日常蹴辺 -7ページ目

日常蹴辺

身辺雑記

金・土・日で4試合。
さすがにしんどい。
今週は2試合。
来週は……考えたくない。
でも、そのために仕事してるのだ。
観戦記などは明日以降に随時。
ゲーフラつくれるかな。
今貼ってるバナーはよくないらしい。
違うの自作するか。
でもゲーフラもバナーもアイデア浮かばない。
はあ。

仕事のため、韓国戦の生中継を見られず。帰りに仕事関係の人たちと飯を食いに行ってもよかったのだが、妻が熱を出したというので帰ることにする。
しかし、家に夕飯があるかどうか確認すると、何もないらしい。

疲れた…腹減った…どっかでなにか食って帰ろう、と電車の中で思案。

そうだ。こういう時でなければ行けない店が、向ヶ丘遊園にあるではないか。

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ひさしぶりの二郎系、はじめての蓮爾登戸店。疲れていて気分がすぐれなかったけれど、10時間なにも食べていなくて空腹ではあった。小ラーメン野菜増し。しかしなんなんだ、この量は。
すでに豚切れだったのに、デフォルトでも十分過ぎる豚。これでもかと言わんばかりのもやし。名古屋の味噌煮込みのような極太面。すさまじい食べ物だ。こんなのをフミヒロ会長は常食にしているのか。

野菜と麺は残さず食べたものの、豚は一切れ残してしまった。負けた。勝ちたいとも思わないが。

帰ってきてからNHKの録画中継を見ている。すごいおもしろい試合をやっている。なのにうっかりネットで結果を見てしまった。うわあ、結果を知らないままで最後まで見たかった。またものしかかってくる敗北感。
この輝かしい戦績を見て欲しい。

8月8日 A3チャンピオンズカップ ○G大阪 2-0 千葉●

10月4日 親善試合 ●日本代表 0-1 ガーナ代表○

10月21日 J1第28節 ●千葉 1-3 大宮○

娘の大好きな阿部勇樹選手が出場する試合を今年3回見ているのだが、見事に阿部ちゃんチームの3連敗! これはオレの特殊能力に違いない。実験のため、平日のフクアリへ行ってみることにした。

会社を17時20分に出て、コンビニで買い物して……と思ったらレジで財布を忘れたことに気付く。また会社に戻ったりするロスがあり、遠い蘇我まで行くのに焦る。しかし、御茶ノ水を17時36分くらいに出発して、1時間後には蘇我に着いた。意外に近い。

当日券は自由席でも2000円! この平日の夜に、蘇我まで足を運ばせておきながら、天皇杯の4回戦に2000円を払わせようとはよい度胸である。後援会員じゃなかったら行きたくない。そもそも電車賃で1500円かかってるし。

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天皇杯4回戦@フクアリ 千葉─札幌戦

毎度のことながら札幌サポは多い。感心である。みんな2000円払ったのだろうか。

ナビスコの歓喜の余韻を残す千葉だが、リーグは終戦しているので、残すは天皇杯のみ。

千葉 3-4-3
     岡本

  阿部 中島 水本

   佐藤  クルプニ
水野        坂本

   羽生  山岸
     巻
────────────
   フッキ 相川

     砂川
西谷        加賀

   芳賀  大塚

  西島 曽田 西沢

     佐藤
札幌 3-5-2

札幌も同じく終戦しているのでベストメンバー。

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立ち上がりは予想通り。札幌が鋭い出足のプレッシングで千葉のミスを誘発し、そのまま素早い攻撃に転じるシーンが多い。先の川崎─鳥栖戦と同じである。個人能力で劣る部分を組織で補うとかいうレベルの話ではない。チーム戦術として当然のことをやっているまで。某ラモス監督にとっては当然じゃないのが悲しいが。

それでも、千葉はさすがに千葉だなと思わされたのは、フリーランニングで頻繁にポジションを変えることで相手の
守備にギャップをつくるといういつもの攻撃であり、相手のキーマンにはマーカーをつけるといういつもの守備であり、それを下部リーグのチームに対しても傲ることなく実行する、手加減のなさ。

