「いろは歌」を楽しむ ・・5 いろは歌解説

 

 

 

1079年成立の「金光明最勝王経音義」は金光明最勝王経についての字義や発音を解説するもので、漢字436字を抜き出して、音訓の読みとして使われる万葉仮名の一覧で、7字区切りで、同音の文字1つか2つが添えられています。

また、その後の1287年成立の了尊「悉曇輪略図抄」 「いろは歌」は、七五調の今様歌になっていて、手習い歌として最も知られています。 (その解釈)

 

 色は匂えど 散りぬるを ・・ 美しく咲き誇っている花も、やがては散ってしまう。

 

 我が世誰ぞ 常ならむ ・・・この世とても自然の定めとして、いつまでも生き続けられるも のではない。

 

 有為の奥山 今日越えて ・有為転変、無常の迷いを今乗り越えて。悟りに至れば、

 

 浅き夢見じ 酔いもせず ・・もはやはかない夢を見ることなく、仮相の世界に酔いしれることもない安らかな心境である

 

この歌は 、無常観を歌った極めて仏教的な内容の歌で、涅槃経の「諸行無常 偈」を訳したものではないかと言われています。(その意味と解釈)

 

 諸行無常、諸行は無常なり、・・・・ すべての存在は常に移り変わる。

 

 是生滅法、これ生滅の法なり、・・・ 是がこの生滅する自然の法であり苦である。

 

 生滅滅已、生滅を滅しおわりて・・ 生滅への苦にとらわれる事を無くして。

 

 寂滅為楽、寂滅して楽となる、・・・ 寂滅をもって楽と為す。

 

 

さらに、 「般若経」の「色即是空 空即是色」とも通ずるといわれます。

 

 

  以呂波歌(ひらかな)変体仮名

以呂波仁保反止 知利奴留遠  

和加与太礼曽  闘(川)称奈良武

宇為乃於久也末  計不古衣天  

安左畿由女美之  恵比毛世寸旡

  伊路波歌(カタカナ)

伊呂八仁(二)保部(反)止 千利奴流乎  

和加与多礼曽 州(川)祢奈良牟(武)

宇井乃於久也末(万) 介不己江天  

阿散幾弓(由)女三之 恵比毛世須(数)尓(旡)

 

 

 

 

 

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・・・続く

 

 

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チョッと進み過ぎ。

 

残り100を切ってしまった。

画の方練習しなくっちゃ(;^_^A

 

無くしたのもあと2個探そう。