夏真っ盛りの頃に、夏でもスキーができるサマーゲレンデが県内に2つしかないスキー場のうちの一つのリバウェル井川にあることを知った。
ただここは県内なので距離的には近いのだが、道が相当細くて大変だし時間がかかりそうなので、そのうちスキー仲間と行こうかと考えていた。
ただ問題はサマーゲレンデは営業期間が5月ごろと7月~10月で、土日祝日のみの営業なこと。
土日は他の人が休みということもあって、ツーリングとか家族の用が多いしなかなか時間が取れない。
特に子供が家にいるのに、俺だけが遊びに行くというのはちょっと行きにくい。
さらに天気が悪かったりで、なかなか行けないうちに今週で営業終了になってしまう。
そこで一人で最終日の前日に行ってみることにした。
ただサマーゲレンデは初めて行くので、装備とかがわからない。
とりあえず薄いスキーウェアとバイク用手袋やガード、後はヘルメットとストックとブーツと板だな。
板は使うことができるうちで一番古くてほとんど使ってない大昔の板を持って行くことにした。
家族より早く5時に起きて6時前に家を出る。
考えて見ればフォレスターに換えて最初のスキーだ。
でも一人なのでリアシートを片方倒して、板や装備は全部車内に入れた。
国道1号線で静岡の安部川まで行って、そこから県道27号で梅ヶ島・井川方面に安部川を遡上していく。
休日朝の時間なので道路は空いていて、スイスイと進んだ。

道の駅のオクシズ安倍ゴコロでトイレ休憩。
そういえばここはCBさんと梅ヶ島にツーリングに行ったときに寄ったな。
県道27号線を進んで行って、まっすぐ行くと29号で梅ヶ島、橋を渡って左が27号で井川なのでこれを左折、その先でナビは27号に右折していくように指示するが、事前に調べておいたまっすぐ行く県道189号を進む。
道はだんだんと細くなったり広くなったりを繰り返しながら細くなっていく。
川沿いの道もクネクネだが、川から離れるとすごい山道になり、勾配もあるし道も細くなる。
ここからはずっと山道・・対向車にビビりながら登っていくとやっとスキー場の看板が出て、県道60号へ。

富士見峠という道の駅というかただの駐車場とトイレから下りになり、途中でスキー場の看板で右折するとまた27号に戻る。
これを大日峠まで行って、そこからやっとスキー場に行く道(もはや県道でもないのか地図には名前がない)に入る。
そして苦労してやっと着いたリバウェル井川スキー場。
県内なのに愛知や長野や岐阜(高速使用)よりも時間がかかって3時間かかった。
遠いし、来るまでに疲れたよ。。

駐車場はガラガラで車は俺以外に1台しかいない。
あれ?サマーゲレンデは少ないし、明日で終わりだから混んでると思ったのだが。。
それよりやってるのかな?

駐車場は広くて、レストハウスは遠い。
リフト券をどこで売ってるかわからないのでレストハウスに入ると係員があわててやってきた。
リフト(ベルコンだけど)の1日券は1040円という破格値。

とりあえず着替えて、板をもって階段をあがると、サマーゲレンデがあった。
これはベルコンの横にある冬のゲレンデに特殊マットをひいたもの。
斜度もないし、コブも無いし、距離も短い。
冬のスキーには・・

こちらが先用マットのピスラボというもの。
プラスチックのブラシで、古いタイプの人工芝みたいな感じ。

遠くには富士山がきれいに見える。

駐車場もガラガラ・・レストハウスは駐車場の向こう側なので遠い。
スキーヤーは俺ともう一人だけで、その人は係員と話していて常連のようだ。
なので思い切って話しかけて、いろいろ聞いてみた。
するととても親切な人で、いろいろと教えてくれた。
結局二人しかいないので、その人と一緒にずっと行動することになった。
その人はバリバリのスキーヤーで横浜から夫婦で来ていて車中泊で毎週来てるとのこと。
しかもスキーは指導員の資格があって、大会とかもバンバン出てる人で、その人からサマーゲレンデのこと、スキー技術、スキー用品とかいろいろと教えてもらった。
他にも自転車とかオイルとかスタッドレスタイヤとか、ついでに仕事のことまでずっと喋っていた。
おかげですごく楽しむことができて、本当に感謝しかない。

最初は雪と違う感覚だし、シーズン?初めてということもあってビビっていたが、そのうちに慣れてくると楽しくなってくる。
ヒャッホーモードまではいかないけど、スポーツをしている実感がある。
最初はどんなもんか経験できればいいやと思っていたが、しっかりみっちりと練習ができた。
ただ雪の上のスキーよりもかなり疲れるし、気を抜けない。

動画を撮ってくれるというのでお願いしたら、緊張して最初の1本は転んでしまった。
転倒はこの1回だけだったけど、しっかり記録された(恥)。

もう1回撮影してもらったけど、おっかなびっくりだな。

それでもちゃんとスキーしてる。

昼食も一緒にレストハウスで食べた。
からあげ定食にしたら、すごい量だし、味もおいしかった。
係の人もアットホームな感じで、なんだかゆったりできる。
一緒に滑ってくれた人の奧さんが先にいて、なんとこの日とも指導員資格を持ってるとのこと。
ただ夏スキーはやらないそうで、ずっと待っているそう。
色々な話を聞いて、お昼はかなり長くレストハウスにいたと思う。
そしてまた午後のレッスン(笑)。

スキー場にはアナグマがあちらこちらから顔を出す。
すっかり人に慣れていて、逃げもしない。
夜行性だと思ったけど、ここのは昼間にあちこちでチョロチョロしていた。

午後になるとさらに雲が出てきて、富士山は見えなくなった。
そして南アルプス側には雲海が広がっている。
なんか気持ちいいなぁ~。
スキー場の営業は16時半までだが二人とも15時すぎにあがった。
俺らが終わるとスプリンクラーの水まきもベルコンも停めて営業終了。
結局、スキーヤーは最初から最後まで2人だけだった。
経営は大丈夫かな?と思ったら、ここは静岡市営、いつまでも続いてほしいな。

スキーにはエッジにピスラボノくずがが摩擦で張り付いている。
ベテランの人はピスラボ専用の板で滑走面が全面ステンレスの特殊な板を使っていた。

ゲレンデにはシリコンオイルが準備されていて、それを塗らないとまともに滑らない。
でもおかげでグローブも板もオイルまみれ。
車に乗せる前にティッシュで拭いたけど、次回は何かケミカルが必要だな。

車もやっと本来の使い方をしたな。

さて、帰りは来た道を戻る。
看板が逆なので分岐でなやんだが、なんとか降りてこれた。
紅葉はもう少し後だな。
でも下りなのでだいぶ楽だし、暗くなってきてライトを対向車もつけてるので走りやすい。

途中、ガスってるところも通った。これって雲海の中だな。
来た道を戻るのだが、違いは下りになったこと、暗くなったこと以外に、国道1号の藤枝のあたりが大渋滞。
これが断続的に続いたので、運転が疲れる。
でも新しい車の車線ホールドと前車追尾の機能を使うと、渋滞でもかなり楽になることを知った。
帰宅すると19時をまわっていたので3時間半くらいか。
スキーも慣れなくて疲れたが、運転が疲れたな。
でも一緒にいた人のおかげで、本当に楽しめた。
来シーズンはもう少し早くから始めようかな。