天の声(330) 日本国の再生(303) 光(296) 故郷(73) 現役寿命(63)
閃き!!!
『震災復興 啓示二百八十七(平成28年熊本地震復興第四)』(2016年第八信)として、 日本国民の皆様にお伝えします。
「東洋医学と西洋医学」による人間の身体認識につき、 著作準備しながら思うこと。
今回は、 「宮本武蔵は、なぜ強かったのか?」「武蔵とイチロー」(高岡英夫著)を読了し、 人間の健康の原点は「赤ちゃんの身体状態(ゆるゆるの固まっていない状態)」にあることを知った。
1)平成28年熊本地震復興第四
被災者の方々の復興は、 自治体、 国、 国民全員の支援により実行可能となる。 常に心の内に寄り添う気持ちを持ち、 可能な分野で支援の手を差し伸べる必要性を感じる。 また、 地震のメカニズム・地質の専門家は被災地全域の現状と将来の姿を正しく分析・推察して今後の方向性を示して頂きたく思う。 再建築の際の工法もとても重要である。
○新情報: 地震に強い発泡スチロールハウス。 本日のTV情報で、 耐震性に優れている「発泡スチロールハウス」の情報に接した。 建設費用も木造・鉄骨に比し、相当安価なのでご参照願いたく。 ※因みに熊本にも既にこの発泡スチロールハウスがあり、 地震の影響を受けなかったとのこと。
2)人間の身体の本質をみる(武蔵やイチローの生き様から学ぶもの)
○職業の観点から
武蔵は武術者、 イチローはプロ野球選手。 ともに共通するところを持っている。 武蔵の場合は、 自らの命を守るため、 他者を凌ぐ身体能力を備えておく必要がある。 また、 イチローも投手のパワーを凌ぎ、 ヒットを量産する身体能力を持ち、 野手としても他者の球を捕える能力を必要とする。
[1]宮本武蔵はどういう身体をしていたか
[1]―1 「心も体も水のようにあること」
「五輪書」には第二巻「水之巻」というのがあるが、 武蔵はそれについて「地之巻」で次のように書いている。
「水を手本とし、 心を水のようにするのである。 水は方円(ほうえん)の器に交わる。 つまり、 四角の器でも、 丸い器でも、 それに従って自由自在に形を変え、 一滴にもなれば、 大海にもなる。」
そして「さらに水には青緑の色がある。 その清らかさを借りて、 我が一流の兵法をこの巻に書きあらわす。」と続けている。
→水が持っている性質: 「水というのはほんとうに融通無碍で自由自在である。 それでいて、 空気のように何もない、 頼りない存在ではなく、 十分な重量や充実感を持っている。 そして水が勢いよく動いたときにはたいへん大きなパワーを発揮する。 武蔵は『ここでは心を水のようにするのである。』と書いている。」
「次に、 体。 心を水のようにして敵の前に立ち向かい、 五人でも10人でも切り伏せる力量を持っていた武蔵の体が岩のように硬いものだったはずがない。 心を水のようにすれば、 体も水のようになるはずである。」
「心も水、 体も水 - - - これが、 武蔵が『五輪書』で言おうとしたことである。」
[1]―2 「トローッとした漆のような脱力」
武蔵は「水之巻」の「膝膠(しっこう)の身ということ」の中で、 「膝膠とは相手に身を密着させて離れないことを言う。」と書いている。 まさに敵の体に接近するときには、 顔も頭もつけ、 体もつけ、 足もつけ、 これらをピタリとつけよ、 ということを意味する。 大抵の人は頭や顔や足は早くつけても、 身だけは遠のくものである。 しかし、 それではよくない。 敵の体に自分の体をよく密着させ、 少しの隙もないようにするべきである、 と諭している。
武蔵自身、 自分の体そのものに対して、 漆のようにトローッとした感覚を持っていたはずである。 彼自身の体にトロトロの液体のような感じがあるから、 結果として相手に密着する、 そういう対人関係の術技が生まれたと思われる。
[1]―3 「脱力というのは、 全身を液体のように感じること」
