今日はHomeのHamiltonで12月18日にAucklandで対戦したNorth Shoreとの対戦でした。(予定表ではCountiesとの対戦のようだったのですが、事情は良く分かりません。)

また、予定表では10時試合開始でしたが、実際に始まったのは11時でした(笑)

 

チームの集合が9時半、アップ開始が9時45分でしたが、私はもうこの年で体中故障だらけですから、7時半から自宅でリハビリトレーニングを初めて、8時15分からは膝と先月の打撃で痛めた左手首にテーピング。(膝はその上からハードサポート。)

9時に現地に着くように入って、グランドの石コロ拾いの後、軽くランニングをして皆が来る前に体を温める、というような流れでした。

 

対戦相手のNorth Shoreには日本人プレーヤーが4人ほどいたでしょうか。

肩の強さや投げ方を見ていれば、皆さんブランクもなく長年プレーしているようです。(以前に触れた通り一人は私と変わらぬオッサンだそうですが、他の3人は若者のようです。)

 

木曜の練習日に「今週登録して、出場は来週からな」なんて監督と話してましたので、今日は試合中レフトのキャッチボール相手に勤しみ、肩を作るリリーフピッチャーの球をブルペンで受けたりしていました。攻撃中はついつい習性で相手投手の投球データをメモしたりしてもいましたが。

 

ところが6回表にリリーフで登板した若者が右腕に痛みを訴えて、見かねたチームリーダーの三塁手がコーチをマウンドに呼び、「交代しよう」となり試合開始当初は中堅を守っていたこの三塁手がマウンドへ。ベンチ入りのReplacement(控え)は私以外にもう一人オジサンがいましたが、ライトを守っていたオジサンも体調がイマイチだったので既に途中交代していましたので、急遽私が三塁へ。

 

「硬式野球の実戦の三塁っていつ以来だ?」

という感じでしたが、行きましたよ(苦笑…私の記憶が正しければ大学時代の紅白戦で1イニングだけ守って以来でしょう。18の頃ですから22-23年ぶりですね。大阪でソフトボールやってた頃って守ったっけな?というレベルです。)

そして、野球好きならご存知でしょう「代わったところに飛んで行く」で、2-3人目の打者の打球が飛んできました…ご丁寧に真芯で捉えた痛烈なゴロが真正面に。

やっぱり、年も取りましたし反応が鈍くなりましたね、当然イレギュラーはしていますがD林君並みにグラブにも掠らず手首より肘寄りに当たって遊撃手の正面に飛んで遊ゴロになりました(苦笑)失策にならなくて良かったですね(笑)

 

この後、二度守備機会がありましたが、イレギュラーするグラウンドの対処法(正面に入らない!ボールは高い位置か弾む前に抑える!)が少し分かってきたので、凡ゴロではありましたが無事処理できました。

レフト線を破る痛烈なライナーには一応飛び込みましたが、ホント反応が鈍っていて、殆ど打球が通過した後に飛び込んだ感じでしょうね。

 

ちなみに最終回の7回裏に回ってきましたよ、打席が(笑)

結果は日本人投手相手に空振り三振です(苦笑)

18.44で打席に立つのが超久しぶりなオッサンにチェンジアップ投げんでもなあ…とはボヤキですが、今日は打席でボールを見たかったのでファーストストライクのストレートも見送ってしまったので仕方ありません。

これも日本でよく見た光景のような変化球にクルクルですよ(笑)

ソフトボールの時のように2-3打席あれば次で修正も出来ますが、途中出場、一打席の難しさを感じた一日であり、改めて途中出場を生業とする日本のプロに敬意を抱いた一日でした。

若い人の機会を奪ってまで試合に出たいと思っていないと伝えてあるので、内野ゴロでアウトが取れない事がベンチの我慢の限界に達しない限り、私は今後もこういった形で最後までベンチに残る選手となり、出る時は途中からとなると思いますので、今後もそれを念頭に練習で準備しておきたいなと思っています。

 

しかし、先月からソフトボールを再開し、今月から野球も再開した訳ですが、筋力が少し戻ってきているようで体のバランスが良くなってきました。(ギックリ腰など多くの故障の原因は筋力の低下にあったのでしょう。)

先々を考えたら次週の練習辺りで右打席を解禁してみるのも必要かもしれませんね。

 

まあしかし今日は怪我なく終わって良かった。

これに尽きます。

 

2017年の初投稿になります。

今週末の日曜から野球のリーグ戦が再開するという事で、今日から練習も再開された(と思われる)ので、得意の飛び込みで参加させて頂きました。

 

