空想dejavu  明鏡ゆらぎのひとりごと- -255ページ目

旅の詩



『 旅の詩 』

                   明鏡ゆらぎ










気が付けば そこは改札の前

薄オレンジの風が抜ける






なんとも言えない心地良い空気だ

すべての鎖から解かれたよう






見渡すと 辺りには僕と同じように

清清しい目の人達がいる




犬や猫も並んでいるよ

アクビしたり 寝そべったりと








知ってるのだろうか ここが何処なのか



知らない人ばかりだけど

何故か みんな家族のような










それぞれに 違う切符と

同じ厚さの本が渡され


それぞれの席に着いていく






出発を待つ間 本を眺めて


軽く優しい笑顔になる








知っているのだろうか 

それが何の本なのか





それぞれが生きてきた

それぞれの物語






歩いてきた長さは違っていても

本の厚さは同じだけある



歩いてきた時間が違っていても

物語の価値はみんな同じだけある














列車がゆっくりと走り出した・・・


誰も別れは感じない





次に行く世界が決まってるからだ





その頃にはもう 

この本の記憶もないだろう ・・・・













窓の外は それぞれの景色

懐かしい記憶のスライド





心から満足できるまで

いつまでもいつまでも眺めてていい





この列車には時間も終わりもないから

それぞれの想いが 満たされるまで









ある時 心にココチヨイ風が吹いたら


次の駅はもう近い









今までの物語を自分自身で

心の底から褒めてあげた時





その本は それぞれ 自らの手で

奇跡の棚に収められる















優しい妖精達が 飴玉をくれる


僕も1つ手に取る





さぁ行こう また新しい旅が始まる


そう呟いて口に入れた








列車はまだまだ走っていくよ

見送る人の幸せを祈りながら





列車はどんどん走っていくよ

次の僕に向かっていくよ






ありがとう 今回の僕の旅

神様によろしく伝えておくれ





出逢いも別れも悲しみさえも

奇跡の棚にしまっていくよ






列車から伝わる僅かな振動

とても素敵な気分だ 








ほんの少し 眠ることにするよ


目覚める頃は次の僕 ・・・♪








― それぞれの本最後のページ ―





(ありがとう 約束を果たしてくれて)


(ありがとう あなたで良かった)



(ありがとう ありがとう 感謝をこめて)



                   ― 神様。








希望の絆



『 希望の絆 』

                明鏡ゆらぎ






「次こそはきっと」と立ち上がり


今度もまた願い叶わずに




辛い結果ばかりの毎日の中に

泣き崩れるばかりの毎日の中で




涙がかわく暇もなく

今日も赤く染まった瞳の奥に

それでも立ち向かおうとする

君光をみつけた





涙をながす 周り気にせず

恥ずかしがらず 思いのままに



いつの日にかと いつか必ずと

自分を納得させる 未来への期待を

語りはじめ 動き始める




時に敗れて 時には果たし

打ちのめされて また這い上がり



またひとつ またひとつずつ

大きくなってく君がいる




涙の数だけ それ以上に

殻を脱ぎ捨てて 更に大きく

更に優しく 更に強く



握り締めた拳 空に突き上げる度

涙の中で 得た優君光




太陽よりも強く赤く

月光よりも穏やかに



君の流す涙に触れて

流れた君のココロに触れて



君の希望に触れた人達

君のかけがえのない人達




 与えた意識がない君と

   貰った仲間がその次へ


     涙をと苦しみを分け合い

      無限に広がるその優しさは

        染み込んでゆく 人から人へ




 君が流す 涙一滴で

     離れた人が立ち上がり



這い上がり 立ち向かい

希望を生み 未来に向け



限りなく人から人へ

途切れることなく伝わってゆく



 今日もどこかで涙流す・・・

   涙から生まれる 『 希望の絆 』








僕が旅に出る理由




『 僕が旅に出る理由 』

                 明鏡ゆらぎ




どうやっても 想いのすべてを伝える術を人は持たない・・・




だから 僕は旅にでるよ


いろんな景色 いろんな国 いろんな人達


子供やお年寄り 虫や動物 朝日や夕陽



長い雨や モノスゴイ嵐


雪どけ水から大いなる大海へ


雨の後の虹のたもとへ


満天の星空の下で ゆったり舟に揺られたり


長い長い 1本道を歩いたり



木陰で 季節を感じ


ある時は 森の中で時間を忘れ


時には雲を見下ろしながら君に手紙を書くよ




とっても素敵な旅をして


いろんな国の伝説を聞いて


心いっぱいの物語を持って帰るんだ


募る想いと一緒に・・・








そして

君に聞かせてあげるんだ


毎晩 少しずつ


暖炉の優しい炎の前で




君が眠りにつけるまで



とてもとても素敵な旅の物語達を






疾走




『 疾走 』
                 明鏡ゆらぎ





弱音や惨めと言う名の
情けなさ詰めて向かって来い


迷いと言う名の道の
ど真ん中突き抜け走ればいい




いつだってそう 誰もみな
実際そんな感じなんだ




栄光が上にあるなんて
いつから誰が決めたんだろうか


良い事の喩えが逆だったなら
誰もが下を求めているよ



rolling down a way to the glory



転がり続ける先にも

栄光があっても何も不思議はない








花を見て 仔犬抱いて 
気付かず微笑みになっていた

赤ちゃん見て 海を見て
知らずに 心和んでいた




なんかちょっとした ほら
どう言ったらいいか分からないけど


放った本人が気にしてないよな
さりげない優しさが


とんでもない程に
こう 心くすぐるように嬉しかったりする




rolling down a way to the glory




やっぱりあったんじゃないか
自分の中にも そんな感じを感じれる部分が



rolling down a way to the glory




転がり続ける間に 泥にまみれた服が

気付いた時には

新品の時より 強く光ってるもんだ






想像創造

『 想像創造 』

                    明鏡ゆらぎ







初めて感じる・・・・


この世界は




いつかの時・・・・


感じてた世界







場所でもなく


音でもなくて





記憶にない


確かな世界






初めて浸すその感覚に

記憶ある感じ覚えて


記憶はないはずなのに

懐かしい想い感じて・・・・









少し先に   望んでいた




未来で感じた



これから記憶になる世界







昼寝するクジラ 眺める


ステップするイルカ 眺める


フォークダンスするペンギン 眺める


旅の途中の象 眺める


月に詩を詠むキツネ 眺める


砂漠で潤う草花 眺める


産まれたての波 眺める






   眼を閉じて 流れ込む・・・






色の付いた風 感じる


流れる雲の音 感じる


珊瑚の産声 感じる


月光の弾ける音 感じる


五月晴れの陽差し 感じる





    そして いつも・・・




ココロの笑い声が


    世界に響いてる・・・





そんな感じ・・・・




   これから創る 世界。。。