武蔵の体を見ると、 普通の人だったら、 どうしても力が入り、 みなぎる力を筋肉に発揮させ、 ブルブルッと予備緊張させたくなるような場面においても、 無上の液体になろうとしていただろうことが、 よく見てとれる。
相手が剣を振ってくるときには、 どうしても身を縮めて頭から相手の中へ飛び込みたくなる。 しかし、 それはダメで、 足も伸ばし、 腰も伸ばし、 首も伸ばして、 敵の顔と自分の顔が背比べできるぐらい高
くなるように身を寄せ、 体を十分伸ばして入り込むことが大切だ、 と言っている。 そしてこういうことができるためには、 まさに自らをユルユル、 トロトロの液体のようにしなければならない。
[1]―4 「現代の剣道とは正反対の武蔵の動き」
武蔵は、 現代の剣道の理論とはまったく異なった体の使い方を要求している。 例えば、 刀の重心を中心にして手のほうを動かせ、 というのはその典型。 手を、 刀の重心を中心とした円軌道を描くのに十分なほどの距離を動かすためには、 敵がいるわけだから、 その動きは刀を中心に非常に高速で、 しかも大きな移動距離を動かなければならなくなる。 同時に、 そのためには、 手の動きに伴い、 体もたいへん大きな移動距離を要求される。 常識的に言えば、 それは戦いの場でとても不利になるはず。 しかし、 武蔵は敢えてそうせよ、 と書いている。
上記のやり方を実現するには体が水のようにあらねばならない。 まったく無抵抗に体を引き伸ばせる状態が理想。 そのためには、 体は筋肉も関節も、 ユルユルに液体のようにゆるんでいることが必要。 そこにあの「水之巻」の「水のようになりなさい。 水を手本にとせよ。」という教えがあるのだと考えられ
る。
武蔵は、 だれかに教えられて「五輪書」を書いたわけではない。 彼のまさに体の実感、 体の事実、 その結果としての動きの事実、 実感というものに従って言葉をつむぎ出したものである。 武蔵の言葉にはその裏に、 真実の体のあり方と使い方が隠されている。
[2]イチローと武蔵の体を比較する
メジャーリーグでMVPを獲得したイチロー。 彼の天才的な身体能力の秘密は、 武蔵と同じ脱力した体にあった。 科学的データにより、 人間は脱力させることによって、 これまでのバイオメカニクスをくつがえすような動きをすることができることを、 武術家である著者自身が証明する。 イチローは知らず知らず、 宮本武蔵が「五輪書」で説いた教えをそのまま実行していた。
[2]-1 スーパースター「イチロー」の意外なイメージ
メジャーリーグに体の細いイチローが颯爽と乗り込んで、 早々と首位打者、 新人王、 盗塁王、 そしてMVPまで獲得してしまった。 おまけにオールスターには人気ナンバーワンで選出された。
さてイチロー選手についてもまた、 宮本武蔵と同じように、 その体と動きの秘密に迫ってみたいと思う。 というのは、 上述した宮本武蔵の体とイチロー選手には、 ある共通点があるからである。 そしてその共通点が、 古今東西のありとあらゆる天才や達人に見出すことのできるものであるとしたら、 その解明は途方もなく重要な作業となる。
イチローは逞しいという印象より、 むしろ、 その反対に繊細さとか、 ひ弱な感じではないだろうか。 また、 硬くがっしりとした感じではなく、 逆にクネッとしたような、 ナヨナヨッとしたイメージが強い。
[2]-2 セオリーに反したイチローの打撃フォーム
イチローのバッティングを見た印象。 まず両足でがっしり支えていない。 固定的な回転軸があるのかないのか、 素人にはにわかに判断がつかないような感じで、 左足で立った状態から、 右足を振り上げ、 ピッチャー方向に、 何かこう、 タラーッというか、 ドローッというか、 クターッというか、 なんだか崩れていくような感じで体が移動していく。 そして、 右足でしっかり支えるという印象もなく、 そのままスイング動作に入っていき、 バットがボールをとらえたかと思うと、 もう一塁方向に二歩も進んでいる。 たとえて言うと、 ほかのバッターたちがしっかりとした機械のような感じなのに対して、 イチロー選手の全体的な印象は、 武蔵同様、 “水”である。
