二日目:2013年3月3日(日)
朝7時に調布駅に降り立った。朝から寒い。京王線は前回のダイヤ改正から早朝に特急が走ると聞いていたがそれは平日だけのようだ。調布までのんびり急行を利用した。
一日目 はこちら。



4.神奈川中央交通(町田)
鶴22(鶴川駅行)
多摩200か1619/ま0155
調布駅南口→鶴川駅(220円)
7時31分~8時14分

週に1本しか走らない路線。所謂免許維持路線というバス。とはいえ独自区間というのはなく、若葉台駅~鶴川駅の路線を伸ばしてきたという感じ。調布を出てすぐ渡る多摩川原橋は小田急の免許維持路線も走るが通常路線はない独特な橋。中の橋を過ぎた辺りからは郊外の風景。神奈中らしい区間だった。遠慮がちに走るのも若葉台駅まで。その先の区間では多くの利用があった。


時刻表調布


かな調
調布駅のロータリーに神奈中がいるという珍しい光景。



5.神奈川中央交通(町田)
鶴33(野津田車庫行)
多摩200か581/ま0123
鶴川駅→野津田車庫(230円)
8時18分~8時33分

町田営業所の主要路線のひとつ。今日は休日なので登戸からやってくる同じく免許維持路線の淵野辺直通もあり、それに乗る予定だったけれどけれど早いに越したことはない。予定より早いのに急いで乗り換えた。全区間走りやすい道を走る。急いで乗ったがゆっくり後悔。野津田車庫前の寒いバス停で長く待つ羽目になった。ただ神奈中と小田急の車庫が近接していてひっきりなしにバスが来る。小田急は路線がないから回送ばかり。神奈中も町田BC行を何度も見送った。

野津田
町田営業所のツインライナー。

6.神奈川中央交通(相模原)
淵24(淵野辺駅北口行)
相模200か1476/さ0128
野津田車庫→淵野辺駅北口(240円)
8時54分~9時15分

野津田から淵野辺方面は入出庫便だから運転時間に偏りがある。回送車がよく通過して行くが、淵野辺への回送だったら乗せていってほしいな。そんなこと考えていたら中型のバスがやってきた。
結局予定と同じバスになった。登戸発の淵24、本日二度目の週一路線。野津田車庫を越えて走るバスは週に1本なのだが数人の先客がいた。すぐに淵野辺に到着。

淵野辺


7.神奈川中央交通(相模原)
淵59(半原行)
さ0127
淵野辺駅南口→半原(540円)
9時25分~10時18分

次のは淵野辺駅南口から出る。神奈川県内を流れている相模川だけれど意外に渡るバスは少ない。貴重な相模川を渡るバスだ。毎時三本あるがうち2本は途中で別れる水郷田名行、愛川町に行くのは毎時1本だ。高田橋を渡って愛川町に入ると坂が多くなる。田代地区に入ると道幅が狭くなり、馬渡橋はバスが渡れば自転車との行き違いも難しい。なかなか面白い路線だが愛川町内の幹線格のようで利用客も多かった。


半原

2014年4月田名バスターミナル開業に伴い路線変更。上田名バス停が田名バスターミナルに名称変更。淵59は終点が半原から愛川バスセンター(愛川町役場から改称)に変更のうえ平日1往復のみとなる。淵野辺~田名BTは現行の淵53が継続運行(経路変更と区間便増便)。田名BT~半原は新設の田01として運行。

 



8.神奈川中央交通(厚木)
厚01(野外センター経由厚木バスセンター行)
あ0112/相模200か1291
半原→厚木バスセンター(550円)
10時20分~11時09分

乗り換え時間が少なく、ターミナルの撮影はできなかった。連絡していたようだ。野外センター経由は経路が被らないから嬉しい。乗っていると乗客はなぜか若い人が多い。愛川町は高齢化とは無縁なのか。意外なことに厚木市内の方からの利用者の方が少なかった。並行路線が多いからかもしれない。対向車の行先もバラエティーに富んでいる。厚木営業所がある松蓮寺を越すと渋滞に巻き込まれたが大きな遅延にはならなかった。本厚木駅で下車する予定だったが結局終点まで乗ってしまった。こちらの方が次のバスが出る南口へは近そうだ。
厚木


