天然1号が片づけをしていて、古い携帯(ガラケー)がたくさん出てきたので処分してほしいと頼まれた。
台数がけっこうあるのは、このガラケー全盛の時代に天然1号は携帯屋で働いていたからで、デモ機とかいろいろもらったりしていたらしい。
たしかに携帯にはメール履歴とかアドレス帳などの個人情報とかが入っているしね。
ちゃんとした処分をしてくれるところに出せば、責任をもってメモリクリアとかレアアースの回収などもできるのだろうが、それなりに手間と場合によっては費用もかかる。
そこで、俺に処分を依頼してきたという。
なので本体をバラシて、ゴミとして分別するのと、基盤上のメモリチップを物理的に破壊しようとおもう。
先ずはストレートタイプ。
パナソニックのP-207。
通話だけの時代の実にシンプルな機種。
ストレートタイプは電池カバーを外して電池を取り除くとネジがあるので、それを外せば分解できる。
しかしネジは普通のプラスやマイナス、ヘックスでなく特殊形状で普通の人は分解できないようになっている。
普通じゃない人の俺は工具があるので、5角の星形のビットで取り外し。
携帯は基本的に後からはんだ付けとかしないで組み立てられるようになっている。
例えばスピーカーはケースについて、組み立てると接点が基盤と接続するようになっている。
全部をバラすとこんな。
液晶ディスプレイも副基盤もバイブのモーターもみんなハメ込み式。
メイン基板上にCMOS用?のボタン電池があるので、これは外して別にしておく。
続いてはこれまた懐かしいパカパカのN-503i。
iってくらいでi-MODE搭載の機種だね。
そういえばi-MODEは仕事(会社の基幹システム端末として)でこれが使えるだろうって夢見る奴が多くて、当時はそういう無茶をいうお偉いさんに困ったもんだった。
パカパカはネジをカバーで隠してあるが、上下とも4か所、合計8か所がネジで組み立てられている。
カバーを外すと、ネジは三ツ矢サイダーマークのような形状。
もちろん専用のビットでこれも取り外し。
左に黄色いケースに入っているのが、マレーシアのPCショップで買った特殊形状のビットの入ったドライバーセット。
ディスプレイのある上側は液晶パネルだけだと思ったら、基盤もついている。
しかしこれだけのものをよく詰め込んだもんだ。
こうして技術を尽くして小さくコンパクトにしても、バカねーちゃんたちは意味のないマスコットとかストラップをジャラジャラつけて、本体はラメラメで盛って、重くかさばらしていたんだよな。
技術者は悲しかっただろうなー。
N-503iはiSも含めて他にもう2台あったので、同じ手順で分解した。
こちらは別のパカパカでP503iS。
バイクと同じで、モデルチェンジ毎にどんどん型式名の最後の文字数が増えていく。
Pなのでパナソニックなのでネジは5つの溝のタイプ。
ただ中身の構成や作りはNのNECと変わらない。
こちらはF503i、富士通のストレートタイプ。
ストレートタイプも分解方法や中身の構成は最初のパナのものとほぼ同じ。
ただ富士通はネジが6個の花弁状のものだった。
こちらは懐かしいTu-Kaの東芝のパカパカ。
そういえばJ-PHONEとかもあったな。
銀行の変遷のように、どの会社がどの会社になって何と併合したり吸収されたのか・は今となっては覚えてない。
ただやっぱり親方docomoだけは最強のままだな。
パカパカの開け方はおなじく上下4つづつの8本のネジで分解できるのだが、なんと東芝はネジ頭が6つの花弁状のトルクス。
しかも中央に突起があるイジリ止めタイプ!
さすがにイジリ止めトルクスのビットはビットセットに入ってないので分解できなかった。
でもガレージの工具にはあるんだな~、イジリ止めトルクスのビットが。
で、これを使おうとしたら、最小のサイズよりもさらに小さなネジだったので使えなかった。ガックシ・・
なので力づくで破壊(笑)
他にパナソニック用の車用DC-DCアダプターも出てきた。
ソケット加工で使えるかとネットで出力電圧を調べたら5.4Vらしいので使えないかな。
でもネットで検索していたらメルカリで300円で売れていた。
いやいや分解したガラケーも売れてるものがあって驚いたけど、さすがに売る気はないな。
面倒だし、情報がリークするし。
外した基盤。
後はコレを物理破壊(ハンマー)だな。
右端の東芝のは破壊前。
取り外したリチウムイオンバッテリー。
これは電器屋とかの回収箱行き。
前に捨てようとして分解しようとしたらすごい熱と煙が出てビビったことがあるし。
そしてこちらはプラスチックのガワ。
最後に基盤はどれがメモリーのチップかわからないので、ICは全部ハンマーで叩いて破壊して基盤も折っておいた。
まぁこれで個人情報流出はないだろう。
けっこう面倒な作業に思われがちだけど、実はこういう分解とかどうなっているか構造を見るのは楽しい。
子供はやたらと分解するのが好きだけど、いくつになっても機器の分解は楽しいもんだ。















