[2]-3 筋肉がユルユルにゆるむと骨のパーツがバラバラになる
水は方円の器に従うという、 昔から有名な言葉がある。 蛇口をひねれば水が出て、 それを丸いコップで受ければ丸くなるし、 四角いコップなら四角になるという意味。 その表現をまねるなら、 イチローの場合、 どこか水を入れた風船に似ている。 ゴムが十分伸び縮みするようなゴム風船に、 水をある程度入れた状態 - そんなクネクネした感じが、 彼の体つきやその動きに見て取れる。
彼は大リーグで通用する体をつくるために、 たいへんな筋力トレーニングをやったと聞いている。 筋肉トレーニングをやったことで、 確かに筋肉は量としてはついたが、 彼の全体としての印象、 体つきと体の動きの印象というのは変わっていない。 そういう筋肉がついたにもかかわらず、 いまだに液体のようにやわらかい。
イチローが練習でキャッチボールをやっている姿を見ると、 体がユルユルの状態にあることがよくわかる。 なにしろ、 まともに立っていない。 体が水のようにユルユルにゆるんでいるし、 さらにそれ以上にバラバラになっているという印象を受ける。 両足、 それから腕や手、 体幹部 - - - 、それぞれがお互いにバラバラな印象がある。
それが最も特徴的に表れているのが左足。 左足のひざから下に二本の骨、 脛骨と腓骨がある。 その脛骨と腓骨が肉の中でバラバラになって、 二本にバランと分かれてしまうような感じがする。 ちょっと後ろ足ぎみになっている右足も、 ひざ関節あたりがバランバランになりそうな感じがする。 足首も同様な印象。 それから、 肩甲骨とか、 肩関節とか、 鎖骨あたりも、 肋骨からはがれてバラバラになっている感じがする。
[2]-4 超一流選手はみなユルユルのバラバラ
かつての陸上の英雄カール・ルイスとか、 NBAのマイケル・ジョーダン、 サッカ-のリバウドやデビッド・ベッカム - - - 、 そういう一流アスリートたちが練習しているところをチェックしていれば、 体がユルユルのバラバラにした姿が見られる。
[2]-5 武蔵は自分の動きの源に、 ある秘密を認識していた
武蔵という人物は、 現代の言葉で表現するとトップアスリートと言っていい。 言うまでもなく、 イチローもトップアスリートの名に値するスポーツ選手。 ともに、 自らの身体能力の極限を求める身体運動家。 そして、 こうしたトップクラスの身体運動家というものは、 心と体が極めて密接につながっている存在。 心というものが体と寸分たがわず密接につながらないと、 見事な身体運動はできない。
肉体の動かし方は、 瞬間瞬間に決定されていく。 止まって考える余裕などない。 次々に心の判断が体を動かし続けていないと、 高度な動きは実現できない。 だからこそ、 心と体は極めて密接でなければならない。
[2]-6 脱力してニュートラルな武蔵の体
手は、 刀を持つのにぎりぎりに近いぐらいの弱い力で握っている。 刀の重さに従って見事に刀の角度が違っていることからもわかるとおり、 すごく脱力している。 その結果、 手の各指を支えている筋肉が伸びてしまっているのがわかる。
次に、 前腕には足のすねのところと同じように、 二本の骨、 橈骨と尺骨という骨がある。 この二本の
骨が、 バラバラになっていることも見てとれる。
肋骨の上に載っている首や顔やあごもダラッとしている。 とりわけ、 肋骨の上に載っている首がだらしなく見える。 首の筋肉もゆるんでいることを意味する。
武蔵の立ち方から見ると、 例えば腰の力の抜け方がその典型。 腰にグッと力が入って、 前にそっているような印象のまったくないこの立ち方、 これがニュートラル。