厚木BC⇒(徒歩200m程度)⇒本厚木駅南口

9.神奈川中央交通(平塚)
平53(平塚駅北口行)
ひ87/相模200か1694
本厚木駅南口→平塚駅(490円)
11時30分~12時10分

南口からの発車だ。本数も多く、混んでいる。旧道はカーブが多いから意外に飽きない。しかし少しうとうと。田村十字路を過ぎると客も増えてきて、立ち客(今日初めて)を乗せて平塚に到着。
平塚



10.神奈川中央交通(秦野(伊勢原))
平74(下大槻団地経由秦野駅行)
は048/湘南200か1308
平塚駅→秦野駅(500円)
10時26分~13時12分

秦野行にはさまざまな経路があるけど団地のバスが好きだから下大槻団地経由を選択。金目駅という停留所を経由する。駅といっても列車はこない。これは連絡運輸時代の名残でかつてはここで国鉄連絡切符の購入ができた。ここまでの行程では半原が旧連絡運輸取扱い駅。JRバスにはまだ停留所名として残っているものが多くこのブログではこの先ときどき登場します。

最初は混んでいたけど乗客はすぐに降りてしまい、独自区間の乗降は皆無だった。運行距離は長く、やや遠回りするので意外と時間をかけて秦野に到着。
秦野


11.神奈川中央交通(秦野(伊勢原))
秦15(震生湖経由比奈窪行)
は014/湘南200か1636
秦野駅→比奈窪(320円)
13時30分~13時53分

今日のメイン。農道のような道や急な坂道を経由するバス。どう考えてもバスが走るような道ではない。人気路線だけれど車窓写真は撮り忘れました。今日2度目の中型車。乗車時間は短く、程なく終点比奈窪(中井町)に到着した。

比奈窪

比奈窪にて。
周辺各駅に向かうバスが発着する。

12.
神奈川中央交通(秦野(伊勢原))
二30(二宮駅南口行)
は061/湘南200か808
比奈窪→二宮駅南口(300円)
14時20分~14時44分

ひとつ前のバスが行ってしまったばかりなので長めの待ち時間。今度は南下する。道が狭くて比奈窪を出てすぐ対向車と鉢合わせ。対向車はバックするが、後続車の隣に停車。「どうしろって言うんだ」と運転手さん。仰る通り。
大型車なのに海の見える押切までは狭い道を走る楽しい路線だ。国府津へは押切で乗り換えできるが雨が降ってきたので取り敢えず二宮駅まで。駅前でちょうど国府津行とすれ違った。
二宮



13.神奈川中央交通(平塚)
平41(国府津駅行)
ひ0143/湘南200か831
二宮駅南口→国府津駅(220円)
15時09分~15時22分

長かった神奈中もこれで最後。国道1号線の路線。これは平塚始発だが、その区間は乗ったことがあるし、秦15に乗ってみたかったので少々遠回りした。当初は比奈窪から高尾(中井町)へ出て富士急湘南バスに乗り継ぐ予定だったが、高尾を通る富士急の路線が平日のみの運転だったため実現しなかった。二宮で二31を見掛けた。羨ましい…。
押切を過ぎるとまもなく海が見えてきた。まさに西湘だ。すぐに国府津に到着。バスロータリーに入る道は狭くて急斜面だ。



14.箱根登山バス(城東)
小田原駅東口行(始発)
B115/湘南200か694
国府津駅→小田原駅東口(380円)
15時32分~15時50分

箱根登山バスは赤いイメージがあったのだが…。今日のラストランナーだ。なんとなく運賃の上がり方が早いような気がする。気持ちを察してくれたのか新宿停留所手前で「これ以降運賃は上がりません」とアナウンス。もう十分上がってるよ…。
小田原


小田原駅

小田原駅到着。次回はここからさらに西を目指します.
3日目へ



路線バスで京へ
1.東京駅丸の内南口→調布駅南口/2013,2.27
2.調布駅南口→小田原駅東口/2013,3.3
3.小田原駅東口→清水駅前/2013,3.15
4.清水駅前→浜松駅バスターミナル/2013,3.31
5.浜松駅バスターミナル→地下鉄徳重/2013,4.1
6.地下鉄徳重→大垣駅前/2014,4,19
7.大垣駅前→津駅前/2014,4,20
8.津駅前→榛原駅/2014.9.17
9.榛原駅→学研北生駒駅/2014.9.18
10.学研北生駒駅→三条京阪/2014.10.4