ソフトボールと違って、一応ちゃんと監督、コーチ(どちらもナショナルチームの元選手)がいて、練習は2時間。

内容は、アップが済んだらキャッチボール、ベースランニング、打撃、内野守備(全員で三遊二一の順にローテーション)の順に練習が続きました。(ポジションが決まっていないのか外野守備はなし…というか練習に来ている選手がたったの6人。)

9年もブランクを作ったもうすぐ41のオッサンにはちょっとしんどかったな…腰はもう一杯一杯。

肩も徐々に距離は回復してきましたが、いまだまともなスローイングは50mくらいが限界(苦笑)

 

そんな事はさておき、がっかりさせるとは思いますがこちらの野球事情、環境を少し紹介しましょう。

まず、グランド。

前回観戦した時にホームからレフトポールまでの線がなんか真っ直ぐじゃないな?!と気付き、よく見ると三塁ベースの後方が盛り上がっていて平らでない事に気付いたんですが、実際グランドに立ってみると、グランド全体が平らでない事に気が付きました(苦笑)

それでなくても全面天然芝(時々雑草)でゴロは平然とイレギュラーするんですが、これはなかなか足の悪いオッサン、反射神経が衰え始めているオッサン泣かせです。

土になっているベース周りも石がゴロゴロ落ちています。これは怪我に要注意。

 

選手の練習態度もまあ集中力が足らんというか、上達してプロになりたい!というような意欲、目がギラギラいやキラキラした感じはないです。。。全くない事もないですが。

本当にね、パワーは凄いんですよ。だからもったいない。

私が日本を離れた理由、いや日本の野球とCから離れた理由の一つに野球をやった事もなければ、そもそも野球、そしてプロの真髄を知りもしない連中が球場を支配し、これを球団側も奨励しているというのがあります。

実際にグランドでプレーしてみて下さい。

打席に立って内野の頭を超す打球を打つのがどれだけ大変な事か。

パワーか芯で捉える技術かのどちらかは最低限必要なんです。(それができて初めてBase Hit、長打ではない安打が打てる訳です。)

こちらのteenager(中高生くらい)は日本の大学生と同等レベルの肩と打席でのパワーをすでに持ってます。ノーコンだったり、スナップスローやクイックスローができなかったり、バットも最短距離で出せなかったり、技術はないですが、持っている身体能力は立派の一言。

だから、もったいない。

ちょっと頑張れば、Millionareになれるチャンスがあるのにね…。

流石に途中コーチも怒ってましたし、練習後も「試合での守備中に走者とだべっているようではアカン」と諭していました。

 

どこで私の体がパンクするかは分かりませんが、酷いなりに体が動いているのでもう少し、実態を体感してみようと思います。打席でパワーだけの若者に負けないボールにコンタクトする力が残っているので、頑張ってみましょう。

そしてもしも運良く仕事が見つかってこちらに長く留まることが出来そうであれば、H島のKさんに私が秘かに温めているプランの今後の展開について相談したいなあ、と思っています。

 

今日は夏の日差しに誘われて、カミさんと西へ約50kmほどの隣町、Raglanまで行ってみました。

道中は例によって制限速度100km/hで、我が家の1,300ccでは若干頼りない感は否めず、私は必死でハンドルを握りました。(Aさん…次回があれば、ご忠告通り1,500ccか2,000ccの頭文字Aにします。)思ったよりもWinding Roadで日本なら走り屋が出そうな感じでした。

ちなみに、今日はカミさんが道中の車窓の風景を一枚撮りましたが、ホントずっとこんな感じで、たまに至近距離にも動物がいます。(というか、やっぱりというべきか、道路上は何がしかの小動物の跳ねられたナニがずっとある感じです。)

 

一時間弱でRaglanに着きましたが、やはり夏に海を見ると気持ちがイイですね。

奥に見える小高い山はMt Karioi(火山)のようで、そのせいかビーチの砂は思いのほか黒っぽかったです。

Raglanは人口3,000人弱の湾に臨む小さな町ですが、何せこの国は12月中旬から1月中旬までの1カ月間、多くの役所および企業がSummer Holidayに入っているため、大いに賑わっていました。

 

釣って良し

泳いで良し

漕いで良し

のようです。

町自体は非常にコンパクトですが、他にもWhale Watchingあり、Bush Walkingありと来ています。

私個人的には、Kayakに挑戦してみたいですが…。

オーストラリアで訪ねた事のある海辺の町と同じようなゆったりとしたおおらかな空気、時間の流れを久々に感じました。

 