同じように股関節周りもゆるんでいる。 足もゆるんでおり、 つま先に力が入っていない。 地面をしっかりつかもうとはしていなく、 脛骨のいちばん力を使わなくていいところで立っている。 つまり、 すね回りの筋肉も力が抜け、 大腿骨回りの筋肉の力も抜けている状態である。
[2]-7 世界一と言われるイチローのヘッドスピードの秘密
イチローは、 体の筋肉をユルユルにゆるめて、 骨がバラバラになるようにしているからこそ、 世界一と言われるヘッドスピードを出すことができる。 根本は武蔵と同様。 イチローはそれを体得することで、 小さな体で、 少ない力量・筋力でもって、 世界ナンバーワンの可能性があるヘッドスピードを現実に達成している。
[2]-8 武蔵はイチロー以上にゆるんでいた
武蔵の時代は、 スポーツ科学だの、 体育学だの、 運動科学だの、 何も研究されていないような時代。 体についての研究や、 身体運動の研究の蓄積もまったくない。 その時代に、 武蔵は「五輪書」を書き上げた。 武蔵という人物が、 どれほど深く、 肉体と運動について考えをめぐらせ、 理解を深めていったかが見えてくる。
武蔵はイチローのおそらく数倍、 いやそれ以上に、 体をゆるめて、 筋肉をゆるめてやって、 骨と骨のパーツがバラバラになるような練習をしていたはずである。
そしてイチローからは、 その武蔵に負けないほどの求道の姿勢が見えてくる。 剣術と野球という違いこそあるが、 身体運動家としてのイチローの姿勢は感動的である。
[2]-9 イチローと武蔵に共通する自由自在なスピード
ホームランバッターでありながら、 さらにアベレージバッターでもあるという彼の対応性はどこから生まれているのであろうか。 単に上手であるとか、 足が速いとかそういうレベルの話ではない。 ヘッドスピードがメジャーリーグでナンバーワンかもしれなくて、 さまざまな球種に対応する自由対応力においても、 おそらく一位であろう。 それを共存させているイチロー。 この二つを共存させるメカニズムは、 「ユルユルにゆるんだ筋肉と骨のパーツが広がってバラバラになる、 あの体の状態にある、 としか言いようがない。」
武蔵の剣はどう動いたのかというと、 当然、 ヘッドスピード(剣の切っ先スピード)は当代随一、 また、 ヒッティングポイント(切り結べるポイント)もたくさん持っていたと思われる。 それに対応する体の自由対応力も、 ナンバーワンのはず。 そしてそれらすべてを、 当然のように共存させていたに違いない。
3)武蔵やイチローの生き様から導き出される医療術
冒頭にも述べたように、 人間の健康の原点は「赤ちゃんの身体状態(ゆるゆるの固まっていない状態)」にある。 年を重ねるに従って、 当初のゆるゆるの固まっていない状態から、 環境の影響を受けて、 精神的にも肉体的にも「硬くなる(強張る)」傾向にある。 そこで、 生気論(「生命は一つのまとまった全体であり、バラバラにはできないという生命観」→「気」という「整体観(整った全体という見方)」によって成り立ち、バラバラでものをみない。)に基づく東洋医学により人間の全身をユルユルの状態にする施術を極めていきたく思う。 武蔵やイチローの生き様から、 大きなヒントを頂いた。
○本日のメッセージ
聞く心 素直に開く 開運へ
周りに学び 大きく育つ
素直な心で聞く耳の大事さを感受してください。 今日は「聞く」大切に気づいてください。 まわりには素晴らしい苦言・忠告が届いています。 あなたが素直な心になればすべて開運への助言に変化します。 成長すべき学習が人さまからありがたくいただけます。 聞く耳をもってください。 愛情をもって聞いてください。 新しいプランがどんどん浮かび、 予想外に上手く物事が運びます。
Thackery
天の声(329) 日本国の再生(302) 光(295) 故郷(72) 現役寿命(62)
閃き!!!