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イクヲちゃんも言っていたが、J1とJ2のフィジカル差は大きい。昔むかし、イビチャ爺さんが言うことには、「ウチは小さい選手ばかりだ。」 ヤンツーが聞いたら怒るのではないか。

12分頃、またも水本が負傷。今回は初めからU-21に呼ばれていないのに。代わりに楽山が入り、左アウトサイドに。坂本が下がって阿部と二人でフッキ・相川を見るかたちに。楽山のサイドからかなりチャンスをつくる。逆にナビスコMVPの水野は精彩なし。前半はスコアレスで終了。

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後半、試合が急激に動いたのは、最初の15分を過ぎてからだった。63分、クルプニのミドルがポストを叩く。64分、好調だった砂川OUTで藤田征也IN。昨年の高円U-18でヴェルディユースが勝った準決勝にも出ていた、ユース出身の1年目の選手を、この場面で投入。65分、西谷が左サイドからクロス。坂本の前に競り出た相川がニアで合わせてゴール!

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その後も札幌に決定機があったのだが……でも、十分な結果だ。

●千葉 0-1 札幌○

21時過ぎの電車に乗るために蘇我駅へ急ぐと、背後のスタジアムからはすさまじいブーイングが鳴り響いていた。厳しいな。つい5日前はあんなに喜んでいたというのに。

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こちらのサポは喜びに寒さも忘れたことでしょう。
札幌は2トップの二人が目立っていたのはもちろんだが、僕の好きな大塚真司もよい仕事をしていたし、誰よりも加賀のパフォーマンスは見事だった。この試合だけ見たら、J1の強化担当者の食指も動くのでは。
2種のサッカーを観るたのしさを教えてくれたのは、「日々是ひしゃく」 に他ならない。当時は、素人なのにこういうサッカーの見方をしている人がいるのか!と衝撃的だった。
その後、素人ではなくてエルゴラ編集部に就職してプロとなった川端暁彦氏。不定期連載の「Grassroots Football」はエルゴラの中でも一番好きなコラムだ。

代表取材も多い川端氏だが、やっぱり2種ネタになると本領発揮、明らかに生き生きとしている。そんな彼が、出身県の神奈川の高校選手権予選について書いた記事にはだまされる。

エルゴラ10月25日号における、神奈川のピックアップ選手をそのまま引用すると、

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FW 武藤雄樹 (黄色の10番)
武相3年
169cm/63kg
FC湘南JY←FCシリウス
技あり、キレあり
緩急をつけたドリブルで切り込み役を担う武相のエース。テクニシャンが揃う武相の中でも、その存在感は一際輝くものがある。「もっと点を取ってくれないと」という大友監督の言葉は期待の裏返しだ。

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DF 松並大樹
秦野2年
183cm/69kg
渋沢中←渋沢SC
遅咲きの「素材」
中学時代は地区選抜にも入れなかった無名FWだったが、高校入学後にCBへコンバートされて才能が花開いた。今年の7月にはU-17代表へも抜擢され、確実に自信を深めつつある。堅守秦野の要。

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MF 永村知哉 (水色の9番)
桐光学園3年
172cm/68kg
ヴェルディ相模原←林間SC
高機動突破型
低重心からロケットのように飛び出すドリブルと柔軟なボールタッチを武器とするアタッカー。MF登録で、サイドでもプレーする選手だが、現在は2トップの一角を占める。桐光の命運を握る存在。

こんな風に書いてあるの読んだら見に行ってしまうよな。前日と同じ等々力競技場に、3連休の最終日もノコノコと出かけた。

高校選手権神奈川大会 準決勝@等々力
秦野 0(7PK6)0 武相

リスクをかけない戦い方が非難されがちなこの種のトーナメントにおいて、第一試合の両校が展開したパスサッカーは、望外の喜びだった。特に秦野がすばらしい。型にはまった攻撃の多い武相に対し、柔軟に状況を考えながらプレーしている秦野は、明らかに上のステージにいた。試合はPKまでもつれたが、勝ち抜くに相応しいチームだったし、全国の舞台でもこういうサッカーを見せてくれたら、神奈川県出身者としてはかなりうれしい。松並は手足が長くて、ポテンシャルありそう。安定していたが、まだまだ伸びるだろう。

