言ノ葉のふるさと
『 言ノ葉のふるさと 』
明鏡ゆらぎ
言の葉ひとつ零す度
新しい世界が増えました
流れる時の外側に
受け手の数だけ増えました
増えた世界 その数 圧倒的で驚いたな
言の葉ひとつ忘れる度
いくつかの世界が薄れました
流れる時の外側で
限りなく透明になりました
薄れた世界 消えないけど 1と0の間で揺れ続けて
毎日毎秒 僕達はいつだって
過ごしている時の中で
世界を創っては薄れさせてを繰り返しています
世界生み出す 類のひとつ 言の葉
凶器になりませんように・・・
言の葉ひとつ浮かぶ度
世界のたまごが増えました
流れる時の住人の
心に世界が増えました
それはまだ外側と接点を持たない
生まれかけの世界なんだな
確認ひとつ終える度
世界のたまごが少し変わりました
その変化自体はまだ
外との接点をもたない故
時の流れに直接影響しませんでした
この空間に 言の葉ひとつ
零れ落ちてくるまでには
「想い」と言われる 心が直接感じたモノを
何とかカタチにしようと
そのままでは 決してないけど
限りなく近づくように
カタチ無きカタチをまた
別のカタチ無きカタチへと
想像を創造していきます
僕達の中 世界のたまごは
何度も何度も変化を繰り返して
今の空間に零れ落ちてくる
カタチ無きカタチのひとつ
そのひとつの言の葉が生まれるまで
わずか一刹那のことでした
ココロノテノヒラ
『 ココロノテノヒラ』
明鏡ゆらぎ
そっと目を閉じて
ココロの中の手のひらを見てごらん
両手の間にいっぱい 次々と浮かんでくる・・・
スゴイね すべてが君の・・・
色んなことがあった
いっぱい泣いたし
おもいっきり笑った
今はもう忘れていた感動も
幼い頃のぬくもりも
そう!夕方遅くまで夢中で遊んで
怒られたことまで
ココにはちゃんとあるんだね
その手のひらに刻まれたモノ達はね
コトバじゃないんだ
誰かに伝えるモノではなく
君自身が刻んできた真実そのものだから
君が歩いてきたすべて 君だけの聖域
そしてこれからも確実に刻まれていくんだよ
見るモノ 感じるモノ 後悔や失敗 出逢いや別れも
すべての瞬間が ココに刻まれていく
決して消えはしない・・・たとえ薄れることがあっても
消えることはない
すべてが君の・・・君自身すべてだから
疲れたとき ホッと一息ついたときに
時々 また開いてみようね
ココロの中
手のひらの上
宇宙よりも広い君の細胞の中で生き続け
これからの君を作り続ける
君が生きてきた証達 ―
種のカタチ
『 種のカタチ 』
明鏡ゆらぎ
誰か 笑顔の種って知ってますか
本当にそんなのあるのかな
少しだけ真面目に考えてみたけど
上手に想像できないことって… あるよね
笑顔の種ってなんだろう
優しさの種ってなんだろう
簡単に説明出来るような気がするけど
実は出来ないものなんだ 不思議だな
誰もが分かっているのに
誰一人 説明 出来ない
いろんなこと喩えにあげて 表してもきりがナイ
多分 カタチなんてないんだよ
カタチが在ればいつか崩れてしまうから
誰にも見えない 見えなくて良かった
世界にはいろんな種があって
中には見えないそれもあって
だからね 見えないからそれ肯定出来ないけど
確かな否定もやっぱり出来ないんだ
誰か 笑顔の種って知ってますか
優しさの種って知ってますか
きっとね それらは種と呼ばれる間 姿は見えない
誰かが 心を痛めたり
誰かが心を閉ざしたり
した時 神様がそっと心に届けてくれて・・・
誰かが心で流した涙 誰かが注いでくれた思いやり
それらがきっと栄養になって 初めて芽を出す
花が咲くのは少し先の
違う場所 違う場面かも知れないけど
ほら みんなの中で育っているよ
君の中で育っているよ
眺めたり 飾ったりするとは違う類 花の種
カタチがないから 枯れることも 無くなることもないね
良かった 見えなくて本当良かった
ありがとう きっと今も
みんなの中で育っているよ
きっと ひとつだけじゃないよ
ひとつだけじゃないよ