『震災復興 啓示二百八十六(平成28年熊本地震復興第三)』(2016年第七信)として、 日本国民の皆様にお伝えします。
「東洋医学と西洋医学」による人間の身体認識につき、 著作準備しながら思うこと。
今回は、 「究極の身体」(高岡英夫著)を読了し、 著者の木目細かな描写力に感動すると共に、 その知識を医療に生かす手立てを考えた。
1)平成28年熊本地震復興第三
(1)国民の支援の輪は確実に広まっています。 寄り添う気持ちがとても重要と思います。 「嵐のメッセージ」、 素晴らしい。 有り難うございます。
(2)一方、 一番の経済力を発揮できる国の支援見通しがやや不透明な感じがする。 また、 熊本のシンボル・熊本城の復興は国家プロジェクトとして理解できるが、 被災者支援優先でバランスを取って頂ければと思う。 つまり、 被災者がまず復興し、 余裕を持って「熊本城」の復興を仰ぎ見るというのが本筋と考える。
2)身体の有り様を骨格・筋肉から見る
(1)腸腰筋(大腰筋・腸骨筋)の役割
①腸腰筋は「達人の筋肉」(武道・武術)と呼ばれ、 「究極の身体」においては、 この腸腰筋を自由自在に駆使できることが絶対条件になっている。
腸腰筋は、 足と背骨を結びつけている筋肉。 特に、 大腰筋に関しては、 背骨に直結している筋肉として魚体構造論上極めて重要な筋肉と考えられる。
大腰筋と胸椎・腰椎、 そして大腿骨の関係をよく見ると、 大腿骨側では一か所で結びついているのに、 胸椎・腰椎側では、 胸椎の十二番と五つある腰椎一つ一つが別々に結びついている。
大腰筋を厳格に見ていくと、 みごとに脊椎系運動と同化する構造をしていることがわかる。 腸腰筋の中でも大腰筋こそが最も重要な筋肉と言える。 「究極の身体」では、 こうした筋肉骨格構造を最大限に生かして、 腸腰筋と胸椎・腰椎が協力し、 脊椎系の波動運動を起こしていると考えられる。
②腸腰筋と垂体軸理論(センター理論): 「センター」と腸腰筋には非常に深い関係がある。 「センター」というのは、 ちょうど背骨の前、 もしくは背骨の中を通って天地を貫いている意識のライン。 腰のあたりで言えば腰椎、 仙骨を通っていて、 大腰筋は、 ちょうど「センター」を挟んでほぼ平行している。
「センター」という「身体意識」は、 その近くの筋肉や骨格を活性化し、 よりよく使えるように強化する働きを持っているので、 「センター」という意識が生まれることで腸腰筋の中の大腰筋がより使われるようになる。 また、 大腰筋が高度な使われ方をしている時にこそ、 そこに「センター」が形成されているという関係も成り立つ。
③腸腰筋と大腿直筋・腹直筋との違い: 体幹と大腿の間の屈曲運動を行う時、 大腿直筋と腹直筋を使うか、 腸腰筋を使うかでは、 身体の前面を使うのか、 裏側(奥)を使うのかという違いが生じる。 この表側のコントロールと裏側のコントロールの違いが、 人間の身体運動全般において非常に大きな違いをもたらす。
④こうした身体の表と裏の違いは、 武道・格闘技系だけで重要なのではない。 日本舞踊や能、 バレエのような分野でも、 同じように大きな違いとして現れる。 日舞や能、 バレエが要求するあの奥深い表現力や芸術性は、 大腿直筋や腹直筋系のコントロールでは絶対に生まれない。 日舞や能やバレエの芸術性も、 筋肉や骨格の使われ方に起因し、 「腸腰筋」、「ハムストリングス(大腿二頭筋・半腱様筋・半膜様筋)」と「センター」との組み合わせにより生まれる。
(2)足(踵骨と脛骨)
各種の武術、 格闘技、 バスケット、 サッカー、 あるいは様々な舞踊など、 どんな運動にも当てはまるが、 「究極の身体」は、 走り出して(動き出して)しばらく経ってからどれだけ速いかよりも、 止まった状態からの動き出しや位置変え、 方向変化のような速度変化の大きい状況において、 非常に優れたパフォーマンスを発揮する。 例えばマイケル・ジョーダンにしても、 まっすぐにただ走っている時は他のNBAのトッププレーヤーと大差なく、 それどころか、 彼より速い選手はいるだろう。 しかし、 不連続な動作では相手がアッと思って一歩も動けないうちに、 ジョーダンは一歩あるいは二歩も動いてしまっている。 相手はもう追いつくことができない。 こうして彼はマンツーマンの時はもちろん、 場面によっては二人も三人も一気に抜き去ってしまう。
