悩ましい…
教員として働いていたときから入っていた研究会があるんだけど。
今も所属はしていて。
(教員じゃなく研究会に所属してる稀有な人)
そこの研究会の代表の先生から、ヘルプメールがきた。
なんでも、人が足りなくて、専任の先生方が持ち時数17+18時間分の補習や代講でしのいでいるとのこと。
(激烈にヤバい)
うちにメールをくれた先生自体、すでに退官されている方なのだけど、頼まれて地理総合を10時間分なんとかかんとかやりくりしたらしい。
それも、延期して延期しての退官なので、年齢もなかなかすごい。
で、歴史総合がどうにもならないらしく。
なんとか助けてもらえないかとのこと。
んーーーーーーーー
むーーーーーーーー
この前書いた、まさに
この記事につながる話…
どうしたもんかな。。
ずっとってわけじゃなく、短期間のヘルプらしいんだけど。
いや。
そもそもそれがおかしい!
もう教育機関として破綻してるよね。
めっちゃ大事な歴史教育を、一時的に凌ぐために力を貸してくれと。
なんだかなぁ…
こんなのを見ても、ふーんとしか思わない。
というのも、そもそも人手不足の業界と違って、倍率が1を切っているわけでもないのに、なんで人手不足になる?
そこには触れないんだよね。
なり手がいない〜、とか、やりがいが〜、とか、部活が〜、とか。
いやそもそも違うじゃん!
なり手いるじゃん!!
ヤフー知恵袋で、わかりやすい回答があったので借りてしまうと、
最近は、確かに採用試験の倍率が、下がってきました。 それでも、小学校3倍、中学校5倍と言うのが、全国平均です。 5倍と言ったら、5人に1人しか合格出来ないのです。 決して、簡単と言えるほどの、広き門ではありません。 教育委員会は、必要員数の85%しか正規雇用しません。 残りの15%は、非正規雇用の常勤講師で穴埋めしています。
全て、経費節約のためです。
その常勤講師の希望者が、少ないのです。 劣悪な労働環境の割に、給料が少ないからです。 特に、現在の5月は、常勤講師登録者が、払底しています。 産休病休などの休職者が出ると、大変です。 人事主事は、退職教諭などに電話して、講師になるように働きかけています。 結論から申しあげますと、年度初めから、必要員数を充足しない教育委員会に責任があるのです。
これ。
今回の出来事そのまんますぎて笑える(笑えない)。
地方自治体が財政難なことがそもそもなんだとしたら、やりがいがどうだとか見当外れも甚だしい。
で、低予算でぎりぎりでまわしていたところに、団塊の世代の大量退職がきたとなれば、まぁ一気に問題が噴出するわけだ。
でもきっと大学入試は難しいままだとすると。
学校の授業だけに頼れないってことでますます塾に流れてきて、塾に通える子と通えない子の教育格差が開く一方、ってことになるのかな。
うちが塾講師やってたときは、日本で一番高いとされるところで、なんと1時間1万円の、2コマ制。
つまり、一度(1科目)の授業で最低2万はかかる。
それが、月で✕4とかだから、2科目とかになれば、、ね、、
でも通ってる子達は兄弟姉妹で何科目もとってたから、塾だけで月何十万かかってるんだと。
まぁみんな家がタワマン上層階やら、ビビるほどの高級住宅街の豪邸住みだったりだったから、不思議でもなんでもないわけだけども。
なんだかね…
まぁこれが資本主義社会なのだといわれればそれまで。
とにかく、うちは生徒とじっくり時間かけて信頼関係のもとに教育をしたい人だから、今のこの状態が嫌すぎる。
現場も疲弊してるだろうしね。
先生も生徒もかわいそう。
親が踊る大捜査線が大好きでよく見てたけれど、まさか自分もこれを痛感する日が来るとは😂
さて、なんて返事しよう…😥
あ。
今回の話はあくまで自分がこう思っている、という話なので、これが正解とか絶対とか言う気はさらさらないので、その辺よろしくです。