最後の写真の奥に見えるのがHoliday Parkですが、そういった事情でこの時期は早めに予約しないと取れないほどです。

日本だと年末年始1週間から10日ほどの休みでしょうか。

オーストラリアは流石にここまで長い期間休まなかったと思います。

こちらでもShopping MallやCafeなどは当然開いてますので、休める職種の人とそうでない人がいるのは明白ですが、朝のニュース番組とかも完全に休んでしまっていて国全体がSummer Holidayモードなのは確かなようです。

こうなってくるともう価値観、文化の問題ですね。

 

順番が大きく前後しますが先月の終わり頃、こちらの動物園へ行ってまいりました。

町の丁度端に位置しており、その外側はもう牧場という位置なので、奥に見える動物が動物園の動物なのか牧場の動物なのか分かりません(笑)

奥の丘の辺りは牧場だと思います。

今回は午前中が曇り空で良い写真が撮れませんでした。

鳥の種類が豊富な動物園なようで、鳥だけのエリアにも入ったのですが、聴いた事もないくらい美しい声で鳴く鳥がいて、実に驚き感激しました。

 

またそのうち行くと思いますので次回は良い写真が撮れると良いのですが。

昨日の日曜日、Hamilton Raidersの試合がAucklandであるというので、140kmほどの道のりをマイカー(頭文字Dですな、笑)で行ってまいりました。

我が家にとっては車で初の遠出、State Highwayに乗っかるのも初めてという事で緊張しました(笑)

所要時間は二時間余り、殆どが制限速度100kmの道を左に羊の群れ、右に牛の群れ、次は馬の群れという風景を助手席のカミさんは楽しみながら、私は緊張してハンドルを握り締めてスッ飛ばすという感じでしたが、Auckland市内に入ってからはカーナビに導かれるまま思いもよらない方向からではありましたが目的地に無事到達致しました。

 

今回は選手が9人しか現地に入っておらず、ウォームアップのキャッチボールの時に人数が合わん状態でしたので、飛び入りで混ざってキャッチボールの相手をしていたらマネージャーから「アンタ、名前は?」と尋ねられ、そのままノックの時のキャッチャー役も務めさせて頂き、球拾いなどお手伝いさせて頂きました。

 

対戦チームの投手は日本人でした。見た目20代半ばかなという印象。

どういう球種を投げているのか細かく確認しようとネット裏付近に行ったところ、二名のスコアラー(両チームから一名ずつ出している模様、Aucklandのチームは女性だった)から声をかけられ、「アンタ、プレーしないのか?」と仰る。

「俺はもうすぐ41だから、若い人にプレーして(実戦経験を積んで)もらった方が良い」と話すと、「若い人待ってられないから、アンタ是非プレーしろ」と激励して下さる…。

そしてなんと「あの日本人ピッチャーも41だから、アナタ言い訳できないわよ」と口説かれ、「それにアンタ、今日もうベンチ入りのリザーブに入ってるよ」と適当な名前が書いてある始末に大爆笑。

 

Aucklandのチームと違って、四球あり三振にとっても振り逃げあり、内野ゴロに打ち取っても半分はアウトにならず、小飛球に打ちとっても半分はアウトにならず、という状況ですから若い選手を育てるためにも経験のある人が少しでもプレーしろという事なのでしょう。

先週のピッチャーは49だそうで、遠慮なくどうぞ、という事でした。しかしまあ、膝がこの状態ですから、肩も日によってどの程度使えるか分かりませんから、体と相談しながらという事になるでしょう。

私の本音を言えば、日本のプロを若くして離れざるを得なくなった選手が第二の人生で海を渡って来てくれると良いのだがなあ…と思っています。(20代ならWorking Holiday Visaも取得可能ですから、バイトも可能ですし、語学学校で勉強もできます。英語の勉強をするつもりでやって来れば良いのにな…と私は簡単に思ってしまいます。)

ちなみに、試合は夏の時期の日曜のみ、練習は週二回18時から(恐らく1時間程度)だと思います。

 

上の写真はHamilton Raidersの先発投手。先週はレフトを守っていました。投手としてのメカニクスは持ち合わせていないので、上体のみを使う感じで小手先で投げていますが、それでも125-130km/hは出ています。

 

さて、私の要らぬ独り言が長くなりましたが、最後は帰り路の途中で寄ったMercerのサービスエリアにてカミさんが撮影してくれた写真で締めましょう。

遠くに見える小高い山の名前は知りませんが、ゆったりと流れる大きな川はWaikato Riverです。