それだけの圧倒的な身体操作の違いはどこから生まれるのか、 あえて足裏に限定して考えると、 ジョーダンは動き出しの時に、 当然のことながら拇趾球を使っていない。 拇趾球を使わないどころか、 まったく逆に拇趾球の力を抜いている。 拇趾球で床を蹴ろうという意識を全部なくして、 完全に脱力させている。 その代わりに働かせるのが、 中心である距骨。 さらに究極の動きを見せる時は、 距骨の後ろにある踵の骨=踵骨を働かせる。
距骨を中心に見た時に、 その前にある中足骨~足指というのはある種のレバーということができる(フロントレバー)。 一方、 踵骨も後方にレバーとして伸びている(リアレバー)。
①足裏の支持点とモーメント: 脛骨直下の「ウナ」の位置が足裏のニュートラルポジション。 この「ウナ」からつま先までがフロントレバー、 後ろ側がリアレバー。
②「究極の身体」では、 まず踵骨の働きによって重心が十分に前方に移動する。 そして重心が移動しきった後に股関節の位置がかなり前方に進むので、 大腿骨が引っ張られ、 膝関節が引っ張られ、 脛骨が引っ張られ、 距骨が引っ張られるので、 踵が上がってくる。 そうすると必然的に拇趾球&第二指のつけ根が地面に接して、 他は浮く状態になる。 その段階になってようやく、 拇趾球と第二指のつけ根のワンプッシュの出番となる。 つまり、 かなりスピードがついてきた状態で、 なおかつ重心はもっと前方に移動してしまっているので、 拇趾球には体重が載っていないということ。 そのため、 強大な筋力は必要ないし、 長い時間筋力を発揮することも必要ない。
フロントレバーを働かせる筋肉は、 腓腹筋・ひらめ筋という、 ふくらはぎの代表的な筋肉だが、 それを長い時間強大には使わず、 短い時間に高速で使うだけでいい。 というのも、 フロントレバーを動かすタイミングは、 すでに足首から上の身体全体にスピードがかなりのった状態であるから。
ジョーダンのふくらはぎは細い: まるで骨に皮を巻いただけみたいな細いふくらはぎ。 現実にあれだけの動きができる人のふくらはぎが、 それほど細いということは、 「細くて動ける」のではなく「細くなければ動けない」ということの証。
⇒ 「身体の有り様を骨格・筋肉から見る」ことによって、 全身の血液循環促進も図ることが出来る。
今回は以上です。 ご静聴誠に有り難うございました。
○本日のメッセージ
誠実に 取り組む心 友を呼び
神通力も 味方に進む
全ての物事に誠実に取り組みましょう。 あなたの誠実な考え・態度・行動は、 必ず神さまに通じます。 強い祈りをもち、 あなたの本心を誠実さで満たしましょう。 どのように判断し行動をおこせば良いのかは、 自然に湧き上がってくるあなたの良心が答えとなります。 神さまの導きの中で、 正しい結果に至るのです。 些細(ささい)なことから重要なことにまで、 誠心誠意・真ごころ込めて取り組みましょう。 あなたの行動は、 神通力をも味方にして、 成就の道を力強く歩むことができるでしょう。
Thackery
天の声(328) 日本国の再生(301) 光(294) 故郷(71) 現役寿命(61)
閃き!!!
『震災復興 啓示二百八十五(平成28年熊本地震復興第二)』(2016年第六信)として、 日本国民の皆様にお伝えします。
「東洋医学と西洋医学」による人間の身体認識につき、 著作準備しながら思うこと。
執筆中に色々な本と出合う。 医学とは直接関係ないが、 今回は、 「花と革命」(竹内賢治著)に出会った感動をお伝えしたい。
1)平成28年熊本地震復興第二
言葉にはならない試練。 お亡くなりになられた方々には深い深い哀悼の意をお伝えします。 また、 被災された方々に対しては、 支援の気持ちで一杯であることお伝えします。 医療関係者の一人として、 「エコノミー症候群」の対処策のひとつを下記お伝えします。
①両足の各指の間(各指の付け根の箇所に“八風穴”というツボがあります)にお灸(米粒程度の大きさ)を三壮(三回位)毎日(できれば毎朝)してみて下さい。 まず、 「エコノミー症候群」から解放されます。 このお灸は実の父親に施術し、 絶大なる効果確認済です。 “八風穴”: 左右の足に合計八つあり、 それで、 “八風穴”と呼ばれています。