桐光学園 2-0 日大藤沢

それに比べると、第二試合はいかにもトーナメントの高校サッカーで、最終ラインからの蹴り合いが多い凡戦になってしまった。帰りの人波の中で「最初の試合のがおもしろかったなー」という高校生の声が何度も聞こえたくらいだ。1点目はゴール前の混戦から。2点目の永村のミドルは凄かったが、「飛び出すドリブルと柔軟なボールタッチ」よりもシュート力のが目立ったかな。

大会パンフは600円なのに内容充実で大変よろしいのだが、入場料一般800円には驚いた。有料なんだったっけ? 神奈川県予選なんて見に来るの10年ぶりだから、昔がどうだったかも忘れてしまっているが。秦野のおかげで十分たのしめたので、全然OKではある。
12日の決勝もおもしろそうだが、その日はレッズランドか。。。

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祝・加入内定!なんだけどさ……選手権予選、負けちゃったのか。
このエントリー を読んで、おや?どういう意味だろう?と思ってはじめて、熊本協会のサイト で確認した。終わってるじゃん……。
今年度の選手権で一番たのしみにしていたのに。高円で見に行っておけばよかった。無理だったんだけど。

U-19を見ていても、以前から馴染み深い選手というのは、より愛着をもって見ることが出来る。森島然り、柏木然り。一方で、全然見たことのなかった河原とか、すごいおもしろい。園田にもそっちを期待しよう。
2年ぶりの等々力。山田うどんを食し気炎を上げる鳥栖サポ。

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06年11月4日 天皇杯4回戦
川崎 3-0 鳥栖@等々力

経営規模を考えたら、ヴェルディよりも鳥栖の方が順位が上なのはおかしい。ヴェルディはよっぼど無駄なお金を使っているのか、チーム作りが間違っているのか。それとも、松本育夫が優秀だということの証明なのか。

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(たいてい岸野がコーチングエリア前に出ていてかぶってしまうが、ようやく撮れたイクヲ氏の決めポーズ)

この日の前半の鳥栖の戦いぶりを見れば、松本監督の手腕を認めざるをえないだろう。J1屈指のタレントを誇るチームを相手に、ハードワークを厭わず破綻の少ないディフェンスで封じ込め、鋭いカウンターをちらつかせる、よく鍛えられた好チーム、鳥栖。
しかし、得点の臭いがしないのも確かだった。スペシャルな選手がいない。義希がスペースに展開したボールを受けるのが新居だったらもしや……。

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HT、新居投入。勇介とのマッチアップは血を見そうで迫力満点! しかし実際は、写真左に半分切れかかっている箕輪が新居をきっちりマークし、仕事をさせてもらえない。
松本監督はその後も、尹、髙地と続けて投入し、鳥栖の勢いが弱まりそうになるたびにカンフル剤を注入する。だがそんな努力も、傑出した個の力によって打ち砕かれてしまった。

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前半にも一本、バーを直撃したミドルを見せていた中村憲剛。左サイドから右サイドネット上部を揺らすゴラッソなミドルが、77分に決まった。
直前には、鳥栖がチャンスを迎えていた。濱田のシュートを吉原が左手一本でかろうじて弾き出し、鳥栖のCKがあった。そのターンオーバーからのフロンターレの攻撃で決められ、ここまで全力で戦ってきた鳥栖の選手たちは地面に膝をついた。

これで勝負あり。2点目・3点目は仕方ない。

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試合後、富士通時代からの生え抜きで松本監督の下でも働いていた高畠コーチと握手をかわす。その後は選手と共に、ゴール裏のサポーターへ挨拶。

