昨日の日曜日、Hamilton Raidersの試合がAucklandであるというので、140kmほどの道のりをマイカー(頭文字Dですな、笑)で行ってまいりました。
我が家にとっては車で初の遠出、State Highwayに乗っかるのも初めてという事で緊張しました(笑)
所要時間は二時間余り、殆どが制限速度100kmの道を左に羊の群れ、右に牛の群れ、次は馬の群れという風景を助手席のカミさんは楽しみながら、私は緊張してハンドルを握り締めてスッ飛ばすという感じでしたが、Auckland市内に入ってからはカーナビに導かれるまま思いもよらない方向からではありましたが目的地に無事到達致しました。
今回は選手が9人しか現地に入っておらず、ウォームアップのキャッチボールの時に人数が合わん状態でしたので、飛び入りで混ざってキャッチボールの相手をしていたらマネージャーから「アンタ、名前は?」と尋ねられ、そのままノックの時のキャッチャー役も務めさせて頂き、球拾いなどお手伝いさせて頂きました。
対戦チームの投手は日本人でした。見た目20代半ばかなという印象。
どういう球種を投げているのか細かく確認しようとネット裏付近に行ったところ、二名のスコアラー(両チームから一名ずつ出している模様、Aucklandのチームは女性だった)から声をかけられ、「アンタ、プレーしないのか?」と仰る。
「俺はもうすぐ41だから、若い人にプレーして(実戦経験を積んで)もらった方が良い」と話すと、「若い人待ってられないから、アンタ是非プレーしろ」と激励して下さる…。
そしてなんと「あの日本人ピッチャーも41だから、アナタ言い訳できないわよ」と口説かれ、「それにアンタ、今日もうベンチ入りのリザーブに入ってるよ」と適当な名前が書いてある始末に大爆笑。
Aucklandのチームと違って、四球あり三振にとっても振り逃げあり、内野ゴロに打ち取っても半分はアウトにならず、小飛球に打ちとっても半分はアウトにならず、という状況ですから若い選手を育てるためにも経験のある人が少しでもプレーしろという事なのでしょう。
先週のピッチャーは49だそうで、遠慮なくどうぞ、という事でした。しかしまあ、膝がこの状態ですから、肩も日によってどの程度使えるか分かりませんから、体と相談しながらという事になるでしょう。
私の本音を言えば、日本のプロを若くして離れざるを得なくなった選手が第二の人生で海を渡って来てくれると良いのだがなあ…と思っています。(20代ならWorking Holiday Visaも取得可能ですから、バイトも可能ですし、語学学校で勉強もできます。英語の勉強をするつもりでやって来れば良いのにな…と私は簡単に思ってしまいます。)
ちなみに、試合は夏の時期の日曜のみ、練習は週二回18時から(恐らく1時間程度)だと思います。
上の写真はHamilton Raidersの先発投手。先週はレフトを守っていました。投手としてのメカニクスは持ち合わせていないので、上体のみを使う感じで小手先で投げていますが、それでも125-130km/hは出ています。
さて、私の要らぬ独り言が長くなりましたが、最後は帰り路の途中で寄ったMercerのサービスエリアにてカミさんが撮影してくれた写真で締めましょう。
遠くに見える小高い山の名前は知りませんが、ゆったりと流れる大きな川はWaikato Riverです。