②両手の小指の頭、 両足の親指の頭(頭とは、 「指紋がある部分の上部、 つまり、爪と指紋の間の位置」)に上記と同じように、 「お灸(米粒程度の大きさ)を三壮(三回位)毎日(できれば毎朝)してみて下さい。」 この灸は、 特に高血圧の方に有効です。(実の母親に施術し、 絶大なる効果確認済です。)
今回は、 ワン・ポイントアドバイスです。 中国からも支援の輪が広がっているようです。 お互い助け合っていきましょう。 日本国民も皆応援しています。
2)花と革命 - 花の栽培と研究に生涯をかけて、キューバの発展に貢献した竹内憲治という日本人
(1)キューバ
1492年 コロンブスがキューバ島到着。キューバはやがてスペイン領になる。
1898年 米西戦争により、キューバ独立。
1952年 フルヘンシオ・バチスタ、 クーデターで政権掌握。
1955年 カストロら釈放(1953年に投獄)実弟ラウルやアルゼンチン人の医者で革命家であるチェ・ゲバラら、メキシコで軍事訓練。
1957年 ハバナ大学生の一隊が、大統領官邸にバチスタを襲撃するが失敗(3月13日)。
1958年 反乱軍、サンタクララを占領して、革命戦に勝利。
1959年 バチスタ、飛行機で国外脱出(1月1日)。カストロ、ハバナに入城(1月8日)。米国からの反革命ゲリラ活動開始。
1960年 米政府、反革命派亡命キューバ人の軍事訓練開始。キューバ、ソ連と復交。キューバ、国内の米企業を大幅接収。
1961年 米、キューバと断交。
1962年 ケネディ米大統領、キューバ封鎖を声明(10月)。ソ連、ミサイルを撤去し、米はキューバ不侵攻を密約。
1963年 カストロ、ソ連を初訪問。カストロ、第二次訪ソ。ゲバラ、アジア・アフリカ歴訪。
1965年 ゲバラ、キューバから姿を消す。
1967年 ゲバラ、ボリビアで殺される(10月)。
1971年 カストロ、チリ・エクアドル・ペルーを歴訪。コスイギン、キューバ訪問。
1972年 カストロ、アフリカ・東欧・ソ連歴訪。
1974年 ブレジネフ書記長、キューバ訪問。米、海外の米企業の対キューバ輸出を解禁。中南米諸国、相次いでキューバと復交。
1975年 マクバガン米上院議員、キューバ訪問。
2015年 54年ぶり国交回復(7月20日)。国交回復にあわせて再開したワシントンの在米キューバ大使館に、キューバ国旗が掲げられた。キューバ移民も駆けつけて歴史的瞬間を祝った。
⇒ キューバについては、 「キューバ危機: キューバを舞台に1962年10月14日から28日までの14日間に亘って米ソ間の冷戦の緊張が全面核戦争寸前まで達した危機的な状況のこと」を通して知っている程度であったが、 「キューバとアメリカが国交を回復してキューバで花の栽培と研究に生涯をかけて、キューバの発展に貢献した竹内憲治という日本人が注目されている。」という報に接し、 「花と革命」を読むこととなった。
「彼は戦前アメリカの大富豪のもとで花の栽培を手掛け成功していたが、 太平洋戦争の勃発で、アメリカ側だったキューバ政府から収容所に送られ一時財産を失う。 しかし、 戦後キューバ革命を経て、 国家的な開拓事業を軌道に乗せた。 また、 花の品種や蘭(ラン)の品種改良を手掛けた。」
「革命直後は革命の父と言われたチェ・ゲバラが工業化を推進しようとしたのに意義を唱え、 『アメリカと国交断絶したキューバにとって大切なのは国民に食糧を確保することだ』と主張して対立したこともあった。 その後自分を信条に従って黙々と農場開拓に従事していた竹内は、 カストロ首相に認められて、 キューバを挙げて農場の整備が進められた。 彼の自伝『花と革命』を書いたときカストロは次のような最高の賛辞を贈っている。 “竹内氏は素朴さ、根性、繊細な感情、勤勉といった祖国日本の最も優れた美徳を兼ね備えていたが、 それらのすべてを帰化したキューバへの奉仕として捧げられた。 私は氏の人生の美しさの前に謹んで頭を垂れ、 今は亡き友の追憶に万感を馳せながら、 感謝の花束としてこの文章を捧げる”。」
