言ノ葉のふるさと | 空想dejavu  明鏡ゆらぎのひとりごと-

言ノ葉のふるさと




『 言ノ葉のふるさと 』


              明鏡ゆらぎ





言の葉ひとつ零す度

新しい世界が増えました



流れる時の外側に

受け手の数だけ増えました




増えた世界 その数 圧倒的で驚いたな





言の葉ひとつ忘れる度

いくつかの世界が薄れました



流れる時の外側で

限りなく透明になりました



薄れた世界 消えないけど 1と0の間で揺れ続けて




毎日毎秒 僕達はいつだって

過ごしている時の中で
 
世界を創っては薄れさせてを繰り返しています



世界生み出す 類のひとつ 言の葉

凶器になりませんように・・・







言の葉ひとつ浮かぶ度

世界のたまごが増えました




流れる時の住人の

心に世界が増えました



それはまだ外側と接点を持たない

生まれかけの世界なんだな



確認ひとつ終える度

世界のたまごが少し変わりました




その変化自体はまだ

外との接点をもたない故

時の流れに直接影響しませんでした






この空間に 言の葉ひとつ 

零れ落ちてくるまでには



「想い」と言われる 心が直接感じたモノを

何とかカタチにしようと




そのままでは 決してないけど 

限りなく近づくように



カタチ無きカタチをまた

別のカタチ無きカタチへと

想像を創造していきます




僕達の中 世界のたまごは

何度も何度も変化を繰り返して



今の空間に零れ落ちてくる

カタチ無きカタチのひとつ



そのひとつの言の葉が生まれるまで

わずか一刹那のことでした