Cry For The Moon⑮
「ジュンスが好き…」
「…うん」
「友達なんかじゃなくて、最初から、ずっと好きだった」
顔は見えないけど、ユチョンは泣いてるのかもしれない。
「ユチョンが…好きだよ」僕はユチョンの背中に手を回し、優しくその背中を叩いた。
「離れたくないんだ…」
「だったら、もう、やめてよ…」
その身を切り、血を流しても…誰も癒されるはずはないのに…。
「…うん」
「友達なんかじゃなくて、最初から、ずっと好きだった」
顔は見えないけど、ユチョンは泣いてるのかもしれない。
「ユチョンが…好きだよ」僕はユチョンの背中に手を回し、優しくその背中を叩いた。
「離れたくないんだ…」
「だったら、もう、やめてよ…」
その身を切り、血を流しても…誰も癒されるはずはないのに…。
Cry For The Moon⑭
ユチョンは、すごく穏やかな優しい顔をしてる。
ずっと前、多分、初めてキスした時、そんな顔してたよね。
「ジュンスが好き」って言ってくれたのに、
僕は帰国子女の人ってこんなかなあってきょとんとしてたよね。
そんな僕を見て、仕方ないなって笑ってくれて…。
あの頃から、僕はずっとユチョンが好きで一緒にいたんだ…。
「ユチョン…」
僕の答えは決まっているんだ。
冷静に。
言いたいこと、言おう。
友達だもん。
ずっと一緒に頑張ってきた、大切な…。
そう思って、言葉をつづけようとしたら、悲しくもないのに、涙が出てきた。
僕は、拳を口にあてて、嗚咽をこらえようとした。
「ごめん、俺が無理」ユチョンが悲しそうに顔をしかめて。
「…Please…Don't Leave me alone」言葉と同時に僕を抱きしめた。
Cry For The Moon⑬
最悪…。
消え入りたいほどの恥ずかしさに体を小さくしていると、今更ながらユチョンがさっきまで着ていたシャツを羽織っていることに気がついた。
膝の上には、濡れたタオルが乗せて有る…。
「痛いって、言ってたからさ」
「…ありがとう」
「『友達』でしょ、当然」
ウィンクされても…困る。なんて返して良いか判らない…気まずい沈黙。
「俺だって考えるよ」
沈黙を先に破ったのはユチョンだった。
伏し目がちに言葉を探しながら話すユチョンの声は、掠れて甘い。
「俺じゃないほうが良いんじゃないかって」
「ユチョン…」
そんなこと、言わないで欲しい…。
「ね、ジュンス」
「何?」
「…俺と別れたい?」
消え入りたいほどの恥ずかしさに体を小さくしていると、今更ながらユチョンがさっきまで着ていたシャツを羽織っていることに気がついた。
膝の上には、濡れたタオルが乗せて有る…。
「痛いって、言ってたからさ」
「…ありがとう」
「『友達』でしょ、当然」
ウィンクされても…困る。なんて返して良いか判らない…気まずい沈黙。
「俺だって考えるよ」
沈黙を先に破ったのはユチョンだった。
伏し目がちに言葉を探しながら話すユチョンの声は、掠れて甘い。
「俺じゃないほうが良いんじゃないかって」
「ユチョン…」
そんなこと、言わないで欲しい…。
「ね、ジュンス」
「何?」
「…俺と別れたい?」