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路線バスで旅をしたい!
幼い頃から500円程度の一日乗車券を買って一日中近所のバスを乗り回したりしていたが、乗ったことのない地域のバスに乗りたい、とかねてから思っていた。鉄道旅行はしてきたけれどやっている人は多いし、18切符のシーズンはローカル線も混んでいて旅情どころではない。その方面のブログやサイトを見ているうちに路線バスだけでどうやらある程度の距離なら乗り継げることを知った。路線バスは鉄道に比べて変化が激しいから始めるなら早い方がいい、と東京を起点に第一回目を始めることとした。
伊勢参りと称して始めたものの最近の改正で京都方面のルートが行きやすくなった。ゴールは京都三条大橋。基本的にバス以外は利用禁止としてバスの旅に出発した。



一日目:2013年2月27日(水)

日本橋


日本橋にやってきた。昨日は偶然三条大橋を通りかかったのだが、昔の人はこの距離を何日もかけて歩いたわけだ。
まずは麒麟。


麒麟
ここからもバスはあるが東京駅までしか行かない。たいした距離でもないから歩くことにしよう。
この場所から路線バスでのんびり伊勢参りの始まり始まり。
日本橋からは霧雨の中徒歩で東京駅丸の内南口を目指しす。



日本橋⇒(徒歩700m程度)⇒東京駅丸の内南口



1.東京都交通局(港南)
東98(等々力行)
K0545/品川200か802
10時0分~10時23分
東京駅丸の内南口→赤羽橋駅前(200円)

写真は同路線を後日撮影(車両は異なります)

最初の路線は東急と都営の共同運行の長距離路線。都心のオフィス街から目黒駅を越えて住宅街の等々力へ向かう路線で人気のある路線だ。乗り継ぎ割引があるから都営車を狙う。交通局ではPASUMO、Suica利用者の特典として90分以内の乗継で200円の運賃が100円引きされるのだ。薄暗い都内、目の前には東京タワー。車内は空いたまま、程なく赤羽橋駅前に到着。

(2013年3月末で都交通局が撤退。東急の単独路線となる)



2.東京都交通局(渋谷)
都06(渋谷駅行)
H178/品川200か1416
10時28分~10時58分
赤羽橋駅前→渋谷駅(200円)

新都市バスの路線。日中でも6分間隔で運転されている。利用者が多く、ほぼ各駅停車。広尾一丁目、並木橋だけの通過だったが道は空いていて何度も時間調整。途中で研修車を見かけた。渋谷駅近くでは渋滞に巻き込まれてしまい、結局遅延してしまった。



3.小田急(狛江)
渋26(調布駅南口行)
D6054/多摩200か2080
渋谷駅→調布駅南口(210円)
11時50分~13時00分

乗継の都合で今日最後の路線。都会のバスにしてはかなりの距離を走る路線だ。世田谷通りをひたすら走る路線だから渋滞は覚悟。オートマ車だからスピードが出る。東急と共同運行の成城学園前駅行や東急バスの上町駅行、祖師ヶ谷大蔵駅行も頻発しているので渋谷方での乗降はほとんどない。三軒茶屋で上町行に追い付き、農大前から成城行の後追い。成城を越え、小田急のホームグラウンドに入ると風景も変わってくる。調布車庫周辺は畑もあった。
思いの外早く調布駅に到着した。

小田急



2014年4月より平日を中心に大減便。平日日中に空白の時間帯が発生してしまい、時刻表を見なくても乗れる路線ではなくなってしまいました。



乗り継ぐ便がないので今日はここまで。全区間が都内(ほぼ均一運賃区間)。次回は神奈川県を走ります。

二日目へ



路線バスで京へ
1.東京駅丸の内南口→調布駅南口/2013,2.27
2.調布駅南口→小田原駅東口/2013,3.3
3.小田原駅東口→清水駅前/2013,3.15
4.清水駅前→浜松駅バスターミナル/2013,3.31
5.浜松駅バスターミナル→地下鉄徳重/2013,4.1
6.地下鉄徳重→大垣駅前/2014,4,19
7.大垣駅前→津駅前/2014,4,20
8.津駅前→榛原駅/2014.9.17
9.榛原駅→学研北生駒駅/2014.9.18
10.学研北生駒駅→三条京阪/2014.10.4



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