⇒ 竹内憲治氏は1931年1月14日(29歳)にキューバの土を踏み、 爾来、 その地を去ることはなかった。 地主ミス・ロシータ(美人)に恋心を抱くも、 愛に発展することなく、 独身を通した。 『花』が氏の命であったように思える。 投獄されるも、 萎えることなく。
(2)明日の花
「花と革命」の最終章から、 氏のメッセージを引用して結びとしたい。
●私は今年で73歳になる。 なんともよく生きてきたものである。 青年期には結核にかかったり、 壮年時代には幾度か死線をさまよう病気をしたり、 こんな私が70余年間も、 とにかく生き続け、 働き通してきたことを思うと、 自分がつくづく、 いとおしくなってくる。 特別の信仰は持たないが、 人や自然に感謝したい気持ちでいっぱいである。
●44年前、 私はアメリカへ渡航する途中、 熱帯植物の姿を見ておきたくて、 ハバナの港で上陸した。 これが運命というか、 人間の縁ということか、 ほとんど半世紀をキューバで暮らすことになったわけである。
●ロザリオの開拓に見通しがついてからでも、 もう10年になる。 あの広いだけだった草原が、 今では6千ヘクタールの立派な農園に生まれ変わっている。 斜面の到る所が造成されて、 小さいながら綺麗な住宅が連なっている。 そこには年々子供が育ち、 病院や学校などもできて、 立派な村に発展しつつある。
●ソロアの植物園。 殊に幾棟も連なった蘭の展示場では、 まるで人生をもう一度やり直しているような気持ちにさえなってしまった。 ハバナに上陸して初めて出会ったオリエンテの山岳地帯の野生の蘭、 それから、 デンドロビューム、 ノビル、 ヴァンダ、 カトレア、 オンシジューム、 植物園で芳香を放っているこれらの花の一つ一つに、 私は人生を打ち込んできたのであった。
●それから農場へ出かける。 そこには私の百合ホーセ・マルティが、 見わたす限り咲き乱れている。 どの茎にもまっ白い花が重いほど付いていて、 朝の大気に香りを漂わせている。 虫がついたり、 折られていないかと、 私はゆっくりと歩いて見まわる。 遊びに興じる孫を見守ってやるような調子である。
●返事のたびに、 私はマガリータ(アメリカで生活している竹内氏の娘のような存在)をなだめるのに骨が折れた。 『クリスチャンの中にさえ、 タキ(竹内氏のこと)ほど他人のことを思い、 尽くしてやれる人間はいない。 口先だけの親切であって、 みんな利己主義に毒されてしまっている。 タキ(竹内氏)のように無欲で、 野心もなく、 全てを投じて貧しい人たちといっしょに生き、 助けてやれるような人は、 さがしても容易に見つかりはしません。 それに、 こちらにきてから、 働きながら勉強するのが、 どんなに大変なことか、 つくづく感じています。 でも、 あなたの娘は負けずにやってゆきますから、 心配しないでください。』 たくさんの手紙の中の語句を、 私はいまでも思い出すことができる。 今日は久しぶりに私のほうから書いてみよう。 マガリータは珍しく出来のよい娘だったし、 私のことを誰よりもストレートに心で理解のできる友であり、 自分の娘と同じような存在である。
●私が踏みしめているのは、 40年あまり、 変わることなく私の期待に答えてくれたキューバの土である。 ほんとうによく生きてきたと思う。 アクーニア氏をはじめ、 多くの知人と、 豊かな陽光に肥やされた大地に、 感謝を捧げ筆を擱く。
今回は以上です。 ご静聴誠に有り難うございました。
○本日のメッセージ
支援の輪 誠の気持ち 伝えゆく
思いは届き 愛の実践
援助の力を高め、 加速しましょう。 今も被災地の中で、 たくさんの方達が命掛けで懸命の努力をしてくださっています。 真剣に祈りましょう。 身体を張って救援活動に励んでくださっている方達に、 神さまのご加護があることをお祈りしましょう。 人智を超えたところで、 よりよい結果が報いられますよう大願しましょう。 この災害を通し、 一人ひとりの愛の実践が試されています。 一人ひとりの学びや氣づきのなかで、 多くの困難に対し愛の実践を行いましょう。 今が大事なのです。今こそ、 過去に学んだ大きな愛の実践を積んでください。
Thackery














