「ヤバイ経済学」
- ヤバい経済学 [増補改訂版]/スティーヴン・D・レヴィット/スティーヴン・J・ダブナー
- ¥2,100
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■思い込みのわな
アメリカでの話し。子供を遊びに行せるのに「銃が置いてある」という家と「裏庭にプールがある」家と、どちらの方が危険が大きいか。
プールのある家のほうが、30倍も事故で子供がなくなっているらしい。思い込みでは銃のほうが危ないかなと思うが、冷静に統計の数字で考えましょうという本です。
■先生のいんちきを見抜く
学校の先生は、子供の成績が上がると自分の評価が上がるとき、インチキはしないのか。するとしたらどういういんちきをするのか、それを統計を使って見破っていくところは、数字記号がいっぱい出てきて少しクラクラっときてしまいました。
■頭が良くなる家庭環境(親の意識、本をそろえる、)はあるのか。
答えは身もふたもない。子供の学力は親の学力に、まず比例する。でもがんばって親を追い抜く子供はたくさんいる。だから家庭環境が影響ないとは、思わないのだが、これをすれば絶対頭がよくなるという王道はないようです。
■お金持ちになる子供のなまえはあるのか。
この部分結構ページを割いていますが、結論はそんな名前はないのでは、というもの。
■インセンティブの罠
保育園でお迎えの遅刻に罰金を科したら、かえって遅刻してない親まで遅刻するようになってしまい、遅刻が増えてしまった。お金を払えばいいのかというので、遅刻の罪悪感がなくなり正当化されてしまう。
■因果関係を間違う
病気が多いところに医者は増える→それならばと、医者を皆殺しにして病気を減らそうとした王様の話
■犯罪を減らした劇的な出来事は何と
中絶が合法化された事だそうです。詳しくは本書をお読みください
統計を使って物事を考える事例が多くわかりやすい本だと思いますが、以前に読んだ「その数学が戦略を決める」方が、最初に読んでしまったせいか、インパクトありました。
「文明の衝突と21世紀の日本」
- 文明の衝突と21世紀の日本 (集英社新書)/サミュエル・P. ハンチントン
- ¥693
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日本は、文明なんだぁと素直に思いました。
でも、日本だけが異質な文明だそうで、他にない特徴が多く、またすごいところが日本以外に日本文明は根付かない。移民が行っても日本文化は移民の中までで、周りにあまり影響を及ぼしたり、広まる気配がない。。。。
そんなに特殊なのか、思います。
結論としては、世界のためにアメリカは1つの文明を保っているべきで、他文化社会にしてはならない。
またアメリカと西欧は世界を他文化社会として認め、他の文明に自分のやり方をあまり押しつけ、単一文化に染め上げようとしてはいけないるべきではない
カナダの政治家 レスター・ピアソンが、言っているように「さまざまな文明が平和的に相互交流し協力して生きていくことを学ばなければならない時代」が来ているのです。
昨今の世界の出来事(イラン、イラク、アフガニスタンなど)が、それを示しているのではないでしょうか。
文明としてあげられているのは、西欧/ラテンアメリカ/アフリカ/イスラム/仏教/中国/東方正教会/ヒンドゥー/日本。。。。
名ソムリエの、ふだんのワイン
- 名ソムリエの、ふだんワイン/柳 忠之
- ¥1,470
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一流店の一流ソムリエたちは、おうちに帰ったらどんなワインを飲んでいるの?という本です。
意外と言うかなるほどと言うか、あまり高いワインは飲んでいなくて安くて楽しめるワインが紹介されています。
オスコ ビアンコ2002 650円
モンサラカバセミセック 1200円
コートデュローヌ2001ドメーヌデバシャント 1575円
シルーブル2002 フィリップパカレ 2800円
カンシー2003 ドメーヌマルドン 2500円
シャトーサンバイヨン ロゼレゼルヴ デュシャトー2003 2320円
コノスル ケヴェルツトラミネール 860円
フェッツァ バレルセレクト ピノノワール2000 ?円
アルザスシルヴァーナー 2001 トリンバック 1890円
ガトーネグロカベルネソーヴィニョン2003 945円
ミッシェルリンチ 2000 1785円
など
シェフは自分で料理を作る人も多いようで、つまみにも凝っていて、そのおいしそうな話も楽しい本です。
「生物と無生物のあいだ」
- 生物と無生物のあいだ (講談社現代新書 1891)/福岡 伸一
- ¥777 Amazon.co.jp
読み応えがある本です。
科学者なのに(科学者だから?)、文章がとても上手でスイスイっと、この難しい話を読み進めさせてもらえます。
「生物と無生物の違いは何か?生命は自己複製を行うシステムである。」
DNAの構造を解析する過程での、サスペンス小説のような科学者たちのやり取り。
わかれば単純な「A」「T」「C」「G」4つのアミノ酸で作られるDNA。DNA構造がらせん構造であることは、どうやってわかったのか。盗み見ではないのか。なぜ、原子は細胞に比べてものすごく小さいのか。内部の内部は、外部である。
などなど、禅問答みたいな話もあるが、なるほどと思います。最近、注目を浴びているES細胞にも言及されている。
科学者は、ひらめきが大事とは言うものの、目に見えない、細胞/細菌/ウィルス/DNAの世界を実験結果と推論で地道に一歩一歩解明していく姿に、エジソンの「99%の汗と1%のインスピレーションが必要」という言葉を思い出します。
「イルカと墜落」 沢木耕太郎
- イルカと墜落/沢木 耕太郎
- ¥1,260
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沢木耕太郎さんの文章はなぜ、こんなに読みやすく、引き込まれるのだろう。
「深夜特急」をまた読みたくなってしまった。