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こうでなければサポに支持されないだろう。松本監督就任以降、鳥栖における選手リストラは凄惨を極める。誰もが認めざるを得ない彼のサッカーにかける情熱、仕事に対する献身と自負がなければ、もっと反発を買っているはずだ。
監督会見コメントも謙虚ながら気持ちがこもっていた。

そういえば前田秀樹もサポのことを考える監督で、試合終了後は選手と一緒に挨拶に行く(彼の場合はさらに出待ちのサポと試合の内容について話したり、食事会を開いたりまでする)。信頼はそういうところから生まれる。

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帰りの武蔵小杉駅ホームで、なにやら鬱陶しいポスターを見かけた。
11月。今年はまだ2か月残っている。なのに既に余生気分。10月中に終戦してしまうのはあまりにひどい。

でも、11月はすごい忙しい。見たい試合目白押しで、週末がすべて潰れる。今月に限っては、アウグス党党首 を超えてしまうかもしれない。

そんな11月の最初の試合は東京ダービー。10月7日の試合 を見ていないので、自分としては今年初ダービー。

06年11月3日 JユースサハラカップGL第4節
ヴェルディユース 0-3 FC東京U-18@ランド

午前中にトップの練習があった上のグラウンドで引き続き行われたことと、相手側観客が多かったこともあって、多くのギャラリーを集めての試合となった。
3節終了時点では、Fマリが3戦全勝で抜け出しているが、他3チームは1勝2敗で勝ち点で並び、得失点差でヴェルディは最下位という状況。相手がどうこうというのはもちろん気になるが、GL突破のためにも負けられない。

この日のヴェルディのスタメンはかなり本気度が高そうではあった。

      9征矢
   10河野   14成田

   7小林    6村杉
      8奥田

20石井 2笠松 18吉田 3落合

      16中根

試合自体も一進一退であったことは、内容充実の某サイト をご覧いただければわかると思う。
負けてこういうことを言うのはみっともないが、こちらにとってよいレフェリーではなかった。試合序盤の、ドロップボールの返させ方から「審判、あれでいいわけ?」と僕の隣りで疑問の声が挙がっていたが……。後になって、あれがこの試合の大きなヒントで、審判に気を付けながら進めなければならなかったことを悔やんでも遅かった。

25分過ぎ、吉田が負傷、担架でピッチ外へ。この日も抜群の対空能力を発揮していた彼が不在の間の空白。自陣でFKを与えてしまう。ボックス内の混戦で笛がなり、主審は驚いたことにペナルティマークを指さした……。
その後も、故意とは思えないハンドに対するイエローなど、独演は続く。だから、村杉の2枚目は気を付けてほしかった。

10人になってからも互角に戦ったが、中根がすばらしいセーブで弾いたボールを、見事なミドルでぶち込まれたところで終わった。

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明日の浦和 ─Fマリの結果を待つまでもなく、とてつもなく厳しい状況に追い込まれてしまった。

さて。クラ選、関東プリンスと、追い込まれてから奇跡的な底力を発揮してきた今年のヴェルディユース。最後の大会でまた奇跡を起こすことができるだろうか。

帰り際にすれ違ったキャプテン中根くんに「まだ2つある、がんばって」と声をかけると、「はい」と力強い声が返ってきた。彼らがこれから見せてくれるのは奇跡ではなく、真の実力のはずだ。絶対に、ここからすごいことになる。信じている。
このタイミングでこの企画! 英断? 蛮勇? ただアホなだけ?

ラモス監督に一言物申す!!
http://vision.ameba.jp/amusement/index.html

誰が考えたのか知らないが、おもしろすぎ! 日テレでは出ないアイデアだろう。ITばんざい!
アジアユースのネタバレは含んでおりません。
実況アナの櫻井健介が、武南→順大というサッカーエリートだったことを知り、すごくショックを受けています。
ウィキペディア:櫻井健介
録画で見る人は、櫻井がイランのことを何度「イラク」と言い間違えるかカウントしてみてね。