後藤 眞由美です。
本気で自分とじっくり向き合う事を決意し、振り返りを綴っています。
前回の話はコチラ
![右矢印](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/122.png)
両親を見て、優しさの勘違いをしていたことに、気づいた私。
『今日は、いつもより風が強い予報だから、ジャンバー着てね。』
『午後から雨予報だから、傘を持ってね。』
『両手使えるから、リュックが良いよ。』
母は、私が困らないように、先回りして言ってくれる優しい人。
と、母も私も思ってた。
小学生まで、枕元に、その日来ていく服が置いてあった。
暗くなって心配だからと、美容室に電話をかけてきて、迎えに来たこともあった。
迎えに来た母は、不機嫌な顔して、『こんなに遅くなって危ないでしょ。』と言ってた。
頼んでもないのに、恥ずかしいったらありゃしない、嫌でしかたなかった。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20190219/19/thm2g510/cc/62/j/o0640042714359022371.jpg?caw=800)
何かにつけて、
『危ないから・・・。』
『夜遅いから・・・。』
『朝早すぎだから・・・。』
『暗いから・・・。』
『無理の効かない体なんだから・・・』
『今日は、寒いから・・・』
『今日は、暑いから・・・』
『遠いから・・・。』
『風邪ひくから・・・』
やらなくて良い理由を、次から次へと見つけてくれた、優しい母。
カーリングのように、私の行く道をゴシゴシと、綺麗に拭き取ってくれた、優しい母。
![IMG_8001.jpg](https://stat.ameba.jp/user_images/20190219/19/thm2g510/33/44/j/o0300015814359017882.jpg?caw=800)
それはそれは快適で、まっ平らな道を、スルスルと歩んでるように見えた。
こうして私は、母の作品となっていった。
そして、嫌なことがあると、
頭痛
発熱
といった、都合良い理由を、体から発信していった。
その理由を、母は大事にしてくれた。
大事にしてくれたおかげで、私は嫌なことは無いことにする術を、身につけていったのでした。
いつしか私は、チャレンジをすることがなくなった。
もしかして、私のような人を、
”箱入り娘”
と呼ぶのかしら⁉︎
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20190219/19/thm2g510/d8/89/j/o0640042714359022308.jpg?caw=800)
誤解を恐れずに言えば、私は、母が大好きで、攻める気持ちは全くありません。
母は、こうすることで、安心だったのだろうし、正しいと信じていた、とも思うのです。
ですが、気づいたからには、母と同じようなことを、我が子にしたくないとは思う。
思うが、ならぬつもりがなっていた、の世界(汗)
つづく
![右矢印](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/122.png)
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まだお読みでない方、覗いてみてね。
後藤 眞由美ってどんな人?
本気で自分とじっくり向き合う事を決意し、
振り返りを綴っています。
幼少期から結婚までの
25年間を向き合った全50話
【向き合う旅〜まとめ〜】
振り返りの中で、一人の時間が好きなことに、気づき、更に掘り下げていった10話
『一人の時間が好き 〜まとめ記事〜』
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