あなたと愛するペットの絆を結び
動物と人間の幸せな対話を叶える
あなた専用ドクタードリトル
＆アニマルコミュニケーター養成講座講師
安藤トーラです
昔、米国の雪の降らない地方では
トナカイの引くそりではなく
馬に乗ったサンタクロースが
子供のいる家にプレゼントを持ってくる
という話があったそうで
平原地帯の開拓民の子供達は
その民話を聞いて大きくなったとか
今回は
馬に乗っている人であれば
一度は夢見たことがある
自分の好きなことを通じて
誰かを助けられる
ヒーローになったライダーのお話です
2021年のインド北部の
カシミール州中心に山沿いの地方は
大雪のため配送業者の
車両やバイクが入ることが出来ない
と物流がストップしてしまいました
そんな中、
「医療機器とか赤ん坊の離乳食とか
ないと困るものだから何とかして貰えないか」
と地域のお客様から電話が入ったのを見て
アマゾンの配送のアルバイトをしていた
お兄さんが
「ボス、自分ちの馬に乗って
配送いってきてもいいッスか？」
と上司に申し出たのだそうです
お兄さんの名はシュラーズ・アリ・ハンさん
この地域に住む乗馬が好きな学生さんです
「安全性を考慮した上ならいいよ」
と許可され、
雪道を愛馬に乗って配達にむかったのだそうです
遅れてきたサンタクロースかな？
というヒーローが降臨しました
その様子が、
フォト・ジャーナリストの
ウマル・ガニーさんによって撮影され、
SNSでシェアされるとたちまち拡散されたのでした
当時SNSで拡散されたつぶやきはこちらです
Amazon delivery innovation 🐎#Srinagar #Kashmir #snow pic.twitter.com/oeGIBajeQN
— Umar Ganie (@UmarGanie1) January 12, 2021
アルバイトのお兄さんハンさんは
子供の頃から馬が大好きで、
一緒に配送に向かった愛馬は
数カ月前に彼の家に来た
スモーキーという名の仔です
耳の先が丸まっている特徴から
軍用に使われたこともある
インド在来種の馬と思われます
ハンさんは
家族を助けるために
自分で学費を少しでも稼ごうと、
Amazonで配達員のアルバイトをしている
家族思いの勤勉な青年
とも知られるようにもなりました
シェアされた動画が
大きな反響を呼んだことを知ったハンさんは
驚きつつも、
「無事にお客様に荷物を届けられたならそれで」
と喜ぶ実直なお兄さんだったのでした
インドのこの実例のように
雪が深くて車やバイクが通れない
というような状態でも
馬で入っていって作業する
という例は
世界中で現在でも
確認されています
日本でも
山の中に電線を通したり
木材の運び出しに
使うこともあるそうですよ
世界中のライダーの皆さん、
もし雪で物流がストップしたときは
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