3話を観て
バスケのドラマだけに、流石に皆身体を鍛えている。裸になるシーンが大いのでそれが良く分かる。俳優も演技を磨くだけでなく、体型も造らなければならない。プライベートも制限され、休みも無く自己研鑽し、それでいて安定も保障も無い大変な仕事だ。
直輝と莉子の偶然の出会い、直輝には恋人がいて莉子には新しい恋のはじまりがある。本来深い繋がりに発展しないはずだが、縁というものはこんなものなのだろう。赤い糸とは、自分の意志とは別なものなのかもしれない。
ある意味菜月と佐々木は良く似合っている。人間性に問題がある同志<割れ鍋に綴じ蓋>だろう。この二人のシチュエーションを他のドラマでやってくれれば、このドラマはもっと良いものになるだろうに。残念だ。
直輝と莉子を交えてあえて四角いや五角関係を作っているのだろうが、その関係は早めに切り上げて欲しいものだ。直輝と莉子が恋人同士になったシーンが早く観てみたい。
北川景子は観る毎に好きになっていく。この女優は他の女優と違った、幅というか深みというか、この先にある何かを期待させてくれる。相武と比べるからそれが良く分かる。楽しみな女優だ。
海に行くシーンがあったが、青春ドラマをやっているにしては綺麗な海ではなかった。ラブロマンスと海はセットなのだから、もう少し綺麗な海で撮影して欲しかった。
友達から彼女そして恋人になる瞬間というのは、何か明確な基準があるのだろうか。偶然の出逢いがあり、そして気になる存在になり、一番大切な人になっていく。私にとっては遠い昔の話になってしまったが、これからも参加し続けたいとは思いたい。
このドラマには、もう少しテンポアップを望みたい。来週は是非次の展開を見せて欲しいものだ。
「官僚たちの夏」第4話を観て
池内が「多少の血が流れるのは仕方がない」と言っていたが、その血は中小、いや弱小企業にとって致命的だ。大企業だけは守られていくのだ。時代が変わった今でも政治のやっている事はさほど変わらない。相変わらずの弱者切捨てと、選挙の為の大企業優遇だ。
片山はアメリカの顔色を伺った、日和見主義の提灯持ちだ。貿易自由化しか頭に無い。勿論貿易自由化は不可欠なものだが、その為には、日本の業界の力をつけるための政策を先に推し進めるべきだ。
日本の経済成長期において、政治の駆け引きの為に多くの中小企業が沢山の血を流してきたのだろう。低賃金で馬車馬のごとく働く中小企業の労働者がいたから、敗戦後の日本は急速に経済復興することが出来た。だが政治の政争の具として最初に犠牲を強いられるのもその中小企業だ。
政治の世界の力は数だ。その為には多数派工作が常道だが、それは池内の方が数段上だ。腹芸の使えない風越には、裏工作など出来る訳が無い。風越側が勝って当然の議論が、最終的に池内の裁量の中で納まってしまった。
池内と須藤の総裁争いも、結果池内の勝利となった。当然貿易自由化は加速される。官庁内部においても派閥争いが更に激化する。政治家や官僚が本当に目を向けているのは、何処なのだろうか。
「ふたつのスピカ」第6話を観て
NASAへの留学が決まった秋だったが、突然病に倒れてしまった。どんなに優秀でも健康であってこそだ。その結果アスミが留学生としてのカリキュラムを受けるが、その心境は複雑だ。夢を実現しかけた友人が、病でその夢を諦めなければならない。そしてその夢を引き継ぐアスミ、悩んで当然だ。
「夢を叶える近道、それは同じ夢を持つ友達をつくる事」と言った秋の言葉は印象に残った。素晴らしい言葉だ。何か事を成すのに一人では実現できない事でも、友人(同志)がいれば実現できる事も多い。
秋を思いやる気持ちも大切だが、アスミの心も気遣ってやるべきだ。皆が心の底からアスミのNASA行きを応援できるよう、周りの大人達が配慮すべきだ。10代の子供達に背負わせるには酷過ぎる荷物だ。
<冥王星の発見者と骨>の話は、秋のアスミへの優しさなのだろう。そしてそれが彼の遺言になった。夢を掴む直前にそれを諦めなければならなかった秋、だが誰かが、いや仲間全員がその思いを受け継がなくてはいけない。
決意を新たにして走り出したアスミ、そしてそれに続く仲間達の姿。この美しい友情を、大人達のエゴには利用して欲しくないものだ。
今日ニュースで、日本のママさん宇宙飛行士を観た。初めて知ったが、もう直ぐ飛立つらしい。日本もそこまで来ているとは思わなかった。特別な人でなくても宇宙にいける日は、そう遠くないのかも知れない。