Cry For The Moon②
心に蓋をして、そのままにしておいたら…
知らない間にあぶくがたって…時々、びっくりするほど大きな音をたててはじけるんだ…。
「じゅんす??」
知らない間に眠っていたらしい。
目が覚めたら…ジェジュンヒョンのどアップ。
相変わらず綺麗な顔…。
どうしてこんなに綺麗なんだろ。
…きっと、心の中に余計なものが何もないからなのかな…。
「ごめんね、勝手に部屋に入って。でも、何回もノックしたんだけど」
「ううん」
僕はゆっくりベッドに起き上がった。ジェジュンヒョンも隣に腰かける。
目が合った途端、ジェジュンヒョンがくすっと笑う。
「なに?」
「何でもないよ」
「嘘!なに?」
「…ジュンス」
「?」
「顔が真ん丸で…お月様みたい」
「は~?」
「嘘々、赤ちゃんみたいでスゴクかわいいよ」
…前から思ってたけど、この人の感覚、変わってる…。
「…ジェジュンヒョン、なんか用があったんじゃ…」
「あ?えーっと、なんだっけ?…あ、そうそう。明日ね、ジュンスだーっけ、オフだって」
「僕だけ?なんでだろ」
「知らない。機材がどうって言ってたけど」
Cry For The Moon
ベッドに、くったりと倒れ込み、起き上がれなかった。
何か有った訳でも、何かされた訳でもなく…。
ただ、疲れていた。
昔から、あんまり好きじゃなかった。
目にする時…気味の悪い物を、体に彫り込むという、その行為に対する理解不可能な恐怖と…嫌悪感。
ただ、あの二人の体躯に見つけた時は…同じ物を見て、感じ方がこうも違うのか、我ながら驚いた。
片や痛々しさを上回る、有る種の神々しさ。
片や…正視出来ないほどの…嫉妬と敗北感…。
どちらも、おくびにも出さないように、蓋をして。
嫉妬の炎が消えるように…自分の心に蓋をした。
何か有った訳でも、何かされた訳でもなく…。
ただ、疲れていた。
昔から、あんまり好きじゃなかった。
目にする時…気味の悪い物を、体に彫り込むという、その行為に対する理解不可能な恐怖と…嫌悪感。
ただ、あの二人の体躯に見つけた時は…同じ物を見て、感じ方がこうも違うのか、我ながら驚いた。
片や痛々しさを上回る、有る種の神々しさ。
片や…正視出来ないほどの…嫉妬と敗北感…。
どちらも、おくびにも出さないように、蓋をして。
嫉妬の炎が消えるように…自分の心に蓋をした。